千穐楽おめでとうございます。

南座顔見世公演も、今日でフィナーレです
初日寸前の配役変更というすったもんだでスタートをきり
連日、マスコミで話題沸騰の顔見世でしたが
かえって大賑わいの大盛り上がりで、有終の美を飾りましたね。
さすがです!役者さんはじめご出演の皆様に、
大きな大きな拍手を贈らせていただきます。(まだ終わってないけど)

私は、17日の昼夜通しで観劇いたしました。
昼の部は、気合いで朝一番の「羽衣」から参戦
八千代座で玉三郎さんの天女を拝見したばかりでしたので
演出の違いや、振り付け、衣裳や鬘など、役者さんによって
ずいぶん違うものだなあ、と発見がいろいろ。

孝太郎さん天女のポニーテールはかなり太め。
結んでいるリボンはキンキラゴールド、しめ縄風お飾りもゴールド
簪もゴールドでまとめられており、
かなりセレブ志向の天女だなあと
羽衣を手にした時も、イケイケ感が溢れていて
天上でも、相当遊んでいるね(笑)って感じでした。

羽衣の掛け方も、違うんですね。
玉さん版は松の木にさり気なくかけていましたが
セレブ版は、松の書き割りにドサッと無造作にかけてあるので
何だか生活感があって、松の向こうは脱衣場かいと
玉三郎さんの舞台じゃないとすごーく冷静に観ちゃって
いけませんね。

愛之助さんの伯竜は歌舞伎座で拝見しているのですが
その時は玉さんばっかり観ていたのであらためてじっくりと
夜の外郎売りでも思いましたが、愛之助さんは、目が強くて、
精悍で、おおらかで、いい役者さんだなあ、と再認識。

愛之助さんのことを段四郎さんが語っているサイトを
京にんじんさんから教えていただきました。
ちょこっと抜粋すると
「3日ぐらいで、あの長い台詞を覚えたそうで、すごいですよ。
早口の長いせりふを稽古のときから鮮やかで、皆で拍手したんですよ。
彼も努力したと思いますが、普段の精進が実を結んだのでしょう。
役者は代役のときにしでかすと出世のチャンスがあるといわれますが、
しでかした。立派に演じた。人気が出てきていましたが、
これでさらに出ると思います」
こちらでご覧になれます
http://blogs.yomiuri.co.jp/kawamura/2010/12/i-4008.html


さらに、愛之助さんが歌舞伎の楽しみ方やプライベートなどを、
いろいろと語っているサイトを、これまた
京にんじんさんに教えていただきました。
http://jisin.jp/serial/エンタメ/ワイド/3744_2

7年もお休みされていないんですね
段四郎さんがおっしゃるように、この精進が
今回の顔見世でも実を結んでいるわけですなあ。

いろいろな意味で見応えたっぷりの顔見世でしたが
玉三郎さんの阿国とおかるを拝見した後の充足感は想像して
いた以上のものでした。ちょっと疲れ気味だった心が
ふわ~っと一瞬で春になって、うるおって
ひたひたと幸せ感でいっぱいに満たされました。
これだから西へ南へ弾丸ツアーはやめられまへん。

今日も、京にんじんさんが今年の舞台を締めくくる
ラスト観劇をされていますので
熱い熱いご報告を待ちたいと思います。
よろしくお願いします~

コメントの投稿

非公開コメント

らぶりん

 らぼりんさんではなく「らぶりん」、愛之助丈のニックネームです。こちらのブログにちょくちょくお邪魔させていただいておりますので、当然のことながら玉さまファンではありますが、仁左さまも好きで、その延長で松嶋屋さん贔屓でもあります。なので、松嶋屋さんのホープ、らぶりんこと愛之助丈が褒められると、私まで嬉しくなります。関西弁で言うところの“しゅっとした”二枚目さんで、おじさまである仁左さまから指導を受けられることが多いせいか、仁左さまにとてもよくお似ましです。これからもよろしく。

玉天女^^

なんてったって、玉天女~~~!
他の方のは観ないもので・・・・

桔梗さんの懐はちょっと空っぽかもしれないけど、玉三郎さんの魔力には勝てませんものねぇ。^^本当に魔力です。引き込まれちゃう。

早く引き込まれたいよ~~~~~~。

おじさま似

おとらさん

なるほど~しゅっとした二枚目さん、ですか。
しゅっ、がポイントですね、わかります。
仁左さんに踊りなども似ていると言われていますね。

らぶりんは、ポルシェのイメージが強かったのですが
7年も遊んでいないなんて、、、、(笑)
これからが楽しみですね。注目させていただきます。

すっからかん

まるこさん

ちょっとどころか、きれいサッパリ
お財布の中は、すっからかんでございますよ。
玉魔力にはねえ、勝てなくてねえ。
でも、心の財産は、
3億円以上の大金持ちでございます。(言い切った)
宝くじより確実に心の財産が増えるのは
玉さんの舞台ですね。

お財布はゼロスタートで、
来年も、また頑張ってお仕事いたします。

もうすぐですね、まるこさん
引き込まれるのわぁああ~。

恐縮です。

おとらさん、愛之助さんの「らぶりん」と紛らわしくてすいません~(^^;
最近その事実を知って自分でもびっくりしております。
どうぞ我慢してやってください~(ペコリ)

もちろん愛之助さん大好きです。
その誠実さが芸にすべて出ている感じですよね。
玉さんとの羽衣も並んだ姿が絵になり、とても素敵でした。
もっともっと共演してほしいです~。

