千穐楽おめでとうございました!

「日本橋」の千穐楽に行って参りました。

お孝さんが最期に、葛木さんへ捧げる言葉
「うれしい。。。」が、今も耳に残っています。
息絶え絶えの中、情感が溢れていて、
お孝さん、良かったねえ、と感極まりました。

葛木を引き受けると言ってくれた清葉さんにも、
「うれしいねえ、思い残すことはなんにもない」と

命が消える寸前に二回も「うれしい」と言えるなんて
あ~お孝さん、命は短くとも大往生ですね。
サラサラと清らかな三途の川が見えました

鏡花さんが織りなす日本語の美しさ、洒脱さ、楽しさに
魅了されっぱなしの舞台でした。
いつも自分が話している日本語がいかに貧弱でつまらないか。

心と心のやりとりを豊かにする日本の言葉が
どんどん埋もれてしまっているんだなあ、と反省。
言葉ひとつで、もっと粋に。毎日を過ごせるんですよね。

「日本橋」の名台詞を、日常用語で使ってみましょうかね。

二次会に行かずに帰ろうとするイケメン部下をひきとめる時は
『花のようなほろ酔いで、ここに一本(ひともと)咲いたのは、越後家のまるこですよ』

競合プレゼンの席上では
『芸でいけなきゃプランで、プランでいけなきゃ予算で、みんないけなきゃ~命で勝つ!』

魚屋さんで刺身におろしてもらう時は
『切って、切って、さぁ切らないか、肌を脱ごうか着物を脱ごうか、
おい魚屋さん、鱗は自分でひこうかねー』

誰も言ってくれないから自分に
『わがままを、たんと言え~』

なんて馬鹿なこと言ってちゃ、色はできないわよー。

今月サボってたつけがまわってきて、お尻に火がついて、
清葉さんちの火事の段じゃございませんのです。

『仕事よ~枯れておくれでないよ~(絶叫)』

カーテンコールが、これまた素晴らしくて
京にんじんさんが詳細をコメントで書いてくださっていますのでご覧ください。

この一年の締めに、「日本橋」を拝見できて誠に幸せでした
玉三郎さん、ご出演のみなさん、素晴らしい時間をありがとうございました。

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ありがとうございます。^^

ライブ中継のような「日本橋」の詳細をありがとうございました。
誠に感謝、感謝でありました。(m..m)
みなさん、心豊かな一年の締めくくりで良かったですね。
わたしも一緒に締めさせていただきます。
あっ、まだ紅白がありました。(笑)

お仕事がカチカチ山の方、あと3日間お頑張りあそばせ。
越後家のまるこは、花のようなほろ酔いで年忘れの花を咲かせましょう。

日本橋、万歳!

小説を読んでも引き込まれ(まだ途中だけど)、新演出の舞台でも引き込まれ。
私も本当に今年最後が『日本橋』で良かったな~としみじみしていますよ、桔梗さん。
どのシーンもお気に入りです。
千秋楽のカーテンコールも、あったかくて、大団円。

桔梗さんが6日にネタバレだと書かれていたので、
楽しみを取っておいて、あまりこちらを見ず
見てもさらっと流してきましたが、先ほど読んでまさにそのとおりっ!
あとを引く『日本橋』、シネマ歌舞伎版の登場が待ち遠しいです。


お園さんも好きだったけど、お孝さんのような情熱的な恋心を演じる玉三郎さん最高。
改めてそう思いました。
お三輪ちゃん、京鹿子娘道成寺の花子、鷺娘、富姫様などなど
恋しい男性への執念の灯る女性はまさに玉様真骨頂…と思いますが、桔梗さん、みなさんはどうお感じですか。
そんな中でも、今回のお孝さんのような女性の描かれ方が私大好きです。


桔梗さんの日常バージョンセリフがあまりにツボで、使ってみたい!!!!!
よくぞ作ってくださいました(笑)

『芸でいけなきゃプランで、プランでいけなきゃ予算で、みんないけなきゃ~命で勝つ!』

…勝たしてあげてください…桔梗さんを!


