松山太夫LOVE!

今日、歌舞伎座昼の部に行って参りました!

ずっとずっと、ずーっと観たくて観たくて、願っていた「二人椀久」の
ずっとずーっと憧れていた松山太夫に、とうとう会うことができました。
今も、目を閉じなくても、その姿が浮かんできます。
涙が出るほど、幸せな一日。12月4日は、「二人椀久」記念日になりました。

松山太夫は、思い描いていた以上に、しっとりと柔らかくて
一瞬一瞬に、うるおいが満ちていて、水の精のように映りました。
妖艶で、豪奢で、品が良くて、こんな女性に出会ってしまったら、
こりゃ、椀久さーん、どうにかなっちゃいますねー、と納得しました。

いくつも驚きポイントがありました。

その1 舞台美術の変化に、おーっ!
その2 松山太夫が手にした紙の筒に、おーっ!
その3 打ち掛けや帯の美しさ、その見せ方におーっ!
その4 松山太夫の消え方に、おーっ!
(今日は松山太夫しか観ていなかったので、椀久さんすみません)

お二方の踊りが、可憐で、優しくて、モダンだなと感じました。
松山太夫が手を打つ時の音が聞こえて、嬉しくなっちゃったり。
「二人椀久」の曲を、先月から、毎日、聞いていたのですが
生の演奏と長唄を聞いたのは初めてなので、とても感動しました。
やっぱり名曲ですね。テンポが速くなるところからが特に好きで
自然にリズムに乗ってしまう身体の揺れをくい止めながら眺めていました。
夢を見ているようなひとときでした。

「幻武蔵」では、玉三郎さんは最後の方で登場されるのかな、と
勝手に思っていたので、のっけからのご登場にびっくり&喜びました!
淀君の霊は、今までに見たことのない怖さというか。
蛇や鬼、蜘蛛とは違う、人間の血が通っている怖ろしさ。
千姫を責めたてる時の口調が独特で、インパクト大!でした。

霧のような陽炎のようなスモークが立ちこめる舞台には
太い4本の柱があって、そこに映し出される葉っぱや炎の影が美しくて。
緩やかに回り続ける柱の見え方が変化することによって
次々、違う次元へ誘われていくような錯覚を覚えました。
武蔵の幻が12人登場するのですが、ハッと気づくと縦に
ハッと気づくと横に、と並び方が変わっていくのです。
緻密に計算されつくされた舞台構成はとてもシンプルで
想像力をかきたてられるのでした。
富姫の松也さんが堂々としていて声にも艶があって良かったです。

今日は、楽しみのあまり、朝からずっとハイテンションで、
夢の中にいるようなまま終わってしまった私の初日でした。
明後日の土曜日は、昼夜通しで行って参ります
今度は、気分を落ち着けて、じ~っくりと拝見してきたいと思います(できるかなー)

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No title

私もいびりの玉三郎さんが大好きです。
もっといびり倒してほしいくらい。
松也さん、堂々としていて、声がよく響いて、素敵でしたよね。
こんなに華のある役者さんだとは存じませんでした。
二人椀久は、突然のぎっくり腰でじっくり観られませんでしたのでまた何度か通いますぞ。
あ〜、歌舞伎座の近くに住みたい!

今週末は寒そうですね。
風邪引いちゃったら、しばらく通えませんから、
気合い入れて予防します。
桔梗さん、皆さまも、お体ご慈愛下さいませ。

大丈夫ですか。

フクギさん

いびりの玉さん、万野とはまた違う亡霊バージョン!
発しているものが強いですよね。怖いです。
見ごたえがありました。もっともっと観たい。

松也さんをちゃんと見たのは初めてのような気がしました。
とてもいい感じでしたよね。どちらのお役も。
その存在感に、ピカッと光を感じました。

それはさておき、フクギさんの腰が心配です。
お大事になさってください。そして、一日も早く完治されて
「二人椀久」をじっくりと観てくださいね。
腰にはエアウィーヴがいいです。これホント。

マスクをして、塩水でうがいをして、ゴールドの腹巻して
気合いで、風邪を寄せつけないようにしましょうね。

疑問符がたくさん

「二人椀久」のテンポが早くなるところは有名な見所らしく、初日は「待ってました!」という掛け声と、拍手が起こりました。

松山太夫の打掛の見栄(というのかどうか)のときは、初日は、きちんと拍手がありましたが、二日目はなし。

初日も客席は常連の方々が多いようで、二日目とは、拍手とか、掛け声とかが違っているようです。

玉三郎さんの金色の帯、豪華でしたねえ。
打掛は、初日に見たときは、南座で展示されていたのと違うような気がしていましたが、二日目に見たときは、ああ、これこれ、と思いました。いいかげんな記憶です。

「幻武蔵」、まだまだ、疑問符が頭の中に一杯あります。

たとえば、松也くん、小刑部明神から富姫に変身するとき、お化粧はどうやったのかしらん。後ジテでお姫様が鬼になって隈取を書き加えることはよくありますが、これ、逆パターンで、お姫様になって、隈がなくなっているんですよね。
重厚な鬘と一体になった透明のクマドリ仮面かなんかをはずしたとか?

しょうもない疑問なのですが。

ストーリー展開にも疑問がいろいろ。淀君は成仏できたのだろうかとか・・・

音楽の低い弦の音は、あれは十七弦? 琵琶? 「天守物語」かなんかでも聴いたことがあるような???

