春で、朧で@磐田舞踊公演

3月3日。お昼過ぎに会場に到着。さっそく、
地元のお惣菜が入ったお弁当をいただきました。
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磐田名物・海老芋や蕗、ゼンマイの煮物に山菜ごはんなど、自然の幸がいっぱい。
有志の方々がお茶を淹れて熱烈歓迎してくださいました。

ホールに入ると玉三郎さんの幟がお出迎え。
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入り口のすぐ横に、行興寺所蔵の「熊野絵巻」が展示されていて
絵巻をモチーフにしたクリアファイルも販売されていました。4枚セットをゲット。

客席は満員御礼で熱気ムンムンのなか、
「熊野」の幕が開きました。

お能の詞章をほぼそのまま使っている、とあるように
静かな動きの中に熊野の母を思う心情が滲みでていて
手紙を読み上げる声に、ジーン。あー熊野は、この地の風景を、
そしてこの地にいた母を思いながら哀しく桜を眺めていたのだな、
と思いもひとしおでした。ゆかりの地でお芝居を観るっていいですね

平宗盛を坂東巧一さん、従者を坂東玉雪さん。
後見に坂東守若さん、坂東玉朗さん。
春うららのいい景色、玉三郎さんファミリーの皆さんの熱演に
心がぽかぽか。感激しました

パンフレットに「熊野」も「藤娘」も歌詞が載っていて、これはありがたいです。

30分の幕間のあと、いよっ、待ってました「藤娘」です。

最初からもう可愛さブッチギリ(こんな表現ですみません)で
藤の精の独壇場でした。あまりの可憐さに、
会場がどよめくこと、どよめくこと。終始、どよどよどよ~
ほろ酔いも、小走りも、誰もがひれ伏すキュートさ。
銀の屏風の藤の花が何とも風情があって、
これを考えた玉さん、スゴイなあと、あらためて思いました。

長唄さんたちを久しぶりに拝見、懐かしさが込み上げて。

お雛様のこの日に、
田中傳次郎さん傳八郎さんの鼓に傳九郎さんの締め太鼓などなど
本物の五人囃子を堪能いたしました。
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カーテンコールを3回もやってくださって
観客は、次々に立ち上がって拍手、拍手、拍手。
丁寧にごあいさつされる玉三郎さんは柔和で、赤い着物が
本当によくお似合いだなあ、と思いました。お元気そうでよかった。
はぁ~たのしかった、うれしかった、最高でした

「熊野ふるさとプロジェクト」製作のパンフレットが無料配布されていて
その中にあった実行委員長の大坪檀さんの言葉、
「人間を育てるということは心を育てることであり、そこに感動や感激の機会が
必要です。「生身の人間が演じる一流の文化に触れること」がこの現代社会の
今こそ必要であります」に、いたく共感いたしました。

大和やっ!世界一ッ!
欲しかった「家紋入り無地の扇子」もめでたくゲットー!
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お帰りなさ~い!

ききょうさん お帰りなさ~い!
藤の精様にやられましたね~。いいな~ええな~。本当にキュートですよね~♪
磐田の方たちの熱意、実行委員会の方のブログを見ると、本当に大変だったと思います。受けた玉様、かっこいいです。
ブラボー☆
ききょうさん、本当に嬉しいご報告、ありがとうございました!

たらいま~日帰りだけどー。

きょうかずきさん

藤の精に、またノックアウトされて
スキップして帰って参りました。

磐田の方々は昨日はとにかくお忙しそうで
お茶を淹れてくださっていた方が
劇場で携帯マナーの注意をなさっていたり
みなさん掛け持ちで奔走されていらっしゃいました。
そのかいあっての大大成功でしたね。
玉三郎さんも熊野のお墓詣りをされたのでしょうね。
熊野が一番、喜んでいるかもしれませんですね。

お帰りなさい^^

幟がはためいていますね。
磐田のみなさんのお気持ちがぎゅうぎゅうです。

ニマニマのうきうきスキップ桔梗さんが目に浮かびます。^^
玉三郎さんにお逢いできて良かったですね。
あれ?ついこの間も・・・(笑)

銀の屏風の藤の花、観たいです。あっ、屏風が見たいんじゃなくて、その前で舞う玉三郎さんが観たいわけで。おほほほほ。(笑)

