修行ができない時代@チャリティトークショー〈後半〉

16日に南座で行われたチャリティトークショーの後半です。
節電からスローライフ、そして玉三郎さんの芸道の話しへと繋がり
とても奥深いお話を聞くことができました。
マークは玉三郎さんの発言、マークは、私の感想です。

海外のアーティストとの共演について

ヨーヨーマは、あんなに世界的なチェリストでありながら
「あなたは自分の国のものができていいね」、と言う。
それは、彼がフランス生まれでフランス語と英語しか話さない中国人のため。
オーケストラの中でスターであるからこそ、いつも
何を着て行くか、マエストロよりもいいものは着ない、
いい車は乗らない、と、気にする。「あなたはいいね。幸せだね」、と
言われるので玉さんが、「でも、いいんじゃない、好きな音楽がやれて
いるのだから」と話したら、それで楽になった、と。

超一流の芸術家ゆえの苦悩。母国で活躍していても
きっと想像を絶するご苦労をされたであろう玉三郎さんの、
すべてを理解し、ヨーヨーマさんを救う言葉だったのですね。
うぉーん、なぜか泣けてきちゃう。

HPの今月のことばで、
「ゆっくり考えながら、地に足をつけて歩んで行くことが大事」とありました。
何年か立つと変わる人が多いなかで、玉三郎さん何年はたっても変わらない。


修行が出来なくなった、とすごく思っている。毎日、毎日お稽古して、
「て」が「てんてんてん」となるまでに何年もかかるということが
ファーストフードや必要のない明るさ、コインで何でも出てきたり 
お弁当は親達が作るんじゃなくてアルものでそれを食べてたら、
自分たちでじっくり作るって観念が無くなると思う。
それを食べてることが悪いと言ってるのではなくて
そうじゃない生活があるんだということを知ったらいい。

自慢じゃないけど、TVつけっぱなしってことはしない
小さい時に、ディズニーワールドとチロリン村とクルミの木くらいは見た
ビデオが出来てから、僕はTVに選ばれない、僕がTVを選ぶ、って決めた。
ほとんどオンエアでみない。電気も十数年前から消して歩いている。

深いですけど、どーですか。(と獅童さんへ)

深いですね。僕はファーストフード大好き。わくわくした。
ポテトの香りとか。朝、ファーストフードを食べているところを、
玉三郎さんに見られた。「今日から禁止!」と。
次の日からホテルでおにぎり作ってもらった。

あれが戦略なのよ。小さい頃から洗脳しようと。

常日頃から玉三郎さんがおっしゃっているスローライフは
修行や芸事に直結していたのだ、と、地に足をつけて歩んでゆくことの大切さを
とても具体的に理解することができました。便利な機器を手にして、
何でも手短に「軽く済ませる」生活習慣が、実は危機をもたらしているのですね。

時間をかけてやることは大事だけど、うまくいかないことも多い。
我慢して結果をだすことの我慢がしにくくなっている。
どうやって、そこのとことを超えていくんですか


こだわりだけです。父がしょっちゅう言ってたのは他人がいいって
言ってくれても自分のこだわりが達成しない限りは納得してはいけない、と。
時間をかけてゆっくりやって失敗しても納得できる。
誰かのせいにしないで、俺がいけなかったんだって思える。
僕はやんなさいと言われてずーっとやってきたので小さい頃から
時間をかけようなんて思ってなかった。でも40過ぎてみると
時間がかかったものしか、みなさんに見ていただくものは
無かったってことがわかった。偶然でヒットすることはあっても
続かないってことがよくわかった。

時間のかかったものを時間がかかってなかったみたいな顔をして
お見せするのが一番いいんじゃないか(拍手)苦労が見えたら面白くない。

「誰かのせいにしないで、俺がいけなかったんだって思える」
と、ズバッと言い切った時の玉三郎さん、ザ男!でした。
でも、そのすぐ後で「僕は……」と静かにおっしゃった、その話し振りの違いが
とても印象的。俺、僕、わたし、、、いろんな顔の玉さんがいます。

