美の順路
京都の南座で開催中の「玉三郎”美”の世界展」に、
行って参りました。
「ふるあめりか」の公演前に早めに拝見したくて
朝7時半過ぎには東京駅に到着。ちょうど、金環日食の頃でした。
見るつもりはなかったのですが、ホームにいるビジネスマンがことごとく
写メで太陽を激写しているんです。えっ、肉眼でもいいのー?と
私も、急遽、肉眼で太陽をガンミ。激写しました
(金環になってないしー)

朝10時半には、南座に到着(早いっ)
待望の”美”の世界展の扉をくぐりました。
南座の小部屋や回廊を有効に活用したミュージアム。
最初は、衣裳のコーナーです。
だいたいですが12畳位の大きさの部屋に、
それはそれは素晴らしい衣裳が8点ほど飾られているのです。
密度が濃すぎるよ~鼻血がー。
美術館だったら、たぶん、あの大きさの部屋なら、
衣裳2点くらいを余裕をもって飾る感じなのではないかなぁ。
観ている人がくちぐちに「凄い~」「凄いなー」と一人5回以上は
つぶやいているんです。私も一人で、「凄いー」と言ってました。
二人椀久、揚巻、阿古屋、夕霧などなど。
もう日本の国宝と言える芸術品が目の前にズラリと。
写真では決して再現することのできない、生ならではの感動です。
糸の美しさ、刺繍の緻密さ、モチーフの楽しさ、構図の妙。
まさに、粋の結晶。限りなく素晴らしい作品を、舞台のために
制作されてきた玉三郎さんの熱意とこだわりが迫ってきました。
ただ観ているだけでも圧倒されてしまう衣裳を着こなして
それ以上のオーラを放出してしまう玉三郎さんの存在感に
あらためてコウベヲたれました。唸る唸る
南座の昔のポスターを見ながら、次は、二階へ。
面白かったのは、こんな表示が。

いいですね~この順路に沿って、玉さんワールドへ突入です。
天守物語の獅子頭に遭遇。ツーショットで撮影しました。
自分で片手で撮ったので、獅子より自分の顔がデカい!!度アップー。
楽屋も凄かったです。あの鏡台を生で拝見できて感激しました。
この鏡の前に玉さんは座って、お化粧をしてきたんだなーと。
しばらく佇んでしまいました。座布団も気持ち良さそう。ふかふか。
途中、回廊を迷っちゃって、「美のトイレ」(勝手に命名)に
ぶちあたっちゃったりしながら
最後は、「休日の玉三郎」、というコーナーへ。
玉さんのウエットスーツが飾られていました。潮の香がしそう~♪
何よりも、フィンの長さに驚きました。ながーーーーーーーい。
これをつけて潜るなんてスゴイなと思いました。
そして、「海の玉三郎」の映像が流れていました。
もう、じーっと、食い入るように見てしまいました。
ランギロア、ボラボラ、パラオ、モルジブで泳ぐ、潜る、食べる、遊ぶ、
玉さんの映像が次々に流れます。映像監督は玉三郎さん。
マンタと泳ぐときは、マンタに。亀と泳ぐときは亀に。
玉三郎さんも変身しているよう。海の変化もの。
音楽もとってもいいんです。ダニーボーイも海に合うんだなー。
心を震わせて全編見ていたらけっこう30分はゆうに経っていて
そのうち足が震えてきたので、最後の方は緋毛氈の椅子に座ってみました。
これは行かないと絶対に後悔します。
というか、南座だけでやっていちゃーいかんのじゃないか
と思いました。日本中の美術館で、さらには世界中のミュージアムで
開催するべき企画展だと思います。
底なしに贅沢で、日本人で良かったーと思える
「玉三郎”美”の世界展」であります。
また、行こうーっと。
行って参りました。
「ふるあめりか」の公演前に早めに拝見したくて
朝7時半過ぎには東京駅に到着。ちょうど、金環日食の頃でした。
見るつもりはなかったのですが、ホームにいるビジネスマンがことごとく
写メで太陽を激写しているんです。えっ、肉眼でもいいのー?と
私も、急遽、肉眼で太陽をガンミ。激写しました

(金環になってないしー)

朝10時半には、南座に到着(早いっ)
待望の”美”の世界展の扉をくぐりました。
南座の小部屋や回廊を有効に活用したミュージアム。
最初は、衣裳のコーナーです。
だいたいですが12畳位の大きさの部屋に、
それはそれは素晴らしい衣裳が8点ほど飾られているのです。
密度が濃すぎるよ~鼻血がー。
美術館だったら、たぶん、あの大きさの部屋なら、
衣裳2点くらいを余裕をもって飾る感じなのではないかなぁ。
観ている人がくちぐちに「凄い~」「凄いなー」と一人5回以上は
つぶやいているんです。私も一人で、「凄いー」と言ってました。
二人椀久、揚巻、阿古屋、夕霧などなど。
もう日本の国宝と言える芸術品が目の前にズラリと。
写真では決して再現することのできない、生ならではの感動です。
糸の美しさ、刺繍の緻密さ、モチーフの楽しさ、構図の妙。
まさに、粋の結晶。限りなく素晴らしい作品を、舞台のために
制作されてきた玉三郎さんの熱意とこだわりが迫ってきました。
ただ観ているだけでも圧倒されてしまう衣裳を着こなして
それ以上のオーラを放出してしまう玉三郎さんの存在感に
あらためてコウベヲたれました。唸る唸る

南座の昔のポスターを見ながら、次は、二階へ。
面白かったのは、こんな表示が。

いいですね~この順路に沿って、玉さんワールドへ突入です。
天守物語の獅子頭に遭遇。ツーショットで撮影しました。
自分で片手で撮ったので、獅子より自分の顔がデカい!!度アップー。
楽屋も凄かったです。あの鏡台を生で拝見できて感激しました。
この鏡の前に玉さんは座って、お化粧をしてきたんだなーと。
しばらく佇んでしまいました。座布団も気持ち良さそう。ふかふか。
途中、回廊を迷っちゃって、「美のトイレ」(勝手に命名)に
ぶちあたっちゃったりしながら
最後は、「休日の玉三郎」、というコーナーへ。
玉さんのウエットスーツが飾られていました。潮の香がしそう~♪
何よりも、フィンの長さに驚きました。ながーーーーーーーい。
これをつけて潜るなんてスゴイなと思いました。
そして、「海の玉三郎」の映像が流れていました。
もう、じーっと、食い入るように見てしまいました。
ランギロア、ボラボラ、パラオ、モルジブで泳ぐ、潜る、食べる、遊ぶ、
玉さんの映像が次々に流れます。映像監督は玉三郎さん。
マンタと泳ぐときは、マンタに。亀と泳ぐときは亀に。
玉三郎さんも変身しているよう。海の変化もの。
音楽もとってもいいんです。ダニーボーイも海に合うんだなー。
心を震わせて全編見ていたらけっこう30分はゆうに経っていて
そのうち足が震えてきたので、最後の方は緋毛氈の椅子に座ってみました。
これは行かないと絶対に後悔します。
というか、南座だけでやっていちゃーいかんのじゃないか
と思いました。日本中の美術館で、さらには世界中のミュージアムで
開催するべき企画展だと思います。
底なしに贅沢で、日本人で良かったーと思える
「玉三郎”美”の世界展」であります。
また、行こうーっと。