あの場面は、小説を手にとって、たまたま開き最初に読んだとこで。

真っ暗な中、気で勝つ!と宣言したり、
姉でも妹でもどんな存在となってでも葛木さんと関係を持ちたいって、
お孝さんってなんて一途で情熱的なのかしら!と思っていたわけですが、
舞台で観て、電灯を消して迫るお孝さんの声がまた、すごく良くって。
楽日は特に真に迫って聞こえました。
顔や見かけの美しさだけで気をひこうとしてるわけじゃなく、
まさに命がけの恋。

雪のシーン。かわいすぎじゃありません!?
肩にもたれかかるところも触れる直前少女のような心を見せるのに、素直じゃないし。
すねっぷりも、鷹揚な心意気も、別れ際のふとしたさみしげなお顔も、強情っぱりなお顔も、
全て大好き。
まるで踊りを一曲見ているようでした。

お孝の最期は肩にもたれかかるバージョンは、後半になってからだったのですね。
あそこは2階から見ていると、
お月様のように清らかな光にお孝さんと葛木さんが包まれて、
それに清葉さんの、芸事への純な魂の宿った笛の音が被さって。
まさに浄化されていくラストだったな~って。

すきなところを挙げたらキリがありませんが、
とにかく、日本橋、万歳!です。

あと3日

まるこさん

今日も雪はしんしんと積もっているのでしょうか。
こちらは晴天で、お正月みたいな空。
でも、一年は暮れていきますね。

あと3日、命で勝つ!

花のような泥酔いで~の桔梗にならないように
年忘れできるよう励みますわ。

万々歳!

くるりんさん

「日本橋」の余韻は、まだまだ続行中ですよね。
きめ細やかな感想をば、ありがとうございます。
また、いろいろ思い出しながら、
しみじみと拝見させていただきました。

「日本橋」って素敵な物語だなあ、と
あらためて開眼することいろいろでした。

>お孝さんのような情熱的な恋心を演じる玉三郎さん最高。

私も、そう思います。最高ですよね。
一途で、いじらしくて、可愛くて、突撃型で、
私は清葉さんより断然、お孝さんのような生き方に
共感しちゃいます。こういう女性でありたいなあ、と
思いました。あとさき考えずに飛び込んじゃって
周りにはバカだねえ、って思われるかもしれませんが
でも、人間味があって、情熱的で、それでこそ
生きてるかいってもんですよね。
玉三郎さんのお孝さんは、本当に目の前で生きている
生身の女の感情が細やかに伝わってきました。
お孝さんのような粋な女性になってみたいもんです。
清葉さんに負けないくらい純粋な女性だと思います。

>電灯を消して迫るお孝さんの声がまた、すごく良くって。

あの時の「清葉さんじゃなくちゃいけないの?いけないの~?」
という声がずっと残っていて、実は、夢に出てきたんですよ。(笑)
あの声、すごく印象的ですよね。
夢の中でも、オレンジの光の中にいるお孝さんがいて
その時間が30分くらいあったように感じられて
でも3分だったのか、夢の中だからよくわからないのですけど
よほど自分の心に残っていたのだと思います。
あの場面もすごく良かったですよね。
「人形がさびしいことよ」なーんて、いい台詞ですよね。
「日本橋」の台詞は、一行の詩のオンパレードですよね。

日常バージョンセリフ、喜んでいただけてよかった。
自分でいろいろ考えながら、馬鹿だねえ、って思いつつ
でも楽しいーなんて、やることいろいろあるのに。
たとえがチンプですみません。

鏡花さんの言葉のセンスって凄いですよね。
世の中をみつめる目とか人を見つめるまなざしが
鋭いながらも優しさを感じます。
会ってみたいですね、鏡花さんという人に。

>雪のシーン。かわいすぎじゃありません!?

かわいい段じゃ、ございません。玉三郎さんって謎ですよね。
なんであんなにかわいいのか。うほほほ。
私が葛木だったら、行くのやめてすぐにお孝さんの方に
戻っちゃいますけどねえ。あの場面も大好きでした。
気持ちを完全にもってかれちゃいました。

最期は、くるりんさんがおっしゃるように
私も二階から見たときに、お孝さんが愛に包まれて
すごく幸せそうに見えたのです。
あ、なんかハッピーな終焉だなあ、と思って。
後半は、腕の中で胸にぐっと寄りかかって息を引き取る
最期になっていて、すごーくいいなあ、と思いました。
やっぱりひとりで天を仰いで死んでしまうのでは
最期まで葛木さんとの距離が埋まっていない感じでしたけど
もうピタッと寄り添うことで添い遂げれたような気分に
なりました。清葉さん姉さんの心意気にもジーンとして。

くるりんさんのコメントを読みながら
また、いろいろと思い返してます。(遠い目)

煩悩、万歳!日本橋、万々歳!