玉三郎さんのこだわりは蜃気楼みたいなんですよね。
あ、到達したな、と思うと、もう、その目標は違うとこにいってる
つまり現状に満足してはいけない。


そこに花があると、花に手がふれると向こうになにがあるのかなと思っちゃう。
これは絶対やりたいんだ、っていう点の目標がいっぱいある。
向こうのやりたい点ってのもあるんだけどできないときに
ちゃんと自分で理由をつけてこうだから向こうへ行けないんだ。
近くのこの点から行くんだ、と。で、パッと飛べたときに、飛べたじゃん、と。
でも行っても難しいときは戻る、それが僕にとってのゆっくり。
目標に到達するとスランプがきちゃう。次なにしていいかわかなくなる。
だからいつも手の届かない目標を遥かにもっている。次の夢を追い求めている。

歌舞伎、昆劇、演出、歌唱、、、。なるほどなあ、
そういう風に目標を設定して、次々とクリアしているのか、と感動。
そのいずれもが最高の完成度に到達している玉さんは超人ですね。

妖怪ばっかりやってる人に、人生ゆっくりよ、と言われても
いや、そうですかあって。昔は365日舞台に立つのが好きだった方が
なぜスローな生き方に変わってきたんですか。


やっぱり年齢がきて、身体がきかなくなったってことがある。
そうすると、熟慮したものしかできないってなる。
45くらいのときから、休みをとるようになった。
一番はじめ70日間仕事をなにもしないでとう休みがあったら
見えてくるものがあった。止まっていいんだ、と。

いいものと悪いものしか見えなかったのが
もっといろいろなことが見えてくるようになった。
休みをとるようになって闇を知ったり自然を知ったり
潜ってるときは何も考えない。
自然の中にいれさせてもらうってことで身を以てわかった。

40代の頃の玉三郎さんの映像を拝見すると、素顔の顔つきが
まるで今とは違う印象を受けます。海に潜ったり、自然の中に入ることで
大らかさ、穏やかさ、そんな玉三郎さんの魅力が、年々、グッと増幅して
いる気がします。”身体がきかなくなったこと”はけしてマイナスばかりでは
ないのですね。これからの玉三郎さんがますます楽しみであります。




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No title

桔梗さん

こんばんは
すっごい詳しいトークショーの内容でビックリです
ありがとうございます☆
玉三郎さん 海の中だと考えごとしなくていいって・・
海にいる玉三郎さんは子供みたいで幸せそうですね☆

写真やDVDをじーっとみてると 楽屋やご自宅にふわぁふわぁのぬいぐるみみたいのあることないですか?
なんか可愛らしいです◎

昔健康だったとき パラオやナッソー、ボルネオ島なんかでもぐれないけどシュノーケリングしたりしたから なんだか思い出します☆

チロリン村!

「チロリン村とクルミの木」
懐かしい!!!わたしも大好きでした。^^
お若い方達はご存じないでしょう?(笑)

お若いころより今の玉三郎さんの方が魅力的、と感じるのは、きっとわたしだけではありませんね。
年齢とともに、奥行き、奥深さやゆとりが増してきて、それらがすべて人を魅了するのです。
玉三郎さんと同世代の幸せに酔っています。

山鹿の玉三郎さんが、とても嬉しそうでした。
わたしも嬉しい。みんなも嬉しい。^^

教授の講義

としこさん

トークショーの時は、主立ったところを
走り書きでメモしながら、玉さんも見なくちゃいけないし
何だか、教授の講義を聴いているような感じで。

あとで蛇みたいな自分の文字を判読するのに苦労しました(滝汗)

玉さんん、海の中ではきっと子どもや
魚になっているんでしょうね。(魚?)

