19日南座、参りました!

玉さんが上海からお帰りになった後の、
南座二回目の初日。かえり初日というそうですね。
ついにとうとういよいよ、待ちに待った
玉さんの舞踊公演に行って、参りました(降参)!

南座に入ると、熱気むんむんムン~
やはり、初日の雰囲気です。熱い熱い。
歌舞伎座よりもずっとこじんまりしているので
落ち着ける感じ。緊張が和らぎます。

ブーっとベルが鳴り、さあ、由縁の月。

スーーッと緞帳が上ると、すぐ目の前に、
背を向けた夕霧が立っています。
もう、この後ろ姿で、場内に、溜め息が漏れます。
はあ~~~~(私も溜め息)
うなじ、肩、背中、腰、すべてが美しい~。
後ろ姿で、夕霧の心のすべてを語りつくしているかのよう。

お着物は、玉さんの舞踊全集DVDの夕霧と同じです。
衣裳もですが、鬘が美しくて思わず見入ってしまいました。
まさに芸術品。病鉢巻きはしていません。
背景は、金色の屏風。いくつかの行灯。
手には、白地に赤い縁の扇。

ゆっくりと静かに、舞いが始まります。
首から肩、背中のラインが本当に美しくて、
舞いながらも、1本筋がピシッと通っていて
まったくぶれないのです。張りつめている身体。
S字のラインがきれいなまま、ずっときれいなまま。
目に、夕霧の切なさ、哀しさが溢れていて
思いが迫ってきます。苦しいくらいの表情に映ります。
あなたと私の縁は、世界中の誰にも負けない強い絆で結ばれているのだから、
そんな強い意志を、あくまでも毅然とした姿勢から感じます。

昨日は、運良く最前列のセンターの席だったので
すぐ前に夕霧がいて、まったく視界を遮るものが無かったので
まるでお座敷のすぐ目の前で玉さんが踊っているかのような
そんな錯覚に陥って、贅沢だ~何て贅沢なんだ~~~~~
異次元の夕霧ワールドに誘われていきました。
本当に鼻血が出そうなくらいでした。(すみません、こんな表現で)

扇をくるくるっと何回か回すのですが
指でその扇を止める時の美しさとその間が絶品。
くるくる~ピタッ、くるくる~ピタッ、と。
細部まで見事にシャープで綺麗!!
細い指先を見ながら、玉さんならではだなあ、と。

10分ちょっとの踊りですが、濃密で深遠で、
すごーく濃い時間が過ぎていきました。

ゆっくり汐が引いて行くように、すーっと自然に幕。
終わってからの余韻は、ひとしおでした。

あ~、やっぱり飛んで良かった~来てよかった~
幕間、お友達とお話しながら、しみじみ思いました。
でも、次の墨染で、さらにさらに感動は深く、、、
まだ、波に揺られているように思いに浸っています。
ゆっくり感想を書きたいと思います。




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うるうるうる

桔梗さん、お帰りなさいませ。
一緒に鼻血を出したかった・・・・あれ?
違った、一緒に玉三郎ワールドに落ちていきたかったです。(泣)

玉さんならでは・・・・
そうなんですよね。誰にも真似できない世界。
うるうるうる。。。。。。
観たかったなぁ・・・・・

たらいま~(ふぬけ状態)

まるこさん
一緒に鼻血を出していただきたかった。。。

観れば観るほど、ただものじゃない!玉三郎さんに
またしてもノックアウトされて、帰って参りました。
きっとまた墨染おやりになると思いますから
その時はぜひ、一緒に鼻血三昧いたしましょう。

連れ鼻血・・・・

桔梗さん、気を確かに!

”観れば観るほど、ただものじゃない!玉三郎さん”
だから心配なんですわ。
天上に帰ってしまわないかと・・・
ね、心配でしょ?
人間ですよね・・・・どきどき。

鼻血ダブル

まるこさん

玉さんは、人間ではありませんでした。
次の感想で、その様子を詳しくお知らせします。

人間ではないけれど(決めつけ)
ずっとずっと人間界にはいてくださると確信しております。
そして、希有な舞台を見せ続けてくださるでしょう~。

17日には、京都芸術造形大学の学生に
講義をされたようですよ。
演技の基本について。
学生さんたちが羨ましいです。
潜り込みたくても、学生にはなりすませない。。さすがに。
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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