めっちゃ感動してまんねん①@上方花舞台

まいどーなんちゃって大阪弁にて、失礼いたします。

大阪の文楽劇場で行われた「上方花舞台」は、
ほんまにほんまに中身の濃ゆい2時間半でした。
せっかくやからと昼夜2回も拝見してしまいましてん。

玉三郎さんが座長さんで、元タカラジェンヌやОSKの方々
そして日本舞踊の山村流の皆さんのご出演。

玉三郎さんは「口上」と地唄「雪」、義太夫「海士」
そして、フィナーレの手ぬぐいまきと宝塚レビュー的な扇の舞にも
参加してくださいました。

夜の部はカーテンコールもアリの大大大盛り上がり。
玉三郎さんの締めの衣裳は、着流し(っていうのかな、袴なし)で
黒地に金の柄の細い帯をクッと締めて、黒い羽織姿。
それはそれはウルトラカッコいい!!!素顔の玉三郎さんでした。
羽織の紋が白ではなくて黒、なんですよ!
玉さんの紋が黒のエンボス加工っていうんでしょうか型押しになっていて
うぉーっ、なんてお洒落なんだ~と叫びたくなりました。

一回目は最後に玉三郎さんが登場されたことにテンパってしまって
着物の色も何もすっ飛んでいたのですが、二回目は皆さんに伝えなくては、
としっかとこの目に焼きつけたつもりなんですが、でも、
あの微妙なお着物の色を何と表現すればいいのか。
細い細いストライプのようなこげ茶色なんですが、こげ茶はこげ茶でも
日本の伝統色のチップで見てみると、渋紙色なのか宗伝唐茶なのか
どっちも違うような、うー、わからないけど、とても素敵な色でした(おいおい)
やっぱり行って良かったなぁ、と今なお心がポカポカしています。

玉三郎さんの「口上」で幕が開き

「上方花舞台」の由来について、まずはご説明がありました。
昭和45年に万博広場で芸者衆たちによって産声を上げたそうで、
この(財団法人)上方芸能協会が発足して30周年の記念すべき今年は、
玉三郎さん曰く「関東勢の私がなぜここにいるのか不思議でしょうけど
この会を長年引率されている大和屋の女将さんとは25年もおつきあいが
あるので『あんた応援に来てよっ』と言われて、私も大和屋ですし来ました」と
さらに「昨日は初日、今日はもう千穐楽で」などなど
笑いどころがいっぱいで場内は終始沸いておりました。

全回参加の我らが(ほぼ)地元クィーン・京にんじんさんによると
「「口上」も玉さんは毎回微妙に話を違えていて、リピーターの気持ちが
よくわかってらっしゃる」と絶賛されていました。さすが!です。

大和屋の女将さんとは、芸能のことや文化のこと日本のこと
歌舞伎のことをいろいろお話させていただいて、と玉三郎さんがおっしゃったことや
この会の発足に尽力された作家の先生方のおひとりの司馬遼太郎先生が
「文化が芳醇でなくては街は死んでしまうし、よそからも
信用してもらえない都市になる」と語っていらしたというお話が印象的でした。
玉三郎さんも「今の時代は西も東もひとつになって日本の芸能を継承して
発展させていくことが自分たちの使命だ」と力強い声で話されていました。

大阪文楽劇場で開催された、ということも非常に意味深いことですね。

今後は会の名称が「〈公益法人)関西大阪21世紀協会」に変わるだけで
内容は変わることなく(たぶん)ひきつづき活動を続けていくそうです。

来年は、新名称一周年の記念すべき年ですから
また大和屋の女将さんが『あんた応援に来てよっ』と玉さんに
声をかけてくださると、いいですねえ~。

玉三郎さんのホームページの表紙写真が
パリのシャトレ劇場の素敵なポスターになっていますね。
撮影:玉三郎、となっていて、えーっつ、もうパリスに
いらっしゃるんでしょうか、ってことは、やっぱり瞬間移動できる
ドラえもんなのか、はたまた昨日の花舞台はパーマン2号だったのか(古くてすみません)

文楽劇場の緞帳です。何だか松が歩き出しそうで動物っぽくて可愛いいですよね。
このほかにも3枚ほど出てきて、京にんじんさん曰く
「文楽の時は緞帳一枚だけやのに持ちネタすべて出しきってる感じやね」。
緞帳も総出演の「上方花舞台」です!
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また追って、「雪」や「海士」、手ぬぐいまきなどなど
いろいろ書きたいと思ってまんねん(無理やり大阪弁にしなはんな)

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No title

ご紹介ありがとうございます、昼夜ご覧になられたとは羨ましい限りです。文化が芳醇でなくては街は死んでしまう、そうですよね、ますます文化にかかる費用をけちる役所の風潮が嘆かわしいです。

江戸小紋^^

細い細いストライプのようなこげ茶色・・・・これって毛万筋かな。
玉三郎さんには江戸小紋がお似合いかも。^^
素の玉三郎さんだ~~~~~い大好き。

桔梗さ~~~ん、越後に香りを。(ドバっと)

