千穐楽おめでとうございました。

行って参りました!
玉三郎さんの特別舞踊公演@南座へ。

正午前に南座に到着して、
地元グルメクィーンのおとらさん推奨のお店で
サザエの釜めし(おとらさんは鮎の釜めし)をいただき
出陣体勢は万全!とっても美味しかったです!

お店を出て、南座へ向かうあたりから緊張してきて
「ドキドキしてきちゃった、私が、出るわけではないのにね」と。

開演5分前、私の心臓はドクドクと激しく脈打ち始めて
身体ごと波打つように自分が揺れているのです。なんなんだこれはー。
静脈と動脈の血液が逆流?焦りました。

ついに幕が開いて、「鉤簾の戸(こすのと)」が始まりました。
丸団扇で顔を隠している遊女。顔は見えていないのに、その佇まいで、
絶対に美しい人であることがわかります。表情も見えるよう。
早くお顔を見せてちょうだい、と、じらされるのがまたいいんですね!

前半は、なぜか、男性の気持ちになって遊女をみつめていました。
なんて可愛いんだろう、なんてチャーミングなんだろう、って。
しぐさの一つ一つに柔らかい恋心が感じられて。

後半の「癪にうれしき、男の力~」からは、女性の気持ちになって
「いいなぁ、恋人と一緒で、いいな、いいなぁ」と、羨ましいモードに。

その研ぎ澄まされた舞いを見ていて、今回は「宇宙」を感じました。
無駄がすべて削ぎ落とされた玉三郎さんの美しい舞い姿は、
夜空に輝く満月がこの上なくシンプルな円形であることと
同じ意味を持つのではないだろうか、と思い至りました。
シンプルで、純粋で、そこに真実(心)があるということを
究極の形で見せていただいている驚異
畳一枚分のスペースで「宇宙」を表現してしまう玉三郎さん。

ふたつ目の演目は、「黒髪」です。待ってました!
幕が開いて、美しい屏風の前に立つ花魁が
あまりに美し過ぎて、永遠に動かないのでは…と思えました。
手鏡で自分の姿を映す時も、合わせ鏡で後ろ髪を映す時も
思い続けている恋人を見つめているのですよね。
その時の哀しい表情は透明で、
眼の前で展開している世界は、「心」そのもの。
そこには、「心」しか、存在していないというか。
艶やかな花魁の姿とは裏腹に、「心」だけ単色で描かれているよう。
こんな美しい世界を見たことは、ありません。冗談じゃなくて
本当に、「もう、死んでもいい」と思っちゃいました。
「こんなに凄いものを見れて、もう死んでもいいや」って。

正気に戻ると、やっぱり「鐘ヶ岬」を観たいから
まだ死ねない(笑)っと。

舞台がいくらか明るくなって、桜の花がハラハラと舞い散る中
清姫の軽やかな動きや可憐な表情に、私の心も浮き立って春になりました。
扇子をくるくると回す手さばきというのでしょうか、絶品ですね。
毬をつくときの表情やしぐさが少女のようで、ずっと見つめていたい!
「バンザーイ、君に~会えて良かった~!」と心の中で叫びました。
気持ちが明るくなって、心底ハッピーになりました。

「地唄三題」のまったく性質の異なる三人の女性の様子や、その心模様を
あんなに鮮やかに細やかにくっきりと描ききってしまうなんて!
幕が開くたびに、違う女性がそこに生身で生きているなんて!
幕間はたった20分しかないのに、なぜできちゃうんでしょう。
凄いことです(ため息)。感動に限界はありません。

カーテンコールを二回もやってくださって
世界一美しい玉三郎さんのお辞儀と、
玉三郎さんの笑顔を拝見できて、最高に嬉しかったです。

京都まで、玉三郎さんの地唄を観に行ってほんとうに良かったです!
たった5時間の滞在でしたが、心は、大富豪!
もう死んでもいい!です。でも、今日は鼓童「神秘」を観に行くのと
7月に歌舞伎座にも行かなくちゃぁいけないから、
まだ死ねません。(永遠につづく)

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身震いしそこないましたが・・・

桔梗さん、京にんじんさん、皆さんのあったかいレポートを拝見して、舞台上の玉三郎さんのお姿がすーっと思い浮かべることができました♪
ありがたいです!

7月の歌舞伎座で、富姫さんとお辰さんのお声が聴けるかと思うだけで、ちょこっとドキドキしてきました♡

楽日のカーテンコール

楽日の二回目のカーテンコールでは、不思議な間がありました。
いったん、拍手が止んで、静寂が広がりました。
ん、これは! ひょっとして! なんとなく、「口上」が始まりそうな気配がありました。
でも、ありませんでした。残念!
あるはずはないのですが、こんな静寂ははじめてだったので、つい、期待してしまいました。

大変結構な、ありがたい公演でした。

今からドキドキ

あんずさん

喜んでいただけて良かったです。
身震いは、これからいっくらでも機会がありますからね。
しかし、心臓のドクドクで身体が波立つようだったのには
自分で、驚きました。地震かと思いました。