わたしは、まっくらだ

舞台を思い出しては、小説、戯曲をあちこち拾い読みしています。

今回の上演ではじめて復活されたという「待合桃園」、見どころ、聴きどころ、いっぱいでしたね。

照明も凝ってました。
オレンジ色の光につつまれたとき、あ、金丸座の「いぶき」のオレンジ色! と思いました。あのときの金ぱくの紙ふぶきが舞い落ちる中で、赤い光の中にすっと立った姿を思い出しました。いのちの色のような気がします。お気に入りなんでしょうか。

「情熱大陸」の稽古風景で、「ここ、カットしましょう」とおっしゃっているところが映っていましたが、戯曲でも、原作のままではとても上演できないでしょうね。登場人物も出入りが多いし、せりふもたっぷりありすぎて、内容も詰め込みすぎて、現代ではそぐわなそうな濃い内容で、引用するのもはばかられるようなところもあり、胃もたれしそうです。
よくぞここまで、すっきりと仕上げていただきました。

で、読んでいて、印象的なセリフはきっちり拾われているので、うれしくなります。

待合桃園の場で、電灯を消したとき、葛木さんが言いますね。

「まっくらだ。わたしは、まっくらだ」

「わたしは」が効いていますね。「は」とはね。

ぜひ、今後も演じ続けていただきたい演目です。

No title

詳しい記事をありがとうございます!東京行くには費用がかかりあきらめていましたがネットで見るとクリスマスに二階の張り出した席の最前列があいていたので思いきって観てきました。
観賞後に記事を読ませていただくと又一段と素晴らしい時間を過ごせたなあと思います。
9月の松竹座のUPもいまだ出来ていません。
1月に玉三郎丈の舞台があるのをうっかりしていて、ネットで何万円にもなっているのを観て落ち込みました。

顔が見たい

京にんじんさん

そうそう、「わたしは、まっくらだ」の時、
照明が落ちて暗闇になりますが
ああいう舞台は初めて見ました。
セリフも利いてますよね。心の中もまっくらで。

「天守物語」でも暗闇になりますけど
それともまた違っていて。あの時も
お互いに「顔がみたい」という言うんですよね。

暗闇の中、「お孝さん、顔が見たい」という葛木は、
すでに恋に落ちているということなのかなあ、っと。

観劇後に、これだけ余韻に浸れて心に残る作品は貴重ですよね。
ぜひ再演していただきたいですね。

こんにちは。

hitomiさん

クリスマスにご覧になれてよかったですね。
座席が呼んでいましたねーそういうことってありますよね。
9月の松竹座のとき、私も座席に呼ばれて(笑)行ってきました。

1月の「上方花舞台」ですよね。
プレミアチケットになってしまっているんですか。
でもどこかでまた座席が呼んでいるかもしれません。
ここはひとつ、あきらめずにいろいろと
探してみてはいかがでしょうかね。
チケットをゲットできることをお祈りしております!

明日は和尚勝つ←違うって!

桔梗さん。皆さん。今年は色々と玉三郎さんの事で盛り上がりました。
ありがとうございました。
来年は、いよいよ新歌舞伎座開場。ヒートアップして盛り上がりましょうv-10

さてさて、桔梗さんはとうにご存知と思いますが、新春の伝統芸能初放送は、鼓童さん達で開幕です。

1月1日(火)10:00~12:00 NHKEテレ 「響宴!新春の伝統芸能」
http://cgi2.nhk.or.jp/navi/detail/index.cgi?id=12f11420130101

勇壮な太鼓のパフォーマンス。楽しみですねv-10

盛り上がりましょう!

リリスさん

最後の最後に、またまた貴重情報を
ありがとうございます。

まったく知りませんでした。
新年の幕明けに鼓童さんたちの太鼓が聴ける(見られる)なんて
縁起がよろしゅうございます。
明日の朝10時ってこってすよね。
うれしいうれしい~♪です。

和尚勝つ!いいですね。
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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