ターナーの絵具箱

玉三郎さんのお好きな画家、ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの
画業をたどる回顧展が、今、上野の東京都美術館で開催されています。

先月、玉三郎さんが朝日新聞にコメントを寄せられた
すぐ後に、鑑賞して参りました。

ターナーの大きな絵を前にして、しばし脳が浮遊してしまいました。
ふわーっときらめく自然光の差し込みを見ていたら、
額縁が窓枠のように思えてくる不思議。

なかでも自分が特に好きだなぁと思った絵は、
「月光」「ノラム城」「グリゾン州の雪崩」「スカボロー」
「イースト・カウズの岬の沖合の船舶」「ルーアンの帆船」「ヴェネツィア、月の出」
「サン・ベネデット教会、フジーナ港の方角を望む」「ビギニング」
「風下の海岸で砕ける波、マーゲイト」「湖に沈む夕陽」などなど。特に、が沢山。

平面ではないような、まばゆい光の空気感というか。
眼の前で、幻が渦を巻いているような感じというか。
絵の感想を伝えるのも、とても難しいですね。
玉三郎さんの舞台と同じで、見入っていると
自分の魂があっちの世界へ飛んでっちゃうような。

会場の隅に、ターナーの絵具箱が置いてあったんです。
260年以上も前のものなのに、つい昨日まで使われていたかのような
ターナ‐さんの息吹が感じられる汚れ具合や傷み方で
ウルトラマリン、ヴァ―ミリオン、クローム・イエローなど
ターナーさんお気に入りの色がそこにありました。
これを使って、あの絵たちを描いていたのかぁ…。
またまた意識が飛んでしまいました。

帰り道、あの大きな絵が、家にあったらいいなぁ、
なんてことを妄想しながら地下鉄のホームに行くと
眼の前には、ジャジャーン
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ターナーさんもいいけど、

やっぱり

ターマーさんがいいなぁ。あはは。

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急がなきゃ

桔梗さん、行ってらしたんですね。もうあと2週間あまり。
急いで行って来なくっちゃ。

急げ―!

フクギさん

まだ大丈夫と思って、何回も、
「あー終わっちったよー」経験があるので
ターナーさんは、早いとこ行っってきました。
生の絵はやっぱり素晴らしくて
二回目も行きたいと思っているところなんです。
なんて、余裕かましちゃったりしてね。
でも、なかなかターナーさんの集大成の美術展は
ないので、見逃しちゃなんねーですよ。

フクギさん、お急ぎください。

間に合わんが・・・

ターナーさんには間に合いまへんわ。

でも、でも、まるぽんも、たーなーさんより、たーまーさんですのよ。^^

口伝えで

まるぽんさん

私が、ターナーさんの出品リストを見ながら
絵を口伝えで(口うつしじゃないのでご安心を)
ひとつひとーつ、お伝えしましょう。
ちょっとお時間とっておいていただければ。
(えっ、絶対イヤ?)

今回、作品についての解説を聞きたくてイヤホンガイドを借りたら
辰巳琢郎さんがナレーターだったのですが
役者さんでいらっしゃるせいか、全体にドラマティックモードというか
サラサラーっと聞けなくて、声が気になっちゃっていけませんでした。
辰巳さんがいけないわけじゃないんですがね。
「伊勢神宮展」の時は、ナレーターが美輪明宏さんで
これは面白がって借りてみたのですが
「伊勢↑↑↑神宮の↓↓↓~」と抑揚があり過ぎて(笑)
三輪さん節になっていて、やっぱり集中できませんでした。
ターマーさんがナレーターだったら最高ですけど
声ばかり聞き入ってしまって、何回も聞き返したりなんかして
きっと絵なんて見ちゃーいねーってことになちゃいますね。

イヤホンガイドは、普通の声の、普通のナレーションがいいみたい。

プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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