「地唄三題」@八千代座

私が、日本舞踊を本気で観るようになったのも、
また地唄というものが存在することを知ったのも
すべては、玉三郎さんの舞台を観たことがきっかけでした。
それまでは、ほとんど無頓着で、目を向けていませんでした。

日本舞踊に対して、ざっくりとしたイメージがあって
友達に誘われて観に行ったこともあるのですが
私にとってはワクワクするものでは無かったのです。それが、
玉三郎さんの踊りに出会ってからというもの、
歌舞伎座はもちろん、南座であれば南座へ行って、
八千代座であれば八千代座へ行って、
何が何でもこの目で見ておきたいという風になりました。
芸術は、人ですね。

今回も、「地唄三題」を見せていただいて
しみじみと古き良き日本女性の心を感じることができました。
団扇や扇子や着物で顔を隠す。その姿に、
恥じらい、奥ゆかしさ、慎ましさなど、
昔の女性の心の細やかさ、愛らしさが溢れていて
なんて綺麗なんだろう、と思いました。
私の中には欠片もないものだから、余計に感動するのです。
心が形になる、という意味が、地唄を見ていると、とてもよく理解できます。

今年の夏に、佐渡の鼓童のECで、元ブルーハーツの梶原徹也さんが
ドラムを叩かれました。その時の、リズムを刻むド迫力さ、
エネルギーの発散の激しさ、すさまじさに、すごい吸引力で引き込まれたのですが、
舞台の真ん中で一人ドラムを打つ梶原さんの姿を見ながら
玉三郎さんの地唄を見ている時の、ぐいぐいと引き込まれていく感じを思いました。
梶原さんの外に向かっているこのエネルギーと同じ強烈なエネルギーが
玉三郎さんの地唄は、内に向かって放たれているのだ、と。
静かに、宇宙を感じさせてくださる、玉三郎さんの肉体には
想像を絶する負荷がかかっているのだな、と感じました。

「鐘ケ岬」を踊り始めて、50年になるのだと
玉三郎さんは口上で、サラッとおっしゃいました。
これもまた、想像を絶することだな、と思うのです。
サラサラと涼やかに、自然に、女性の心を感じさせてくださる
玉三郎さんの地唄は、やっぱり玉三郎さんの生き方
そのものなのだな、と思います。

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早い~

桔梗さん、お久しぶりです。

10月の万野さんや千代さんのお姿をくり返し、くり返し思い浮かべたり、皆様の八千代座のレポを読んで空想したりしているうちにもう12月のチケットが売り出されました。早いですねー。もう今年の玉三郎さん見納めの月になるのですね。

どの演目もどのお役も私にとっては初めて観る玉三郎さん。もう素敵すぎてひたすら「まだかな、まだかな…。来た来た来たーっ!ひぇーー、ほけーー、ゴクリ…。」状態です。
遠征はできなくて残念なのですが都内の劇場なら電車ですぐ行ける事がとても幸せです。
来月また玉三郎さんにお会いできます。今回の演目は「待ちに待った」と言うかたも多く本当に楽しみです(結局は毎回なのですが)

寒くなってきましたので皆様(私も)体調くずさないように、幸せな時間をまた共有させて下さいませ。

和の音色^^

子供のころから和の音が大好き。
踊りも大好き。

今習っている「島の千歳」は、玉三郎さんも舞われたことがあります。
品の良い名曲です。
どんなお役でも曲でも、玉三郎さん独特の気高さが輝きます。

越後方面は明日から冬です。もうすぐ雪の便りも飛んできます。
玉三郎さんのお身体も心配ですが、みなさんも風邪に気をつけてくださいね。




感じるっきゃない

〇〇〇〇〇さま

古き良き日本女性の心が
どういうものなのかは、私もわからないんです。
でも、わからなくていいと思うんです。
ただただ、ひたすら感じることしかないかも。
ただただア――、いいなぁ~って思ったことが
ずっと心に残っているんです。

おっしゃるように、年明けに映画を見たら、
きっと扉は開かれるはずですよーん。

お久しぶりぶりです。

ぴこさん

牛のように、何回も何回も
感動を反芻していらしたのですね。
しかも、ヨダレたらしながら。。。ゴクリ、ずるずる。
私はその上、鼻血まで。。。どぴー。

12月のチケット、ゲットされましたか。
私は、もう初日に何としても行きたかったのに
初日と翌日は、どうしても仕事で行けないことがわかっていて
安全な6日(土曜日)に行くことにしていたんです。
でもね、でもでもねー
歌舞伎会の発売でまたよせばいいのに
チケットをのぞいたらば、4日に
花道の横にとっても良いお席がありましてね。
4日なら、行けるかな、うー、行けるだろー、行ってしまえー
ええいやーポチッ、と、また、やっちまいました。
だから4日に行くんですよー嬉しいなー嬉しいなー
今から楽しみで楽しみで。
新作も松山太夫も雲の絶間姫も
あれこれ妄想しております。
待ちに待ったオンパレードですね。