そうそうふわふわのぬいぐるみお好きなんでしょうか。謎ですね。

きれいな海だとシュノーケリングでも充分、楽しめますよね。
イカが泳いでいるのを見た時は、いたく感動しました。
え〜こうやって泳ぐんだあっ、と。いつものイカと違う〜。

玉三郎さんの海の話しも、いろいろ聞いてみたいですね。

そうそう

まるこさん

玉さん、はにかみながら嬉しそうに
「チロリン村とクルミの木」とおっしゃって
そこで、笑いが起きてました。

私はお若くもないんですが、存じ上げません〜e-257

お若い時とはまた違った魅力ですよね。
内面の柔らかさが、顔に溢れているというか。

山鹿のお話をするときも、
目がランラン玉さんでした。

素晴らしい

教授講義の詳細なレポート、たいへんよくできました~(^.^)ありがとうございました~。京都の記憶が蘇りました。
大ブームの中、もうほとんど、演舞場に住んでらしたかというくらいのお仕事とお稽古漬けのお若い頃の生活からも色々学ばれ、今の玉さまがあるという感じでした。私達の想像以上にスローライフとは、無縁の生活だったと思います。身体の不調や衰えが、ある意味、強制的に休暇を与え、山鹿や佐渡や海で自然回帰されて、ご自分の生き方を再考されたのでしょうね。
私は、玉さまより9歳年下なので、玉さまが十代の玉三郎になられた時代の時代背景などが記憶にあります。玉さまの初見は、実は歌舞伎ではなく、踊りの会だったのですが、その美しさと踊りの素晴らしさは、印象的でしたので、後に歌舞伎で大抜擢された時は、大納得。子供心になんて美しいのだろうと。はい。違いがわかる子供でしたよ(^.^)

玉さま世代は、まだ都内のあちこちに昔の風情が残り、伝統芸能のお稽古も盛んな古きよき時代の匂いをご存知の最後の世代と思います。

その芸と生き方が、益々ご贔屓や後輩の役者さんに影響を与えることが出来ますように。

因みに「チロリン村~」は、井上ひさしさん、熊倉和雄さん、そして黒柳徹子さんと素晴らしい方たちが作られた子供番組でした~(^.^)

チロリン村

すみません、またまた関係のないところに反応してしまいました。「チロリン村」見ていた記憶があります。と言っても、ほとんど幼児でしたので、鮮明には覚えていないんですが。その後の「ひょっこりひょうたん島」は大好きでした。って、誰も聞いてないけれど・・・。

玉さまのお話を読んでいて、杉村春子先生の「女の一生」の中の名せりふ『誰が選んだ道じゃない。自分で選んだ道だもの。間違いと知ったら、自分で間違いでないようにしなくちゃ。』を思い出しました。人のせいにしちゃいけないんですよね。自分が動かなければ、自分が努力しなければ道は開けない。わかっちゃいるけど、つい「棚ぼた」のほうに期待してしまいます。「チロリン村」を知ってる年齢なのに・・・。

すごい♪

トークショーを録音してるぐらいの正確さですね~!!二週間くらいしか経ってないんですけど懐かしいです。文章を読んで曖昧になっていた記憶が蘇ってきました。私なんて聞いてるだけで精一杯だったんです…(笑)。
ありがとうございます 

三つ子の魂

おとらさん

同年代でしょうか~。
「三つ子の魂、百まで。」といいますね。この高度成長時代に色々な価値感が変化していきますが、玉さまは、ご実家の昔からの花柳界の風情に加え、映画とTV世代のディズニーやNHKの教育番組など、敏感な感性で深く印象に残られたのでしょうね。
「チロリン村~」から「ひょっこりひょうたん島」それから辻村ジュザブローさんの「南総里見八犬伝」とたぶんずっとご覧になっていらしたと思います。
ご自身も、樋口一葉の「にごりえ」の人形劇で声優をされています。素敵でした~(~o~)

歌舞伎だけではなく、映画やTV、声を使った歌のお仕事からコンサートと根底で全て繋がって芸術の木の枝葉を伸ばされているところが凄いですね(^.^)

