「若手の大役抜てき見事的中」

日経新聞1月14日付朝刊の「文化往来」に、
玉三郎さんの初春特別公演評が載っていました。

一部、抜粋いたしますと

玉三郎にはこのモダンな劇場がよく似合う。
ロビーに繭玉を飾り、開幕前に獅子舞を舞わせるなど
玉三郎ワールドへいざなう配慮も十分だ。

ドラマとしてがっしりとした演目ゆえ、配役にも実力のある
演者をそろえることが不可欠だ。
この点にも、玉三郎のユニークな発想と見識が表れている。
玉三郎自身が演じるヒロインお三輪と拮抗する大役・鱶七に
尾上松緑を指名、その他の役にも市川笑三郎・猿弥といった
猿之助門下の腕利きや、まだ19歳の尾上右近など歌舞伎の将来を
担うべき若い人を大役に配した。

一見奇矯なようだが、実はそこには深い読みがあったことが
舞台の進行とともに明らかとなる。用兵は見事に的中。
皆、十分以上に期待に応える好演だが、中でも荷が重いかと見えた
松緑が目を見張る大殊勲。一挙に同世代の先頭集団に
躍り出た感がある。

というわけで、玉三郎さんの采配と
若手の、特に松緑さんの好演にも拍手喝采されていますね

14日と16日にいらした京にんじんさんによりますと
「口上」では、当代松緑さんが辰之助さんと「お声がそっくり」」と
おっしゃっていたそうです。

また16日の口上では、「おじい様の松緑さんが、
(お茶茶に扮したおかっぱ頭の玉三郎さんを)「女の子かい?」とおききになって、
「いえ、男です」とお答えしたのですが、それがおもしろかったらしくて
毎日おききになるんです。困ってしまいまして、証拠をみせるわけにもまいりませんで
父に「男ですと言っといてください」とお願いしたのを覚えております」、
という話を披露されたのだそうです。

毎日おききになる松緑さんと、毎日お答えになる玉三郎さん。
面白いですね。証拠とは!あはは

あと8日となってしまいました。後半戦がますます楽しみです

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松緑さん^^

母が大ファンでした。
わたしの歌舞伎初観が「勧進帳」。もちろん、松緑さん。
大河ドラマの初観が「花の生涯」。もちろん、松緑さん。
わたしも大好きでした。踊りもきれいでした・・・・

辰之助さんがお元気なら、玉三郎さんとの共演がたくさん観られたのに、残念でなりません。
叔母も松緑さんの大ファンで、お孫さんを応援しなくてはと、よく歌舞伎座に通っていました。
きっと良い役者さんになりますね。
笑三郎さんの雰囲気も好き。右近さんも楽しみです。
みなさん、玉三郎さんの傍にいられることが財産ですよね。^^

オセロ

まるこさん

お母様が、大ファンでいらしたんですね。
とても人気のある役者さんだったのですよね。

歌舞伎は拝見したことはないのですが
玉三郎さんと共演された
「オセロ」を映像で拝見しました。

辰之助さんの美声を、生で聴いてみたかったです。

>みなさん、玉三郎さんの傍にいられることが財産ですよね。^^

まるこさん、いいことおっしゃいますねえ。
憎いねこのーって、一人で喜んでいます。

No title

桔梗様

昨日19日に行ってきました
銀座についてお茶を飲もうと銀座ルノワール(確かこんな名前)落ち着いた雰囲気で疲れも取れたのですが お会計で紅茶が680円と銀座価格にビックリでした・・・まず
おねえさんの感じが良かったから◎思い出に残る喫茶店

さて公演 玉三郎さんの花道の「・・・・・の相」のところから最後絶命するまでの玉三郎さんの心情表現の素晴らしさに感服でした☆
なぜかバレエのギエム姐さんにみてもらいたくなりました

あとやっぱり玉三郎さんの踊りはいいですね~
手の動きはなんといっても好きです
絶対真似できない
ちょっとやってみた・・観ながら・・・(汗)・・・絶対無理
あとオーラがハンパない
元々背の高い人なのにオーラがすごいからふぁ~ともっと大きく見える