寒くなってきましたね。
美味しいもの食べて栄養をつけて
この冬に備えましょうね。

気高さ

まるこさん

私も和の音が好きです。
ドミソーe-291じゃーんe-291
あ、これは和音か。

ホッとしますよね。
やっぱりDNAに組み込まれているのでしょうかね。

玉三郎さんの「島の千歳」は、拝見したことありません。
うー、聞くと見たくなっちゃうー。
ぜんぶ、ぜーんぶ、見たくなっちゃうよー。
欲張ってはいけませんね。
12月の「二人椀久」を見られたら、大大大大大満足です。
何も言うことはございません。ほんとーに。

玉三郎さんの佐渡も、明日から冬なのですね。
明日から冬、って言いきる、まるこさんも凄い。
気温がグググっと下がるのですね。雪はさすがにまだですね。

玉三郎さんが風邪をひかないように、
そして我々も体調を崩さないように、
全種類の神様にお祈りいたしましょう。

今だ夢覚めやらず

すっかりご無沙汰してしまいました。
八千代座で、玉さまをお近くで拝見し、ドキドキしていた時から、
もう2週間が過ぎてしまいました。
家に帰ってから、バタバタと日が経ちましたが、八千代座の玉さまと山鹿の町の情景を昨日の事のように思い出しております。

初めての八千代座は夢のようでした。
八千代座に行くのは、多分私にとってこれっきりと、1分1秒を大切に、至福のひとときを過ごしてきました。
舞台と客席の近さにドキドキし、枡席で見知らぬ人と玉さまの話に花を咲かせ、天井の絵を見ながら大正ロマンに思いをはせ、とてもゆったりとした時間を過ごしました。

そして、八千代座と山鹿の町の優しかったこと。
一人でフラッと入った喫茶店やお店で、「玉三郎さんの舞台はいかがでしたか?」
と声をかけられることが度々。
「素晴らしかったです」と答えると、「そうでしょう」と、山鹿の町の人々は玉さまのことを、誇らしそうに話してくださいました。
町の人たちが、玉さまを敬愛なさっていることを、肌で感じてきました。

千秋楽の次の日に、八千代座を見学してきました。
前日の鐘ケ岬で使用した桜の花びらを、昨日と同じように散らせてくださり、しっかりとひろってきました。
今は、お財布にお守りのように入れてあります。

桔梗さん、「蔓薔薇」見てきました。
残念ながら、いつも満員で入れませんでしたが、趣のある素敵なお店でした。
もしかして、桔梗さんがいらっしゃるのかしらと、懐かしい気がしました。

八千代座へ行く前は、「最初で最後」なんて思っていましたが、
帰って来てからは、あの町にもう一度行って、玉さまにお会いしたいと思うばかりです。
不思議な魅力を持つ劇場と町ですね。

桔梗さん、玉さまのいろいろな情報、ありがとうございます。
今だに、八千代座の余韻に浸っていて、どんどん玉さまから置いてきぼりにされていますが、桔梗さんのブログを頼りに、何とか玉さまについていこうと頑張っています。

思い出しますね。

文月さん

私も、毎週のように土曜日になると
あー、先週の今頃は八千代座にいたんだな、
あー、先々週の今頃は口上聞いていたんだな、
と思い出しては、ニコニコしてます(こえーよ)
いつまで続くのかな。先々先々先々先々先々週の今頃は~

>八千代座に行くのは、多分私にとってこれっきりと

いやー文月さん、また行ってると思います(笑)

山鹿の皆さんが玉三郎さんを大歓迎していらっしゃる
そのお気持ちが街からも八千代座からも伝わりました。
昔からの八千代座倶楽部の方が靴の袋を配っていらしたので
思わず「あ、いつもテレビで拝見しています」と
声をかけてしまって、その方もニコニコっとしてくださったのですが
そのあとの会話が続かず(笑)。みなさん総出で盛り立てていらして
温かいものを感じました。いつも、そうなんですけどね。

「蔓薔薇」に入れなかったのですね。
特に開演前のお昼どきは、混んでいるんですよね。
私は、終演後に行ったら入れて
お友達とワインとピザで乾杯することができました。
文月さんも次回はぜひ。

文月さんは、お財布に桜のはなびら。
私も、歌舞伎座で「鷺娘」の花吹雪をひろった時
お財布に入れていました。
みんな何かしらお財布に忍ばせている(笑)

いつも読んでくださってコメントもくださって
どうもありがとうございます。
そうおっしゃっていただけて何より励みになります。
私もついていけるようにガンバルゾーe-246
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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