待ってました!京にんじんさんっ。
11日に関西限定МBSで放送された特別番組
坂東玉三郎×鼓童「アマテラス スペシャル」
をご覧になられた地元クィーンの京にんじんさんが、
くわしく詳しく番組の内容をコメント欄に送ってくださいましたので
こちらでも、ご紹介させていただきますね。
































ご案内のとおり、MBS制作の番組でした。
適当にまとめたりはしょったりしながらのレポートです。
進行は、MBSアナウンサーの山中真。赤坂での舞台を観劇して、熱気におどろき、引きこまれたそうです。
赤坂ACTでの舞台映像、満員の観客席、カーテンコール、観客のインタビューなど、新しい映像も盛りこまれていました。
8月3日、京都は八坂神社に成功祈願に訪れたときに収録したものでしょう。玉三郎さんの柏手が神社に響き渡る映像もありました。
「歌舞伎美人」でも、紹介記事がありました。
三人揃っての写真は、八坂神社のなかの「悪王子社」(素戔嗚尊の荒魂を祀っている)の鳥居の前と思われます。インタビューのときのファッション(サンダルも含む)も同じです。愛音さんはワンピース姿。
http://www.kabuki-bito.jp/news/2013/08/post_873.html
〇にんにく注射
小田さん、にんにく注射をされたのだそうです。1回だけですが。
玉三郎さん、ハードな稽古をしている小田さんに、「舞台にでると三倍くらい力がいるからね」と予告していたところ、実際に舞台にあがると、三倍どころではなくて、小田さんいわく、「楽日には、力が入りすぎて、ふらふらになって、ビデオみたら目がまわってた」。でも「チーンと鳴ったらあそこを見る、と言われてたので、見ました」
山中アナに、にんにく注射なんかは? と問われて玉三郎さん、「そんなのはしないで、ペース配分はうまくいって、みんながベストの状態でできるかなと気づかってました」
玉三郎さんの「今月のコメント」にもありましたが、赤坂公演で立ち見が続いたのは、とてもうれしかったのだそうです。3か月もの公演なので心配されていたとのこと。
〇初参加の愛音さん
玉三郎さん評「いつも元気で、いい意味で変わらなくていられる女性って、めずらしいんです。いまどういう位置にいたらいいか、本能的に知っている、そうでないとやっていけないんです」
愛音さん「はじめはどきどきしたけれど、歌舞伎、鼓童、宝塚とは修行を経るという意味で共通点もあり、早くお稽古したいと思いました。(公演では)気の入った音で踊れて、心が震えました、はじめての経験です」
小田さんも、玉三郎さんに「いい意味で変わらない」といわれて、山中アナに「いい意味、がついていて、よかったですね」とちょこっといじられていました。
〇「イントレ」
初演のときとの違いを問われて、玉三郎さん、「初演のときは神話だからって、重く重くはじめました。「あかつき」(小田さん作曲)を聴いたとき、これが始まりでいいと気づいて、使いました。初演のときよりも、軽い感じになりました」
「イントレをやめて、やらかい感じにしようと布で表現しました。意外とそれが、布で迫力がでたと言ってくださいました」
「イントレ」がわからなかったので、調べてみました。「鉄製パイプを使った組み立て式の足場」とありましたが、語源がアメリカ映画「イントレランス」とは知りませんでした。映画の撮影現場で使ったのを、映画のタイトルで呼ぶようになったのだそうです。
http://www.moon-light.ne.jp/termi-nology/meaning/intore.htm
〇職人・玉三郎
山中アナの「玉三郎さんのお立場は、役者、演出家、芸術家、職人・・・どれが」に対して、玉三郎さん、「職人がいちばん大きいです」と即答。
上からモノを言っているだけでは、自分の成長がないという玉三郎さんに、「まだ成長をお考えですか」と驚く山中アナ、「まだちょっとしたいかなって」と玉三郎さん。
愛音さんが、振付のKAZUMI-BOYさんに「もっとないですか、もっとおっしゃってください」と意見を求める謙虚な玉三郎さんのエピソードを紹介していました。動くKAZUMIさんを見ることができました。
〇セリフを削る勇気
最初の段階ではセリフがあったのだそうで、「だんだんなくなっていった」とのこと。山中アナが「削るのに勇気がいったんじゃないですか」。答えは、「勇気はいらなかったんです。これしかできなかったんです(一同笑)」
「どれくらい、太鼓と打ち手で物語がわかるか、光と水が戦うところも布で視覚的に見えれば、言葉で言う必要はないんです」と玉三郎さん。
「神話って、読んでもわからない」と玉三郎さん。「古事記」で、現代語訳の武田恒泰先生は、「神様の名前はおぼえなくてもよい」と書いておられましたが、たしかに、ややこしくて、とてもおぼえていられません。
〇神様失格!?
山中アナが「神様を演じるのはどういう気持ちでしょう」に、玉三郎さん「神様然としてるとつまらない、神様っていっても、人間臭いところがあるように描かれていて、欠けてるところがある、滑稽なところを持っている神様たちでないといけない、だいたい、アマテラスだって、気に入らないからといって怒って、この世から光を失せますっていって、ウズメが踊ったからといって、のぞいてるわけでしょ、神様としてはちょっとね」、小田さん「失格よ」とつぶやき、玉三郎さんも「失格よね」。山中アナ「そういう見方をすると、親近感もわく、ということですね」
〇不思議な経験
山中アナの「とても不思議な経験をさせていただきました」に対して、玉三郎さん「自分がどんなものをつくったのかよくわかりませんが、(愛音さん、小田さんをみて)不思議な世界よねえ」
〇南座の公演
山中アナの「南座の公演が最後になりますが、さらに完成度の高い舞台を期待していいでしょうか」に、玉三郎さん「ハイ、6年前の南座公演でも太鼓の音にお客様がとてもノッてくださいました」
南座公演のチケットをお持ちの方はご承知のとおり、座席表をみると、今回の公演では、花道がなくて、座席も中央ブロックは3列から始まっています。
迫力が増すことでしょう。楽しみに待ちたいと思います。
