新八犬伝

小紫さん

どんどん本筋から離れてしまいますが・・・

「新八犬伝」見ていました。九ちゃんの語りがよかったですね。「玉梓が怨霊~」が忘れられません。

10年ぐらい前になりますでしょうか、らぶりん(愛之助丈)が「平成若衆歌舞伎」で「新八犬伝」を演ったのを見に行ったんですが、この「玉梓が怨霊~」がなくて、「それはおかしい!」と思った覚えがあります。

こうやって書いているうちに、玉さま、ジュサブローさんのお人形に似ているような気がしてきました。

失礼しました

大変失礼致しました。

玉さまが声優をされた人形劇は、樋口一葉の「たけくらべ」でした。しかも主人公の女の子役ではなく、初恋の相手役の信如。可憐な少年のお声。
因みに、主人公の美登利の声は、女優の十朱幸代さん、素敵なお人形の作家は、確か辻村ジュサブローさんでした。
辻村さんのお人形は、本当に玉さまにそっくりで「源氏物語」の藤壺など瓜二つです。

NHKさん、本当に玉さま特集、お願いしたいです~(~o~)

源氏物語

桔梗さん、話しがどんどん反れていってすみませ~ん。玉さまが「新八犬伝」をご覧になっていただろうということで、ご了承ください~(^^ゞ私は、原作を読んだことがないからわからないけど、「玉梓が怨霊~~~。」って、あの番組だけだったの~?知りませんでした~。あれが良かった。
10年くらい前だったか、辻村さんの源氏物語のお人形展を見に行って、ちょうど藤壺のお人形を間近で拝見していた時に、玉さまから携帯にメールを頂き、あまりの偶然にビックリ(@_@)腰を抜かしそうになったことがございます。
源氏物語は、虚構の世界だけど、辻村さんのお人形と玉さまは、何か魂が繋がっていて、どちらがどちらに似せたとかではなく、同じ感性を持った芸術家が一人の女性を追求したら、そっくり似てしまったという感じが致します。お衣装に凝っていらっしゃるところまで、そっくりですね(~o~)

やっぱり。

小紫さん

ですよね、ふむふむ。

>私達の想像以上にスローライフとは、
 無縁の生活だったと思います。

顔に書かれていましたよね。
書かれた顔、じゃないですけど。
超スピードライフの切羽詰まった感じがあって
正直、見ているだけで息苦しくなりました。

身体の不調って、いろんな意味で
心の面でも、警告を与えてくれているんですね。
玉三郎さんが自然に還れて良かった。

聞いてますよ。

おとらさん

ひょっこりひょうたん島は、知ってますよ。
リアルタイムでは見てませんが
良く知ってます。
あとブーふーウーも、同じ系列ですかね。

まさにまさに、杉村春子さんの「女の一生」の名台詞ですね。

その言葉をおっしゃった時の玉さんは
断言でしたから。もうずばーっといい切って
しかも俺発言でしたので、圧倒されました。

いつも感じるんですけど、玉三郎さんはよく
「他人がどう思っていても、、」とか、
「他人」という言葉を使われるんですよね。
その二文字にも、いろんな意味を感じています。

でも、やっぱり、「棚ぼた」!
ボタボタ落ちて欲しいーっす。

決め台詞

さらに、話題が本筋からそれて申し訳ありません。

アノ「玉梓が怨霊~」という決め台詞?ですが、アノ「新八犬伝」を見ていた人は、大体記憶に残っているみたいですね。他の場面は忘れても。

らぶりんの「新八犬伝」も、その「玉梓が怨霊~」がどうなるのかワクワクしながら見たのに、その決め台詞がなくて、いっしょに行った友人と「えーーーっ」って思いながら劇場を後にしました。

