「ピーターと狼」を、台風の夜に。

今、ハマっていて、しょっちゅう聴いちゃう(見ちゃう)もの。それは、
玉三郎さんがナレーションをされている「ピーターと狼」です。

私が見ているのは、平成9年頃のお正月にNHK教育テレビで放送されたもので
プロコフィエフの「ピーターと狼」の音楽劇(役者さんと人形劇)の映像に、
玉三郎さんの語りがのせられているものです。

指揮はクラウディオ・アバドさんで、演奏はヨーロッパ室内管弦楽団。
アバドさんが、日本版の語りは、ぜひ玉三郎さんに!と依頼されたのだそうで
人形や役者さんの動きや表情の面白さと、玉三郎さんの語りの楽しさが
この音楽とぴったりと合っていて、心くすぐられて、何回見ても笑っちゃうんですよ。

「なんて静かなんだろうねっ」(小鳥のさえずりの声で)
「あちらの池でひとつ泳ぎをたのしみましょう」(鼻をつまんだようなあひるの声で)
「鳥のくせに飛べないなんてっ」(超ウルトラ早口の小鳥の声で)
「鳥のくせに泳げないなんて」(鼻から抜けるようなあひるの声で)

と、玉三郎さんの声色が役に合わせてくるくる変化して、
その後で、ひょうひょうとした地声の語りがあって、
可愛いピーター少年に、玉三郎さんご自身も声援を送っているよう。

玉三郎さんのユーモアとユニークさが充満していて
とにかくクセになる面白さ。

子供たちがこれを見たら喜ぶでしょうね。
でも大人が見ても感動ものです。

最近、玉三郎さんの語り版CDが再販されました。
一度聴いたら、十回、二十回………もっともっと
台風の今宵もまた聴いて、こみあげてます

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映像は、DVDがあるのですね。LDかな。
peter02.jpg

あばど

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ご無沙汰でした

そう言えば書き込みは久しぶりでしたv-422
ピーターと狼 このCDを教えていただいた時は、私も毎日聞いていましたv-344 とにかくおもしろくて楽しくて
その後色々な人のCDを聞いたけど、こんなに多彩な登場人物はなかなかないですね、
その頃は映像があるのは知らなかったんです。

もう一つオススメは、玉様のシャンソンのCD、これも毎日聞きました。v-353

そう言えば、コンサートももうなさらないのでしょうか、せめてCD出して欲しい

プロコフィエフ♪

私の大好きな作曲家の一人で、ピーターと狼も大好きな作品の一つで…。
(玉三郎さんは出て来ないけれど、
英国ロイヤルバレエ学校バージョンがキュートで癒されるんですよ)

言の葉コンサートが恋しくなっていたところだったので、
桔梗さんの生活の知恵!?に感謝です。
あとで購入します~。

クラウディオ・アバドさんは、胃がんを克服されて今年は傘寿なのですね。
1933年6月26日ミラノ生まれ。
アバドさん、玉三郎さんにラブコールを送られたんですね。
どんなご縁でだったんでしょう…!
女形の玉三郎さんをナレーションにって。

お待ちしておりました。

ムジコさん

お久しぶりです。
楽しいですよね「ピーターと狼」
玉三郎さんのナレーションは独特の雰囲気があって
やわらかく包むような、やさしく突っつくような
何ともいえないおかしみに溢れていますね。

ゴム製の人形たちは、バッハ、カラヤン、小澤征爾、
バーンスタイン、メータなど音楽家や英国王室を
パロディにして創りこんでいてとっても愉快です。

もちろん!玉さんのシャンソンのCD
「一寸おたずねします」も買いました。
こちらも、よく聴いています。
声が今と、ちょっと違うように感じられて
そこから醸し出される雰囲気もこれまた独特でe-78

岩谷時子さんの訳詞の10曲が入っていてその内訳は

1、愛の幕切れ
2、パダム、パダム
3、アプレトワ
4、雨傘
5、一寸おたずねします
6、待ちましょう
7、ろくでなし
8、コメディアン
9、詩人が死んだ時
10、夢の中に君がいる

今、聴きながら書いてます。

玉三郎さんのシャンソンはドラマティックで
情景がふわぁ~っと浮かんできます。
相当歌い込まれているような気がいたします。

どれも好きなんですけど、私は特に
「詩人が死んだ時」が大好きです。
情感がたっぷりで、ちょっと哀しくて
透き通っていて、お星様が見えるのです。

あと「コメディアン」もいいなあ。
軽快で、楽しくて。
コメディアン、ミュージシャン、マジシャンe-343
私は、玉三郎さんの「ミュージシャン~」の発音が
大好きなんですよ。シャン~のところが特に、グッとくるんです。あはは。
「明日は月の上で」でも「ミュージシャン」という歌詞がありますが
コンサートで聴いた時に、あ~やっぱりいいなぁ~と。
玉さんの「ミュージシャン発音」フェチです。ははは。