「口上」「手拭い撒き」

「口上」は多少のバリエーションはありましたが、桔梗さんが要約しておられるところは、3回とも共通していました。
30日には、やまとやのおかみさんに「あんた、きてや」といわれたので、と上手な関西弁を披露されてました。
31日は、関西アクセントではなかったですね。

緞帳のほかに、歌舞伎とおなじ定式幕も使われましたが、歌舞伎と文楽では、幕の引き方が逆なのです。「海士」のおわりは、定式幕だったように思いますが、歌舞伎風に上手から下手に引かれました。

「海士」が終わった時点で、玉三郎さんの出番はなし、と思っていたところ、最後の演目のフィナーレで玉三郎さん登場! 客席から「きゃー!たまさまぁー」と歓声があがりました。

「玉様最後に再登場」の情報はすでに駆け巡っていたらしく、31日は、歓声はあがりましたが、落ち着いた拍手だったように思います。

初日は、フィナーレの前に、手拭い撒きがあったのですが、玉三郎さんは手拭い撒きには参加せず、登場されたとき、袖をさぐる仕草をしておられたので、あ、手拭い撒きやりたい? 明日はあるかも? と思っていました。

二日目は予想通り、段取りが変更されて、手拭い撒きはフィナーレに組み込まれ、玉三郎さんもしっかり笑顔で参加されていました。
わたくしめも、玉三郎さんからのではないですが、どこからか飛んできてひざのうえに落ちたのを、めでたく2枚、いただきました。

行ってよかった

桔梗さん、弾丸日帰りツアーだったんでしょうか。お疲れ様でした。

本当に、よかったですよね。私も、平日だし、(苦手な)舞踊だし、どうしようかと迷ったんですが、こちらのお座敷で大いに盛り上がり、それを拝見していたら「行かなあかんわ」という気になり、休みを無理やりとって参上しましたが、桔梗さんが書いていらっしゃるとおり「行ってよかった」と思いました。背中を押してくださった皆様、有難うございました。

文楽劇場の緞帳ですが、もちろん特にこのために誂えたものではなく、元からあったものですが、それぞれ演しものとぴったりと合っていて、感心しておりました。

すみません!

聞いてばかりで悪いですけど、私は宝塚やOSK歌劇団と聞いて全然詳しくないです。
玉三郎ファンはどうでしょうか?
宝塚は数年前にシアタークリエの舞台を観劇する前に
宝塚劇場でファンの人がしゃがんでて出待ちをしている姿を見てて
宝塚の男役らしきショートヘアの女優が裏口から出て来て細くてボーイッシュな感じでした。
宝塚と玉三郎さんがタッグを組んで舞台するの意外です。
実際見た訳では無いけどあくまでも想像ですが
一月の舞台だけではなくアマテラスの舞台もきっと華やかになるだろうと思います。

見事でしたね~

玉三郎さんのパリへの瞬間移動が。
というのは冗談で、そんな風に、すぐにお写真を変えてくださって嬉しやな嬉しやな。

桔梗さん!私も2回観たら良かったです。
当日券があるとは思いがけず、客席入ったら、補助席が出てて。
私はめちゃくちゃ、花よりだんごの道を突き進み、1回のみにしてちょっと後悔。
でも、とっても華やか、お楽しみたっぷり、行ってよかった♪
心がポカポカして家路につきました。

手ぬぐいまき、まったく予期してなくって。。。
カーテンコール的なものはあるかもとは想像していましたが、
ふわわ~っと女性陣の踊りを見ていたら、
まさかそんな着流しの姿で出てらっしゃると思っていなく、あわわわわわ、焦ってしまって。
夢かと思ってしまいました。
いやぁ、笑顔でまいてはる~(桔梗さんの真似)、かっこいいと思うのに精一杯で、お着物のことなんて、全然!
桔梗さん詳しく書いてくださってありがとうございます!
スローイングも見事でしたよね。


>「文化が芳醇でなくては街は死んでしまうし、よそからも
信用してもらえない都市になる」と語っていらしたというお話が印象的でした。

そうそう、私も日本中の人がそう思って欲しい!って強く思いました。文化が魅力的だから都市として信用されるのだよ、と。
新しい歌舞伎座も日本文化発信拠点として、盛り上がっていきたいです。気づけばギャラリーの概要も発表になってましたね。
http://www.kabuki-bito.jp/ginza_kabukiza/


緞帳も波の打ち寄せる海辺を想起させる感じがいいなぁって。
踊りの会にゲストで出演されるとき、玉三郎さんの幕の前は緞帳が変わるんですよね。
多分、玉三郎さんが指定されてるんだと思ったんですけど、違うのかしら。
細部にこだわって、お客の心に寄り添う舞台作りをなさっていて、
おもてなしの心に感動してしまいました。

海士についての感想は、また、桔梗さんが書いてくださったときに書いちゃいます。

Boot

今晩は。上方花舞台行かれたんですね、いいな~。でもここにくると勝手に行った気になってます。(すみませんm(_ _)m)
WOWOWの件、リピート放送するのか分からなくて、でも早く皆さんにと思い書き込みました。リリスさん、他の皆様もありがとうございます。来週の2/4~2/6に放送するBootで、『坂東玉三郎×鼓童「アマテラス」』を放送するみたいですね。放送時間が分からなかったのですが・・・。かなり遅い時間(朝方?)かと思います。あぁ早く玉三郎さんの舞台見たい!