にんにく注射という響き、凄まじいです
血液に直接にんにくエキスを注入するのでしょうか。
うー効きそう
というか、ちょっと怖い。
知人は、ビタミンCを点滴で、定期的に血管に入れているそうで
この点滴の後でお酒をしこたま飲んでも二日酔いしなかったそうです(そんなためかよ)
ほぼ一ヵ月も、あれだけの舞台を全身全霊でやり通す
気力体力集中力は、想像を絶するものがありますね。
石塚スサノオ様も、にんにく注射をやってらっしゃるかもしれませんね。
アマテラス様は、にんにくではなくて
真珠をお酢に溶かして飲んでいらっしゃることでしょう。
(クレオパトラや楊貴妃や西太后もやっていたそうです)
博多座でも立ち見席はあるのでしょうかね。
今月は仕事が忙しくて遠征はあきらめているのですが
立ち見でもいいから、にんにく注射を打ってでも(笑)
突撃弾丸日帰りツアーで観に行きたくなりました。
京にんじんさん、どうもありがとうございました
坂東玉三郎×鼓童「アマテラス スペシャル」
をご覧になられた地元クィーンの京にんじんさんが、
くわしく詳しく番組の内容をコメント欄に送ってくださいましたので
こちらでも、ご紹介させていただきますね。
