でも、玉三郎さんらしく、端正で幻想的な舞台でした。
淀君のお衣装は素晴らしかったですね。もっと普通の灯りでみたいです。

夜の部の客席は、いつもよりは中年男性が多いような気がしました。
荒事がお好きなんでしょうか。それとも、雲の絶間姫ファンの方でしょうか。

次回の遠征が今から楽しみです。

お座敷にあがらせていただく事、3回目です。
玉さまの公式サイトで、今月のコメントを読ませていただき、いろんな思いをかかえ舞台にあがられているであろうと察し、その上、また皆様の舞台の感想を読ませていただき、舞台をみることがなかなか出来ない私ですが、
まるで目の前に玉さまがおられるような気持ちになります。
玉さまと皆様に感謝です。

歌舞伎座

桔梗さん、土曜はいかがだったでしょうか。

私は、今日、絶間姫様にお会いしてきます。楽しみでどきどきです。

幻武蔵、椀久、とても良かったです。椀久は思い通り良かったですが、幻武蔵が予想外に面白かったです。最初は、怖いのやだー、と思いましたし、終演後は、うん?って感じだったのですが、じわじわ面白くなってきました。それにしても、あんな斬新な舞台を歌舞伎座で見るとは思いもしませんでした。渋谷のオーブとか、セットは小さいけれど、中野の小劇場で見るような舞台でしたね。

私は、日生の楊貴妃を見たときに、舞台セットが、コクトーの世界のようだと思いましたが、幻武蔵もコクトーの舞台セットのようだと思いました。(あまり、コクトーに詳しくはないのですが。印象で。)

ところで、玉様を引き取られたときのお母様のお喜びが書かれた文、見つけました。ネットで、志村ふくみ 玉三郎 と検索いただくとすぐに出てきます。

では、また、桔梗さんの観劇感想、楽しみにしています。お忙しいでしょうから、ゆっくりお時間があるときに教えて下さいね。

シューイチ^^

たまたまチャンネルを合わせたら、何と舞台稽古の玉三郎さんが。
アレルギーでぐしゅぐしゅの猛うさを哀れに思ってなのかしら・・・・
などど考える余裕もなく、ひたすらうっとり。^^
コメンテーターの方も、このまま玉三郎さんの舞台稽古を観ていたい、とおしゃっていました。ですよねぇ。
うふふふふ、お綺麗でしたわ。^^

あっ、番組は松也さんの取材でした。(笑)

疑問が解けたところアリ。

京にんじんさん

初日は常連さんが駆けつけるわけですね。
見どころをわかっていらっしゃる。

>松也くん、小刑部明神から富姫に変身するとき、お化粧はどうやったのかしらん。

前から3列目でがんみした結果、謎が解けました。
目の部分に、メイクをしてある4センチ幅位の鉢巻をしていました。
4日に観た時は、メガネのように見えていたのですが鉢巻でした。
頭の後ろで結んであるのですね。富姫になるとき、それをするっとはずして
目にはあらかじめ富姫メイクが施してあるのですね。
考えましたねー。一瞬で早変わり。
ほんじゃまーかーほんじゃまーかー富姫!(早野凡平じゃないからー)

淀君の衣裳が、青白い照明に照らされて
上手側からだとよく見えました。
十二単のように袖口が幾重にもなっていて
銀色の紋なのでしょうかね、模様がキレイ。
豪華ですよね。刑部大明神の打掛と色違いのような感じでした。

幕見は、お昼は12時50分位に着いたらすでに立ち見。
「幻武蔵」は売り切れの札がかかっていました。
「二人椀久」は、後ろのお立ち台も満杯でした。
どちらも早くも人気ですね。
「鳴神」の三幕目は、さすがに夜なので
始まるギリギリに行っても座れました。
仕事帰りの日課になりそうでキョワイ。
行ける限り幕見にも通いたい今月です。

どうぞ奥へ~。

ちょんぱさん

お座敷に来てくださり感謝であります。
なんなら泊まっていただいても(笑)
エアウィーヴのお布団をご用意しておりますんで。あはは。

>まるで目の前に玉さまがおられるような気持ちになります。

うれしいです。皆様の感想を拝見して
私も同じ思いです。

また、ちょいちょいいらしてください。
なんなら泊まっても(しつこい)

上と下で

すみれさん

日曜日にいらしたのですね。
私も、実は、幕見で参戦しておりました。

「幻武蔵」おもしろいですよね。
私のお隣で見ていたご婦人二人が
幕がしまってすぐ、「おもしろいね―――――!」って
声を合わせて唸ってらっしゃいました。
私も、心の中で、一緒に唸ってました。
観るほどに、深くなっていく感じ。
ジャン・コクトーの世界!何となくわかるような。
20年くらい前に放送されたNHKの「華 坂東玉三郎の世界」で
玉三郎さんのお部屋が再現されていて、
コクトーの絵が飾ってありました。
お好きだとおっしゃっていますね。
私もコクトー大好きです(聞いてないよ)

お母様が書かれた文章についても、
お知らせくださりありがとうございます。
お母様のお喜びが伝わる言葉ですね。
今になって、勘紫恵さんの踊りを拝見していないことを
悔やんでいます。

志村ふくみさんの言葉で
「 昨年「鶴の巣ごもり」をみせていただいた折、
真っくらな舞台に白い鶴の姿で浮かび上がってこられた玉三郎さんをみて、
咄嗟に、世界で最も美しい人を五人選ぶとしたらその中に入る方だと思った」
とありますが、「二人椀久」で最初にくるっと後ろを向いて
椀久さんを振り返るポーズを観た時に、世界で最も美しい人だ!と思いました。



いいないいな。

まるこさん

ええもの見はりましたなあ。
めっちゃ羨ましい。

舞台稽古の時の玉三郎さん、
生で拝見したいな。
舞台は一切、見ないんでしょうね私。
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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