人生も

hitomiさん

文化が芳醇じゃないと、
人間も死んじゃいますよ。ほんとに。

文化はお金のかかるものです。でも
それに代えられない価値のあるものなのに、ねえ。

日本の文化は素晴らしいと
昼夜通して実感して参りました。ありがたや。

毛万筋

まるこさん

一瞬、筋肉の名前かと、、うそうそ。
そういえば、江戸小紋の万筋という気もします。
でも、ストライプがもうちょっと
太かった気もします。

とにかく玉三郎さんの素顔が
あまりにもナイスで、そっちに集中しちゃって。へへへ。
ニコニコと穏やかな表情で
ほいやーほいやーと必殺アンダースロウで
手ぬぐいをまいていらっしゃいました。

玉さんの関西弁

京にんじんさん

お上手なんだそうですよね。
どなたかとの対談で玉三郎さんの関西弁を褒められていて
浄瑠璃をお稽古してきたから、っておっしゃっていたのを
思い出しました。聞きたかったな。

30日はフィナーレと手ぬぐいまきは別仕立てだったのですか。
わっと舞台が明るくなって、後方から玉三郎さんが出ていらしたので
びっくりして、うれしくて。ほんとは飛び上がって手ぬぐいを
キャッチしたかったですが、身体はフリーズして
手も上げられませんでしたよ。ははは。

和気藹々で、玉三郎さんと大和屋の女将さん(ダブル大和屋コンビ)の
心の交流がうかがえるような素敵な花舞台でしたね。

ありがとうございます。

おとらさん

背中押しまくったかいがありました。
休みを無理やりとって、ご覧になられて
そんな風に言ってくださるなんて超うれしいです。

お察しの通り、「病み上がり怒涛の日帰り弾丸ツアー」(長い)
だったのですが、病みは完全に姿を消し、
元気になってスキップして帰ってきました。
行って良かった!玉三郎さんの舞台の合言葉ですね。

緞帳はどれも素敵でした。
大阪文楽劇場への思い入れが増したのも
あのモメごと以来です。

宝塚ファン

葵どんさん

小さい頃、父の転勤で関西に3年くらい住んでいたことがあり
その時、ご近所にタカラヅカの方が住んでいてチケットを取って
くださったので観に行っていました。
宝塚ファミリーランドのジェットコースターに乗って
宝塚を観て、食事をして帰るというのが黄金ルートで
すごく楽しみでした。宝塚も夢のような世界で
キラキラ星が目の前に光り続けている感じで
家でスターを真似て二階席を見ながら(目線だけ)
歌って踊っていました(アホちゃうか)
なもんで、上方花舞台で、とっても久しぶりに宝塚の方を拝見し
懐かしい気持ちになりました。
アマテラスでの玉さんとハレーさんの共演も楽しみですよね。

お~!いらっしゃったんですね。

くるりんさん

見事でした、瞬間移動。じゃなくて

ほんとにお楽しみ会って感じで
ああいうノリの(フィナーレの)
玉三郎さんは新鮮でした。満喫。
スローイングもお見事でした。
その投げ方といい、着流し姿といい
カッコよかったですよねえ。
惚れ惚れしちゃいましたーくるりんさんもでしょ。
やっぱりスターのオーラちゅうんですか
ただものじゃ、ないんですよね。素顔も。
お風呂上りのようなサッパリとしたお顔でね。
湯気が出てるような(出てない出てない)

歌舞伎座のギャラリーについてお知らせありがとうございます。
「歌舞伎の美」展、やるんですね。衣裳や大道具小道具などなど
楽しみですね。玉さんの美の世界展も、ぜひやっていただきたいですね。
そうそう文化の発信地として、いろいろ企画して街全体を活性化
していただきたいですよね。

玉三郎さんの「海士」は、もうすべてが素晴らしすぎて
今回、拝見できて本当によかった、と思いました。
衣裳や美術の美しさもパーフェクトで、唸りました。
これから記事に書きますんで、くるりんさんの感想も
ぜひよろしくお願いしますね~。楽しみにしています。

ありがとうございます。

辰馬さん

行った気になってくださって
うれしいですよー。

Boot情報もありがとうございます。
夜中なんですよね、いつもね。
赤坂アクトでやるとPRが充実しているので
玉さんを見る機会も増えてグッドですね。

さっそく録画予約しますね。
感謝感謝です。
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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