まともな人間のお役が少ない玉さま、「玉梓が怨霊~」いかがでしょうか?八犬士には、菊之助さんや、右近さん、松也さん、壱太郎さんなど、お若くておきれいな方たちを揃えていただいて・・・。またまた妄想がふくらんでまいりました。

16日に

ひろみんさんも、行ってらしたんですね。
同じところで、同じ話を聞いていたのですね。

私は、けっこう必死でしたーe-269
もう暑くて暑くて、半袖で頑張ってました。

記憶がよみがえってもらえて、よかったです。

全然オッケー

小紫さん おとらさん

どんどん本筋からそれていってくだせー
その方が面白いですからー。

「新八犬伝」はそんなに古くないですかね。
でも。「玉梓が怨霊~」はわかりません。
ラブリンは、見ていなかったってことですか。

玉さんとジュサブローさんが対談されている記事を見ましたが
とても面白い内容でした。
通じているものがあると思います。だから似ているのかな。

うーむ

おとらさん

やっぱり、ついていってない私がいます。

「新八犬伝」をビデオで見なくっちゃ。
ソノ「玉梓が怨霊~」という決め台詞、気になり始めました。

ラブリンも制作者も、きっと
わかってなかったんですね。

新版「新八犬伝」

桔梗さん、是非是非、見てみてください。「八犬伝」面白い戯曲ですよ~。「玉梓が怨霊~。」は、かなりインパクトありますが、怨霊で怖い岩藤みたいな形相になるから、玉さま「俺、嫌だっ。」 って、男らしくキッパリおっしゃるかもですね~~~(^_^;)

それでは、八犬士の母、美しい伏姫などは、如何でしょうか?犬塚信乃を菊ちゃんあたりで、他、昨年の「助六」の並び傾城の皆様、歌舞伎界の「平成JUMP」で固めて頂きたい(^.^)あ、壱太郎さんも入れてね~(^.^)

あの決め台詞は、ジュザブロー版の脚色による演出だったんでしょうね~。あの怨霊の人形をジュザブローさんが遣われていたようです。

新歌舞伎座の柿落とし!!!松竹さん、いかがでしょうか?

見なくちゃ

小紫さん

玉三郎さん、男らしくキッパリ断るでしょうか、ね(笑)
でも、変化ものは好きだから、意外に好まれたりして。

怨霊の人形はジュサブローさんご自身が遣われていたのですか。
ますます拝見したくなりました。

柿落としには、どーですかねえ(笑)
でも、斬新かもしれませんなあ。

確か

私は、残念ながら拝見しておりませんが、玉さまとジュサブローさんが遣われるお人形とで共演も、されたことがあると思います。

江戸時代の滝沢馬琴のこの「南総里見八犬伝」は、スペクタクルな要素も沢山あるので、鏡花物と並べても面白いかと思いますね。

さよなら公演を1年4か月間、勘三郎襲名公演を3ヶ月間やった松竹さんですもの。新歌舞伎座柿落とし公演は、少なくとも半年から1年はするのではないでしょうか?
昔の猿之助丈の奮闘公演や玉さまが全演目鏡花物をされた7月公演とかに、良い演目かなと思いますね。

お人形と玉さん

小紫さん

うーん、シュールですね。
見たいなあ。

確かに柿落としはひと月ではないですもんね。
数ヶ月あるうちのひと月に
オモシロ企画ものも、いいですよね。

もしくは、来年に、また
ル・テアトルでもいいですね。

玉三郎さんのプロデューサーさま
よろしくお願いいたします。

二人椀久

玉三郎さんは、二人椀久でジュサブローさんの人形と共演されていませんか?
あの妖しい雰囲気がぴったりだったような・・・・
わたしの思い違いでしたらごめんなさい。

紙人形で見た「平家物語」の雰囲気も、玉三郎さんでした。^^
やっぱり、人間界と天上界の境目なのかしら・・・・

長唄のお浚い会の演目に「八犬伝」がありました。(笑)

人形界かい?