7月もすぐに始まっちゃうと思うと
玉三郎さんには、もっと休んでいただきたいもんだ、と思います。
観ているだけでも体力って使うものですから
演じている玉さんは、グッタリのはずですよね。
歌舞伎座までは、ゆっくりされるでしょうかね。
きっと、されないんでしょうねえ。

ありました、ありました。

京にんじんさん

二回目のカーテンコールの時、
お辞儀をされた後でしたっけ、
不思議な間、ありました。

観客が、シーンとなって、
玉三郎さんも、一瞬静止して
瞬間、不思議な間ができましたよね。
私の頭にも「口上」という文字が浮かびました。でも、
それは、あるわけないよねえ、と。

いつもは玉三郎さんが、ちゃっちゃとしきられる気がしますが
何となく、見合ってしまう瞬間という感じでしたよね。
でも、そこが新鮮でしたね。

きっと、お客さんは、玉三郎さんの声が聞きたいなあ、って
思っていたのかもしれませんね。地唄は、声は聴けないですからね。
その念が、ああいう不思議な間になったのかも、しれませんね。

それにしても、感動的なひとときでした。

不思議な時間^^

南座に現れた不思議な時間。
何かが降りてきた?
誰?南座の怪人?
それとも・・・・・

素敵な時間でしたね。^^

シーン

まるこさん

拍手が止んで、
玉三郎さんも、ちょっと静止して
一瞬、シーン。

お辞儀をされるのを
みんなが、沈黙で見守るような
そんな瞬間でした。

今までのカーテンコールとは
趣の異なるひととき。

至福のひとときでございました。

遅ればせながら…濃密な時間でした❤

桔梗さん。
22日は夜から体調を崩して感想が遅くズレてしまいました。

前楽と楽日の舞台、感動しました。
玉三郎さん、ありがとう!
心が深〜〜〜く豊かになりました。
京都まできた界隈がありました。

>「地唄三題」のまったく性質の異なる三人の女性の様子や、その心模様を
あんなに鮮やかに細やかにくっきりと描ききってしまうなんて!

本当にそうですね。
それに尽きます。

カーテンコールのときに、微笑まれた時は、こちらまで幸せな気持ちになりました。
そして、この空間を共有させて頂いている喜びをかみしめました。

この2日間玉三郎さんにどーーーーっぷり堪能させて頂きました。
20日は3階席から舞台全体を。
21日はかぶりつきでガン見してきました。

また、宿泊した祇園のお宿の界隈に玉三郎さんのポスターがあちこち貼ってあり、そちらを拝見するだけでも気分が盛り上がってきました。⤴⤴

体調は無事戻りました。
次は27日を楽しみにしています。
(大学の講座だから、若作りして行こうかしらん)

せめて

ポスターが欲しい・・・・^^

大丈夫ですか?

はむぴょんさん

遠征のお疲れがドドドッと出たのでしょうかね。
行く前のテンションと、帰ってきてからのガックリで
体調も崩れてしまいますよね。
そんな中、コメントをくださって、感謝いたします。

上からと下から、両方ご覧になれて良かったですね。
上から観る地唄も、また素晴らしいことでしょうね。
ほんとに京都まで行ったかいがありましたよね。
私は勢いでチケット買って、結果、大大大満足でした。

やっぱり行くっきゃない!
行って後悔したことは、これまで一度もありません。

>カーテンコールのときに、微笑まれた時は、
 こちらまで幸せな気持ちになりました。

そうなんですよね、玉さんの笑顔、ニコッとされると
ほにゃにゃにゃーん、って心が和んじゃいます。
ハッピーな気持ちになりますよね。
黙って、かっこよし。笑えば、ほにゃにゃにゃーん。

27日も楽しみですね。

若作りですか!いいかもー。
でも飛ばし過ぎないでくださいませ。
また反動がキョワイ。なんてね。

実技があるかもしれないので
動きやすい服装で参りましょう。

欲しい欲しい

私も、ポスターが欲しい…
欲張り。。。

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見ますね!

〇〇〇さん

コメントちゃんと届いてますよ!
ありがとうございます。
玉三郎さんの南座千穐楽にいらしていたのですね。
いてもたってもいられず!すごーく、よくわかります。
夜行バスに乗って、いらしたんですね。

>明日は玉置さんの、冠番組第二回の再放送『玉置浩二ショー』が
 NHKBSプレで、23:45からあります。

教えてくださって、ありがとございます。
絶対に拝見します。録画もしますね。

『SONGS』も、録画しました。
東京タワーの外で歌ってたバージョンだったかな。
あと、俳優の小林薫さんと対談されていた番組も
録画しましたよ。あれも良かったですよね。
玉置さんは、いつでも真っ直ぐ!ですね。
それをコンサートで実感しました。

故郷楽団ツアーは、北海道なのですかね。
来月の玉三郎さんの歌舞伎座へ、もしいらっしゃれたら
ぜひ、いらしてくださいね。
お富さんも、お峰さんも、天下一品です。

私も、お財布と格闘しながら、通いたいと思っています。
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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