松緑さん好演です
きっと真面目な方 もっと遊べば枠から飛び出てもっと・・・
と勝手なこと思いました

今回初めてのこと
玉三郎さん いつもこの世の人でない感じで観ていましたが
今回「人」なんだと思いました(当たり前)
口上の向こう側に色んなものが見えました

銀座にトンボ帰りはあまりに贅沢なので母の着物に父の着物から道行コートに仕立直ししたものを着て行かせていただきました

最近歳のせいか人生はあっという間に思えてきました
その刹那の中 こういう舞台を観させていただくのは申し訳ないような
ありがたいような気になります
色んな思いを持ちながら ちょっとさみしいネオンの銀座を駆け足で後にしました

素晴らしい

としこさん

さっそくのレポをありがとうございます。

感動がじーんと伝わってきて
何回も読ませていただきました。

玉三郎さんの心情表現、特に命果てるまでが
本当にすごいですよね。もうグイーンって
心を持ってかれちゃいます。涙、涙、、。

踊りも素敵ですね、いつ拝見しても。

>ちょっとやってみた・・観ながら・・・(汗)・・・絶対無理

としこさん、さすが。ふつう、やらない(笑)

玉さん、「人」だったのですね。
口上も、しみじみ話されて、貴重な時間ですよね。

素晴らしいレポをありがとうございます。
記事の方でもご紹介させてください。
よろしくお願いいたします!

口上も充実

舞台に手ごたえを感じておられるのか、口上も日増しに充実してきているように思われました。
わたしにとって初日の5日にくらべて、14日、16日の口上は、余裕しゃくしゃく、堂々として、いろんなことをお話になりたいようでした。

先代松緑さんの思い出をなつかしそうに話されて、16日は、「新薄雪物語」の薄雪姫、「暗闇の丑松」のお米に加えて、「新太閤記」のお茶々のときのエピソードが披露されました。

前回の口上では、辰之助さんのお話は出てこなかったので、ものたりない気がしていましたが、今回は言及されて、「お声がそっくり」とのこと。
映像でしか見ていない辰之助さんですが、声も姿も、迫力ありましたねえ。早く亡くなられたのが、ほんとうに残念です。

玉三郎さん監修の「お染の七役」、あの渡辺保先生が七之助を絶賛。「本人の努力もあるが、監修者玉三郎の力が大きいだろう」
あらためて、おめでとうございます。

余裕しゃくしゃく

京にんじんさん

玉三郎さんの口上、毎日聞きたいです。
いろいろな思いが出てきてお話も
さらにふくらんできているのですね。

11日の口上でも、新薄雪物語のお話をされて
その時、なんと15歳でいらしたそうでびっくり。
あと、いつも千秋楽が終わると、松緑さんのお宅で
打ち上げがあって「このくらいの大きなテーブルがあって」
と座ってらっしゃる毛氈で例えられていました。
女形はお化粧を落とす時間がかかるので、ちょっと遅れていくと
いつも松緑さんのお隣に、僕の席を用意してくださっていて、
ということを笑顔で話されていました。
いい時間をたくさん松緑さんと過ごされていらしたのですね。

七之助さんの七役も、よかったですね。
拝見したくなりました。
玉三郎さんの直伝の力は絶大でしょうねえ。

ときどき、しばしば

その「新薄雪物語」のときの15歳なんですが、年表をみると、公演は、1967年9月になっているので、玉三郎さんは17歳なのではないかしらん?
ときどき、年数とか、ちがっていることがありますよね、玉三郎さん。
南座での真山仁さんとのトークショーのときも、お二人がはじめて会ったのが、玉三郎さん最初、20年前とおっしゃって、あとで「18年前でした」と訂正されていたような。
舞台に関するものすごく厳密なところとの落差がおもしろいといってはなんですが・・・ やっぱり、おもしろいです。

へへへ

京にんじんさん

ときどき、しばしば、なにげに、ですね。
15歳と聞いてびっくりでしたが、
年表は真実を語るですかね、うーむ、謎ですね。

過去のことには、そんな頓着されないって
感じでしょうかね。

確かにその落差が面白い~不思議な方ですねえ。
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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