まるこさん

二人椀久なんでしょうかね。
ご存知の方がいらっしゃいましたら
教えてくださいー!

玉さんとジュサブローさんの対談を見直していたら
こんな一節がありました。

玉三郎 ジュサブローさんといえば、テレビでは
    NHKの”真田十勇士”のたくさんの人形、また歌舞伎でも
    猿之助さんが人形と共演というとき、その人形つかいは
    ジュサブローさん……人形に興味を持ち始めたのはいつごろ
    なんですか。

ジュサブロー 興味は小さいときからね。変な子だったの、
       ホントに変な子だったのよ(笑)。

玉三郎  やはり中国時代から?子どものころから、
     人形作ってたの?

ジュサブロー うん、もう作ってたね。うちにいる芸者さんの
       きれいな着物が欲しくて欲しくてたまらないのね。ぼく、
       いつも思うの。芝居で封印切りなんかの場。
       ズラッと後ろに女郎さんとか中居さんが並んだ前で、
       主人公がとっちめられるところあるでしょう。ぼくも
       ああいう状態によくなったのね。

玉三郎 どうして?

ジュサブロー 僕が着物切ったのよ。うちのひとに叱られるとき、
       いつもずらっと帳場に芸者さんたちが出てきて、
       その真ん前でさ、叱られたのです(笑)。

玉三郎    ひどいなあ、着物切って、人形作っちゃうほど
       好きだったのね。

また、対談の中で、玉三郎さんがまだスローライフに
なる前の発言があります。これ、面白いです。

玉三郎  (ジュサブローさんが住んでいた広島の)三次ってところ
     ぼくも巡業でゆきました。寂しいところ!遊ぶところって
     パチンコ屋ぐらいしかないのね。仕方ないから、夜、
     パチンコに出かけたわけ。そしたらね、川が流れていて……。
   
    橋があってさ、暗いのよね。現在のことよ。
    喫茶店も八時か九時でおしまいっていわれ、チョロチョロ
    川が流れてるところ歩いて、ふっと向こう見ると
    パーッと明るいのが一軒だけあるの。それが
    パチンコ屋だった(笑)

てなわけで、玉三郎さん27歳の頃
まだネオンが恋しかった時代ですね。
こういう話し、何だかホッとしますね。

随分、話しが反れちゃったかな

ONNNAGATA

辻村ジュサブロウさんとの共演写真「其面影二人椀久」が、大倉舜二写真、渡辺保解説の「ONNAGATA」(1983年)に載っています。
写真をどこかでみたと思って探しました。

舞台は、1981年10月のサンシャイン劇場でしょうかね。「カーリュー・リヴァー」も同時上演なんでしょうか。舞台稽古の録画をみたことがあります。

そうです

まるこさん

ありがとうございます。そうです(^.^)
「二人椀久」です。
私は、お人形と踊る玉さまの大きなパネルを拝見していますね。
辻村さんのお人形展もかなり追っかけていたのですが、八百屋お七などの玉さまの人形振りの舞踊が好きだったから、辻村さんの感性とオーバーラップしていたんです。玉さまは、文楽のお人形体形ですものね(^.^)
長唄の「八犬伝」、いいですね~。聞いてみたいです。踊りで、何か出来ないでしょうかね。

桔梗さん
辻村さんと玉さまの会話、ありがとうございます。
スローライフになる前でも(^.^)子供の頃からきっと、灯りにすご~く敏感だったんでしょうね。(お父様との蛍光灯のお話とかありますね。)
そして舞台の良し悪しに、本当に照明は、重要に関わっていますね。玉さまのお舞台の照明。昔は、ずっと相馬先生でした。今は、日本中の地方公演から中国までどんな所も全て、そのお弟子さんで玉さまの幼なじみの池田先生ですね。
子供の頃の「チロリン村~」から、お人形、照明まで全て、エッセンスになっていますからお話は拡がりますね~。

二人椀久と、オペラ

桔梗さん

では、では、又しゃしゃり出ましょうか?