ご案内のとおり、MBS制作の番組でした。
適当にまとめたりはしょったりしながらのレポートです。
進行は、MBSアナウンサーの山中真。赤坂での舞台を観劇して、熱気におどろき、引きこまれたそうです。
赤坂ACTでの舞台映像、満員の観客席、カーテンコール、観客のインタビューなど、新しい映像も盛りこまれていました。
8月3日、京都は八坂神社に成功祈願に訪れたときに収録したものでしょう。玉三郎さんの柏手が神社に響き渡る映像もありました。
「歌舞伎美人」でも、紹介記事がありました。
三人揃っての写真は、八坂神社のなかの「悪王子社」(素戔嗚尊の荒魂を祀っている)の鳥居の前と思われます。インタビューのときのファッション(サンダルも含む)も同じです。愛音さんはワンピース姿。
http://www.kabuki-bito.jp/news/2013/08/post_873.html
〇にんにく注射
小田さん、にんにく注射をされたのだそうです。1回だけですが。
玉三郎さん、ハードな稽古をしている小田さんに、「舞台にでると三倍くらい力がいるからね」と予告していたところ、実際に舞台にあがると、三倍どころではなくて、小田さんいわく、「楽日には、力が入りすぎて、ふらふらになって、ビデオみたら目がまわってた」。でも「チーンと鳴ったらあそこを見る、と言われてたので、見ました」
山中アナに、にんにく注射なんかは? と問われて玉三郎さん、「そんなのはしないで、ペース配分はうまくいって、みんながベストの状態でできるかなと気づかってました」
玉三郎さんの「今月のコメント」にもありましたが、赤坂公演で立ち見が続いたのは、とてもうれしかったのだそうです。3か月もの公演なので心配されていたとのこと。
〇初参加の愛音さん
玉三郎さん評「いつも元気で、いい意味で変わらなくていられる女性って、めずらしいんです。いまどういう位置にいたらいいか、本能的に知っている、そうでないとやっていけないんです」
愛音さん「はじめはどきどきしたけれど、歌舞伎、鼓童、宝塚とは修行を経るという意味で共通点もあり、早くお稽古したいと思いました。(公演では)気の入った音で踊れて、心が震えました、はじめての経験です」
小田さんも、玉三郎さんに「いい意味で変わらない」といわれて、山中アナに「いい意味、がついていて、よかったですね」とちょこっといじられていました。
〇「イントレ」
初演のときとの違いを問われて、玉三郎さん、「初演のときは神話だからって、重く重くはじめました。「あかつき」(小田さん作曲)を聴いたとき、これが始まりでいいと気づいて、使いました。初演のときよりも、軽い感じになりました」
「イントレをやめて、やらかい感じにしようと布で表現しました。意外とそれが、布で迫力がでたと言ってくださいました」
「イントレ」がわからなかったので、調べてみました。「鉄製パイプを使った組み立て式の足場」とありましたが、語源がアメリカ映画「イントレランス」とは知りませんでした。映画の撮影現場で使ったのを、映画のタイトルで呼ぶようになったのだそうです。
http://www.moon-light.ne.jp/termi-nology/meaning/intore.htm
〇職人・玉三郎
山中アナの「玉三郎さんのお立場は、役者、演出家、芸術家、職人・・・どれが」に対して、玉三郎さん、「職人がいちばん大きいです」と即答。
上からモノを言っているだけでは、自分の成長がないという玉三郎さんに、「まだ成長をお考えですか」と驚く山中アナ、「まだちょっとしたいかなって」と玉三郎さん。
愛音さんが、振付のKAZUMI-BOYさんに「もっとないですか、もっとおっしゃってください」と意見を求める謙虚な玉三郎さんのエピソードを紹介していました。動くKAZUMIさんを見ることができました。
〇セリフを削る勇気
最初の段階ではセリフがあったのだそうで、「だんだんなくなっていった」とのこと。山中アナが「削るのに勇気がいったんじゃないですか」。答えは、「勇気はいらなかったんです。これしかできなかったんです(一同笑)」
「どれくらい、太鼓と打ち手で物語がわかるか、光と水が戦うところも布で視覚的に見えれば、言葉で言う必要はないんです」と玉三郎さん。
「神話って、読んでもわからない」と玉三郎さん。「古事記」で、現代語訳の武田恒泰先生は、「神様の名前はおぼえなくてもよい」と書いておられましたが、たしかに、ややこしくて、とてもおぼえていられません。
〇神様失格!?
山中アナが「神様を演じるのはどういう気持ちでしょう」に、玉三郎さん「神様然としてるとつまらない、神様っていっても、人間臭いところがあるように描かれていて、欠けてるところがある、滑稽なところを持っている神様たちでないといけない、だいたい、アマテラスだって、気に入らないからといって怒って、この世から光を失せますっていって、ウズメが踊ったからといって、のぞいてるわけでしょ、神様としてはちょっとね」、小田さん「失格よ」とつぶやき、玉三郎さんも「失格よね」。山中アナ「そういう見方をすると、親近感もわく、ということですね」
〇不思議な経験
山中アナの「とても不思議な経験をさせていただきました」に対して、玉三郎さん「自分がどんなものをつくったのかよくわかりませんが、(愛音さん、小田さんをみて)不思議な世界よねえ」
〇南座の公演
山中アナの「南座の公演が最後になりますが、さらに完成度の高い舞台を期待していいでしょうか」に、玉三郎さん「ハイ、6年前の南座公演でも太鼓の音にお客様がとてもノッてくださいました」
南座公演のチケットをお持ちの方はご承知のとおり、座席表をみると、今回の公演では、花道がなくて、座席も中央ブロックは3列から始まっています。
迫力が増すことでしょう。楽しみに待ちたいと思います。
































にんにく注射という響き、凄まじいです

血液に直接にんにくエキスを注入するのでしょうか。
うー効きそう

知人は、ビタミンCを点滴で、定期的に血管に入れているそうで
この点滴の後でお酒をしこたま飲んでも二日酔いしなかったそうです(そんなためかよ)
ほぼ一ヵ月も、あれだけの舞台を全身全霊でやり通す
気力体力集中力は、想像を絶するものがありますね。
石塚スサノオ様も、にんにく注射をやってらっしゃるかもしれませんね。
アマテラス様は、にんにくではなくて
真珠をお酢に溶かして飲んでいらっしゃることでしょう。
(クレオパトラや楊貴妃や西太后もやっていたそうです)
博多座でも立ち見席はあるのでしょうかね。
今月は仕事が忙しくて遠征はあきらめているのですが
立ち見でもいいから、にんにく注射を打ってでも(笑)
突撃弾丸日帰りツアーで観に行きたくなりました。
京にんじんさん、どうもありがとうございました
