行って来ました~松竹座③「口上」

六代目勘九郎さんの襲名披露口上では、
勘三郎さんに代わって、
玉三郎さんがMaster of Ceremonyを務められました。

玉三郎さんは単独の舞踊公演などでも「口上」をやってくださり
「口上」のマイ看板もお持ちなほどですから
たぶん歌舞伎役者さんの中で、いえ世界中で
「口上」回数がギネスではないでしょうか

私は、玉三郎さんの口上のお辞儀が、大好きです。
お芝居のときも、幕見席から遠目で拝見していても
そのお辞儀の美しさが際立っていて惚れ惚れしますが、心を感じます。
手の揃え方も、きれいなんですよね。

幕が開くと、中央に、玉三郎さん。声高らかに、襲名のご挨拶があって

名跡を継ぐということは大変なこと。俳優は一生、修行です。
女暫では、病気休演中の勘三郎さんに代わって勘九郎さんが顔を出して
華やかにお目にかかれるように。
おじいさま、おとうさまに、追いつき追い越すような
立派な俳優さんになられまするように、とおっしゃった後に、
「弟、七之助も、どうぞお願い申し上げます」とおっしゃって
「どうぞお願い申し上げます」の言い方が、ソーキュートでした。
勘九郎さんと七之助さんの親代わりであられる、切なるお気持ちが
ジーンと伝わって参りました。

我當さんが、「瞼の母」が素晴らしいとおっしゃった後で
「番場の~」と大きな声のあと、扇雀さんを見て低い声で「えーと、なんだっけ」
で、扇雀さんが「忠太郎!」。大爆笑でした。玉さんも笑ってました。
あらかじめ、相談されてたんでしょうかね。我當さん、面白い。

七之助さんは、「父の好きな大阪で襲名披露ができたことは幸せいっぱいなこと。
父が出演できない分、兄と毎日、精進していきます」と。

勘九郎さんは、「感謝の気持ちを一生忘れずに、努力精進していきます。」

昼の部でも、勘九郎さんと七之助さんの舞踊の途中で口上がありました。
お二人が誠心誠意、毎日、毎日、一所懸命やってらっしゃるのだな、という
熱意が伝わって参りました。七之助さんも凄く頑張っていらっしゃいましたね。
兄弟仲が良いというのは、いいですね。

玉三郎さんが、最後に、
「いずれもさまにおかれましては、この歌舞伎を末永くご贔屓お引き立てのほどを
すみからすみまで、ズイ~~~~~~とぉ~~~おん願い上げ~奉ります~」と
気持ちよく締められました。

とても家族的な雰囲気で、和やかな口上でした。

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松嶋屋さんの口上

上手の我當さん、下手の秀太郎さんが、口上に貫録を添えていますね。

秀太郎さん、何日だったか「当代勘三郎さんが勘九郎さんを襲名されたときは、そんなに大きなお名前ではなかったんです。勘三郎さんがずいぶん大きくしてしまって」、すぐに秀太郎さん、「してしまって、というのはおかしいですが(笑)」と自己突っ込みして修正されました。さすがに口上慣れしておられます。

いよっ、松島やっつ!

京にんじんさん

我當さんは声が大きくて
秀太郎さんは声が小さめで
ご兄弟でも対照的なんですよね。

秀太郎さんはじっくりと語られていましたね。

今回、口上のときに、毎回、
「松竹株式会社のおすすめにより襲名となって」
みたいなことをおっしゃるのですが
こういうの、前からありましたっけ?
なんか違和感があって、あえて言わなくてもいいんでないのかい?
って思っちゃいました。誰がすすめようが、もう襲名してるんだから、って。
大義名分なんでしょうけど、必要ですかね。ま、いいんですけどね。
ちょっと流れが途切れるというか、不自然な気がしました。

プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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