まるこさんの仰る二人椀久、ビンゴー!!

昭和56年10月16日~21日、サンシャイン劇場にて、
【坂東玉三郎リサイタル】 舞踊「其面影二人椀久」 と、
オペラ「カリューリバー」

『才能豊かな玉三郎は(美の世界)という分野から一歩抜けだして
(個性)を発揚しようという試みに踏み出した。この意欲は大いに評価できる。・・・
ジュサブローの人形椀久・・云々 長くなるから、私のブログに書いてみましょうか。

それから、小紫さんが仰る【南総里見八犬伝】は、昭和44年3月
国立劇場上演。菊之助(現・菊五郎)の犬塚信乃、新之助(現・団十郎)
の犬飼現八・・他、梅幸・羽左などベテラン、若手総出演。

玉三郎さんは、信乃の許婚・浜路 彼女に横恋慕の左母次郎に殺されちゃう。
18歳の玉さま、『その美しさ、綺麗さは、新春の花咲きこぼれる
趣き・・・梨花一枝雨をおびる玉三郎の姿態は正に真女形云々』

凄く綺麗な玉さまの(浜路)立姿、この写真、桔梗さん思い出しましたか?
因みに私、「南総里見八犬伝」小学校5年生のとき、読破しました。

ありがとうございます

京にんじんさま、みよ吉さま

詳細年表、ありがとうございます。玉さま検定みたいですね。すっきり致しました(^.^)
玉さまの浜路が先ということは、ジュサブローさんがご覧になっている可能性がございますね。お人形の浜路も、美しかったと記憶しています。

新しい座組で、是非拝見したいです~(^.^)

「其面影二人椀久」!

京にんじんさん

さっそく解答を送ってくださって
ありがとうございます。

「其面影二人椀久」なのですね。
タイトルも、風情があります。

写真を見た覚えの記憶力、凄い!
探してくださって感謝感謝です。

昨夜、甕の酒を飲んでしまい(毒無し)
そのまま夢の世界へ入ってしまって
返信が遅くなりました。失礼しました。

人形振り

小紫さん

ありがとうございます。
大きなパネルもあったんですか。

私も玉三郎さんの人形振りの舞踊が
とても好きです。

日高川も、通いました。
最初、拝見したときは、もうビックリしちゃって。
揚幕がチャリン〜と開いたら、
玉さんではなくお人形さんが出てきて!
本気で、目を見はりました。

どうやってあの振りを習得されるのだろう、と。
また玉さんの人形振りを拝見したくなりました。

とりあえずシネマ歌舞伎で、日高川を見て来ようと
思っています。今、やってますよ、ね。

昭和56年ですか

みよ吉さん

詳細を教えていただき、ありがとうございます。

リサイタルでお演りになったのですね。
玉三郎さんファンにとっては
たまらない企画2つですね。見たかった。

まさに個性を発揮する試みですね。

>18歳の玉さま、『その美しさ、綺麗さは、新春の花咲きこぼれる
趣き・・・梨花一枝雨をおびる玉三郎の姿態は正に真女形云々』

玉さん賛辞、絶品ですね。パッと出て来るところが
みよ吉さん、これまた凄いです。
そうでしたね、この写真!美しい!

小学校5年生で読破なんて、素晴らしい!

どうもありがとうございました。

読書狂

桔梗さん

読破したからって、別に凄いことでもないんです。

伏姫が可愛がっていた八房という犬が死ぬとき、八つの珠玉が
四方八方に散らばった。その珠玉には、智・仁・孝・悌・忠・義??
(あと二つ??思い出せません)が書かれていた。
それぞれ八人が、その珠玉を持って産まれた、同じ年の兄弟
子供にとっては、おとぎ話みたいで、面白かったんですよ。

父の書棚にあった「赤穂浪士銘々伝」という、若草色の布製表紙で1000頁ぐらいの本
やはり小学生のとき愛読して、『美男・磯貝十郎左衛門』に恋?したりv-410
どうやら、子供の時から歌舞伎フアンの素質あったかな・・