いつかコンサートで歌っていただけたらいいな。
また玉三郎さんのナマ歌が聴きたいですね。

そうなんですか。

くるりんさん

プロコフィエフは私も好きです。

>英国ロイヤルバレエ学校バージョンがキュートで癒されるんですよ。

へえ、こちらは知りませんでした。聴いてみたいです。

アバドさんはナレーションも音楽の重要な一部と考えていらしたそうで
このCDの発売国ごとにナレーターを厳選されたそうです。
スティングとか、イタリア語版では俳優のロベルト・ベニーニが
語っているそうです。凝っているんですね。

オリジナルの台本はプロコフィエフご自身の作だそうで
日本語版の台本は岩谷時子さんが訳されているのです。その辺も、
玉三郎さんとの繋がりがありますね。アバドさんの人選、大正解。

>言の葉コンサートが恋しくなっていたところだったので、
 桔梗さんの生活の知恵!?に感謝です。

生活の知恵に、大笑いしました。
でしょー、玉さんが恋しくて恋しくて
いろいろ頭をひねって?心を満たしているわけですね。

玉さんのナレーションは絶品です。
これからも、いろいろやっていただきたいですね(注文ばかり)

博多座アマテラス 評

朝日新聞から抜粋しますね

歌舞伎女形最高峰.坂東玉三郎と世界的太鼓芸能集団鼓童のアマテラスは限りなく創造的で演劇的だ。

筋は、おなじみの神話をさらに端折って実にシンプル。しかし舞台はアイディアにあふれていた。

闇の中、神々が打楽器を打ち鳴らし、互いの音をさぐりあうのは歌舞伎のだんまりを想起させる。音は音を呼んで共鳴し、やがて洪水のような打楽器の宴となる。パフォーマンスは質.量ともに圧倒的で
フォーメーションも巧み、限界まで身体をいじめてみせる演出も心憎い。

これに加わるアメノウズメの踊りは旧来のダンスの型を逸脱して新しいが、なぜか、これぞ古代と思わせる説得力がある。

最後にアマテラスが登場し、音の洪水は光の洪水に変わる。音と光は変換可能なのだという発見!

玉三郎と鼓童はともに伝統芸能の伝承者だが、これは伝統をかなぐり捨てた創造の劇である。その創造の道のりは、どれほど気の遠くなるようなものであったろう。

岩屋戸から出てきたアマテラスが、八百万の神々にいかにも温かい視線を送るシーンがある。そのまなざしは、10年以上も成長を見守ってきた鼓童のメンバーに向けられる玉三郎のそれと重なってくる。なんと演劇的な仕掛けだろう。

客席は超満員。観客は何度もカーテンコールをもとめた。

すばらしい

すみれさん

朝日新聞からの抜粋を送ってくださり
ありがとうございます。

この記事を書いた方にブラヴォー!

>舞台はアイディアにあふれていた。
>音の洪水は光の洪水に変わる。
 音と光は変換可能なのだという発見!
>その創造の道のりは、どれほど気の遠く
 なるようなものであったろう。
>アマテラスが、八百万の神々にいかにも
 温かい視線を送るシーンがある。

などなどなど
細やかに見ていらっしゃるんだなあと、
いたく同感いたしました。

伝説の舞台を観ていた時も
太鼓の音が光の乱反射に感じられて
イメージが合致したんですよね。

アマテラスを観ていて、一番印象に残ったのは
やはり愛情の深さでした。
演出の思いの深さというのでしょうか。

カーテンコールも盛りあがっているのですね。
博多座行きたい病が、さらにさらに悪化いたしましたよ(笑)。
うれしい悪化です。

ありがとうございました!

玉三郎さんの声^^

今度はどんな声にしようかって、きっと楽しく演じていらっしゃるんですね。
だから、聴いている方も浮き浮きしちゃうんだ。

玉三郎さんの声も、みんなを癒してくれます。^^

かわいい♪

なぁんて言うと失礼ですが、お声がかわいくってe-349
ピーターやアヒルなど…どんな表情で録音していらっしゃるか目に浮かべ思わず微笑んじまいます。e-349

STINGの映像はようつべにあるのでご参考までに。
音を消して、TAMASABURO版を聞くのもいいかもしれません。

<a href="http://www.youtube.com/watch?v=jzjIlni8_qg">STING版</a>

(これでリンクできるかしら)

連投失礼をば

すみれさん、

ありがとうございます。いい記事ですね。
感動の舞台がありありと蘇ってきます。
東京オリンピック開会式の幕開けはこれで決まりでしょ!
~と勝手に思い浮かべたりして…

ウキウキうっきっき―

まるこさん

そうそう、すごーく楽しんでやっていらっしゃるように
思えます。
たぶん、緻密にいろいろ思考されて、専門的な
技術をてんこ盛りでやってらっしゃると思うのですが
そういうのを感じさせないところも凄いですね。

もちろん楽しんでやっていらっしゃるんでしょうね。
浮き浮きしちゃいます。

声も独特ですよね。
ソフトで、ニュアンスがあって、変幻自在。
小鳥の超ウルトラ早口で、
「11月は金丸座でアマテラス幻想だからくるんだよ」
なーんてお喋りしていただきたいな。

ありがとうございます。

ゆの字さん

スティングの映像があるのですね。
そうそう、これです、拝見できました。

アヒルの時はアヒルの表情で
小鳥の時は小鳥の表情で
玉さん、やってらしたんでしょうかね。

ますます楽しくなっちゃいます。
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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