歌舞伎座の「熊野」は仁左衛門さんでしたねぇ・・・・

ただいま~

まるこさん

目に浮かびましたかー
スキップでウキウキでニマニマの
浮かれ坊主じゃなくて浮かれ女。
ついこの間も、そうでしたっけか。

銀の屏風の藤の花の前で踊っている
藤の精こと玉三郎さんは
それはそれは華やかで可愛らしくて
清楚で酔っぱらいで、楽しかったですわ。

巧一さんの太い声、よかったですよ。
ふるあめりかでも巧一さんが
とても頼もしい感じがして、
進化しているなあと思いました。

玉三郎さんのいらっしゃる場所は
人の輪が温かいですね。
やっぱり人との繋がりですね。
こっそり、その輪に入っちゃいましょー。

こそこそこそ・・・・

輪に入っちゃいましょう。^^

そこそこそこ……

入るとこ間違えないようにね、まるこさん。

大満足、お弁当も舞台も

「藤娘」の藤の花を描いた銀屏風、この装置については昔インタビューに答えておられる映像をみたことがあります。実際に見るのははじめてだったのですが、思ったよりも大きな屏風で、色合いは地味ですが、品よく華やか。
「藤娘」は、もともとは、大津絵から抜け出て踊りだす、という趣向だったそうで、屏風を使ったのは、オリジナルに近づけてみたということかもと思いました。日本一の「ひっこみ」のヴァリエーションが楽しかったです。

「熊野」ははじめて拝見しました。お花見に出かける場面で、舞台いっぱいに桜が満開、お寺のサイズも控え目に描いて桜を強調していて、その桜色が華やかであればあるほど、母を思って沈む熊野の憂いの対比があざやかでした。やはり、生の舞台はいいです。

ひさしぶりの勝国・直吉コンビも堪能いたしました。腕も一流なら楽器も一級品なんでしょうね、艶のある音がひびきわたりました。萩岡松韻さんもおられました。

磐田市あげてのプロジェクトということがよく感じられる、工夫と情熱のこもった公演でした。

会場で無料で配られたパンフレットに「本公演にご協力を頂いた方々」とあり、その最初に「坂東玉三郎特別公演下関市民実行委員会」と書かれていました。桔梗さんの写真にもありますが、そちらからお借りしたらしい幟がひるがえっていましたが、その幟のひとつに、「升本猛デザイン研究所」とあり、検索しているうちに、3度目の下関公演のときのインタビュー記事の掲載された市の情報誌がありました。ご存知の方もおられると思いますが、リンクしておきます。

http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/083/20080731/text.html

ひっこむ時も

天下一品づくしの舞台でしたね、
京にんじんさん!

屏風にひっこむ寸前の笑顔が
可愛らしくて、愛らしくて、絶品でしたね。

藤娘も、何回観ても心躍ります~ヒレハレ惚れ~

熊野は御所車の衣裳とはまた違う
金色の生地のそれは美し衣裳でした。
シンプルな柄もまたいいですね。
品格に溢れていて。

桜は時に悲しい花ですね。
私は母が春先に亡くなったので
その年の桜は悲しくて悲しくて。。。見られませんでした。
すみません、つい思い出しちゃって(泣)

長唄さんが妙に懐かしくて(一方的に)
みなさんお元気で何よりです、と思いつつ
聴き入りました。
萩岡さんも、あれ、この間の萩岡りさいたるのお方だ、と
これまた一方的に再会を祝福?

熊野ふるさとプロジェクトの実行委員長の大坪さんという方が
いいことおっしゃるなあ、と思ってどんな方なんだろうと見てみたら
静岡産業大学の学長さんで教育現場の方なのですね。
アメリカではブリジストンの経営責任者や宣伝部長をされていて
ビジネスの経験を活かしての大学運営がユニークですね。
”この世の中には、おもしろいことがあとからあとから出現。
感動、感激させる自然、人、出来事、出会い、行動、情報、文化、藝術。
これらを大事にして大学づくりに励んでいます。”と自由な感じ。
http://www.ssu.ac.jp/department/information/teacher_mayumi_otsubo.html
熊野ふるさとプロジェクトは、大坪さん始め
玉三郎さんと静岡の方々との思いの結実ですね。

No title

はじめまして。
磐田までいらしてくださったのですね。
ありがとうございました。
玉三郎さんが楽しんで踊ってくださってほんとうによかったです。
何もかも最高の舞台でしたね。

はじめまして。

cinnamon-cardamonさん

こちらにコメントをいただき
ありがとうございます。
スパイシーで美味しそうな
ハンドルネームですねe-68

磐田の公演は、玉三郎さんが素晴らしくて、
ロビーが楽しくて、お弁当が美味しくて、
満喫させていただきました。
こちらこそ、感謝感謝であります。

本当に玉三郎さんが楽しんで踊っていらっしゃるように
拝見いたしました。思わず笑みになりました。

有志の皆さんは当日、とってもお忙しそうで
さぞかし準備も大変だったのだろうなあ、と思いながら
でもきっとハッピーだろうなあ、と思いつつ
こちらもハッピー気分に浸らせていただきました。

最初は行けないはずが急遽行けることになって
ほんとに行って良かったと満足しております。

どうもありがとうございました!!
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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