牡丹の季節

ホームページのお写真が牡丹に変わっておりますね。凄く沢山の花房。佐渡でしょうか。

次は、中国「牡丹亭」公演ですね。行かれる方、いらっしゃるのでしょうか。

南総里見八犬伝

みよ吉さま、桔梗さま

先程、アニメ「名探偵コナン」を見ていたら、なんと事件の題材が「八犬伝」 にまつわるものでした。そのお話を模した事件をコナンが解決!

やはり、あのお話は、ワクワクする感じがして、大変面白いです。
あと二つの文字は、「信」「礼」だったかな。
まるで歴史の年号を覚えるみたいに、人形劇の主題歌で覚えました。
お姫さまの名前が伏姫、犬の名前が八房。

飛び散った玉が八個。八人の犬士の苗字に全て「犬」の一字が使われていたり、怨霊の名前が玉梓と、そういったところも面白かったです。

玉さん狂

みよ吉さん

『美男・磯貝十郎左衛門』に恋!
していたんですね。

お子さんの頃からの読書狂が
玉さん狂に、つながっていくわけですね~。

きれいですね。

小紫さん

佐渡ですね、きっと。
見事に咲き乱れておりますね。
今年なんでしょうかね。
いや、まだですかね。

北京にいらっしゃる方は
ぜひぜひご報告をば
お願いいたしますねー。

コナンでも。

小紫さん

コナンを呼んでしまいましたね。
これも何かのご縁ですかね。

NHKさんに再放送していただけたら
いいですね。

私も歌で覚えました

小紫さんが書いていらっしゃいますが、NHKの人形劇「新八犬伝」の中の挿入歌で、坂本九ちゃんが「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌(じんぎれいちちゅうしんこうてい)」と歌っていらたのを聞いて覚えました。でも、意味は全然わからないまま、大人になって漢字を見て、「あぁ、こういう意味だったのね」と納得しました。当時は呪文か何かのように思っていたんでしょうね。学校でも流行っていたように思います。

九ちゃん

おとらさん

すごい歌詞ですよね。
その歌、メロディーもきっと
よかったんでしょうね。
聴いて見たいです。

九ちゃんは、いろんなところで
いい歌を、唄っていたのですね。

テーマソング

「新八犬伝」テーマソング、「めぐる糸&仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」という凄いタイトル。因果応報と八個の玉に刻まれた文字をひたすら連呼。アニソンの雰囲気があります。(よつべで聞けます。)

歌詞:「いざとなったら、玉を出せ!力が溢れる不思議な玉を~~~~!」

お数珠の八個の玉を八人の犬士がお守りとして持っているからなんですが、まるで玉さまパワースポットのテーマソングみたいです(^_-)坂本九さんの伸びやかな歌声も素敵。劇中の語りも、九さんですね。

なるほど^^

いざとなったら、玉を出せ!力が溢れる不思議な玉を~~~~!
なるほど、玉三郎さんの前世はこれかもしれませんね。^^

レベルの高いNHKの人形劇は、どんどん再放送していただきたいものです。きちんと視聴料を払っているので、大きな声で言えます。(笑)
「チロリン村」、「ひょうたん島」、「新八犬伝」などに加え、ブーフ-ウーも面白かったですわ。

「其面影二人椀久」もですが、仁左衛門さんとの「二人椀久」のDVDが欲しい~~~!!!長唄も大好き。^^

玉ですかーっつ

小紫さん

へえ~聴けるんですね、聴いて見るかな。

行きつくところは?
やっぱり玉!なのですね。
話それてない~かも。

前世?

まるこさん

あはは、玉さんの前世ですか。

NHKの人形劇は今見ても、きっと
楽しめるでしょうね。

再放送はいいですね。私も見たい。
今の子供たちにも見せてあげたいですね。
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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