そ、それにしても「7年もお休みされていない」とはっ!!
自分が神なら(おいおい)愛之助さんにいっぱいいっぱいチャンスを
与えたいと思うぞよ。←口調がえらそ~になってますが(笑)


「心の財産は3億円以上の大金持ちでございます」
桔梗さん、素晴らしい!!
一生ついて行きます(笑)

25日26日の感想

25日の昼の部と26日千穐楽の夜の部に行ってきました。

まずは、25日の「阿国」について。
かわらず、すばらしかったです。
玉三郎さんの動きのしなやかさは、なんなんでしょう。きれいにそろった指先がしなってきまり、ふっと斜めに目線がうごくと、吸い込まれるようです。
いつもながら、着付けもうつくしく、きちっとした襟の合わせ目など、木目込み人形のようだと思いました。

玉三郎阿国が花道で向きをかえて客席に顔を向けると、その方向のお客さんたちが拍手して、三階からみていると、5メートル四方くらいで手のひらがひらひら、向きをかえると、またそっちのブロックでひらひら。拍手のひびきと動きを楽しみました。

葵太夫さんがブログで観客の拍手について書いておられたのを思い出しました。ご紹介しておきます。
「幕外の引っ込みでは、2吉右衛門丈が歩むにつれ、ご見物の拍手している手の甲が一斉に進行方向に移動していきます。語り終えて床から見ておりましてそのヒラヒラがきれいだなと思いました。」(2008年の南座顔見世、吉右衛門さんの「石切梶原」)

http://www6.ocn.ne.jp/~aoidayu/tadaima/200812isikiri.html

仁左衛門山三もしっかり踊っておられました。お二人のゆっくりした連れ舞はすてきです。仁左衛門さんは、いつも所作がすっきりときれいなのも好きです。「七段目」でも、てぬぐいをさっと流してくるくるとよじり、三人分のぞうりをゆわえるところ、型なのでしょうが、とてもきれいで、かっこいいです。
で、「阿国」では、山三は、チャンチャンコ(といっていいのかどうか、袖のない羽織)のひもを解くとき、まず、両手でひもの両端を持って、すっとひっぱる、蝶結び(たぶん)の上の結び目がぱらりととけて、ひもがたらりと落ちるところをみせておいて、やおら、脱ぎにかかるところ、なんどみてもリズムがあって、きれいだなあ、と思います。

「阿国」は、「新しい歌舞伎踊り」をカットしないフルバージョンをいつかみたいものです。

26日千穐楽の夜の部について。
最後のせいか、途中退席は少なかったです。
「越後獅子」はクリスマスイブに「ジングルベル」のクリスマスバージョンだったというのを聞いて、観たかったと思っていたところ、千穐楽もクリスマスバージョンでした。翫雀さんの鈴にあわせて、長唄さんが「ジングルベール、ジングルベール」と歌われたのです。観客はすぐに乗って、わははと手拍子。もちろんカーテンコールはありませんでしたが、楽しませてもらいました。

「外郎売」の愛之助さんは、最後までしっかりと演じられました。
桔梗さんにお知らせした愛之助情報は、顔見世の様子を知りたくて、毎日さがしていてみつかったものです。

「七段目」、すばらしかったです。ほんとうにいいものを見せていただきました。おかるのかんざし落としのタイミングもばっちり、さし直したかんざしは抜けることもなく、突然切りつけられたときに放り投げる懐紙の散らばり具合も完璧、声もよく通り、この調子では、「阿古屋」のお稽古も順調なのではなかろうか、と勝手に推量しています。

らBUりん

らBOりんさん

ば行変格活用ですね、へへへ。
私も、「らBEりん」にしようかなーなんて。
愛之助さん人気、沸騰中ですね。
愛玉コンビ、いや玉愛コンビ?も
もっと拝見したいです。
きっとこの先、神はチャンスをたくさん
与えたもうことでしょう。

一緒に心の財産10億円めざして
突き進みましょう~e-287

ありがとうございます!!!

京にんじんさん

25日、そして千秋楽のご報告を拝見し、
もう一度、南座へ行った気分に浸りました。
素晴らしいレポをありがとうございます。

玉三郎さんが琳派の対談の時に
歌舞伎役者にとって、襟の合わせ方が
とても大事であることをお話されていました。
本当にいつ観ても、玉さんの襟もとは
スッキリきちっと美しいですよね。

拍手のひらひら~上から観たらWAVEみたいで
面白いですね。

>お二人のゆっくりした連れ舞はすてきです。仁左衛門さんは、
 いつも所作がすっきりときれいなのも好きです。

やっぱりこのお二人は、細部までぴったりと息が合って
そのちょっとしたところにグッとハートをワシづかみされて
しまいます。永遠の名コンビですね。もっと観たい。

>「越後獅子」は千穐楽もクリスマスバージョンでした。
わぁ~盛り上がりますね。粋なことなさいますなあ♪

おかるのかんざしも、ばっちりですね。
懐紙の散らばりは何度観てもハッとします。
あー、また瞼に、おかるの愛らしい笑顔が
甦って参りました。むぅふ、むふふふふe-349

「阿古屋」も、ますます楽しみです。
もう5つ寝ると、初日ですもんね。アッと言う間。
玉三郎さん、どうかお疲れがでませんように。
でも、タフな玉さんのことですから
さらにパワーアップして邁進されることと思います。

京にんじんさん、
心に迫るレポの数々をありがとうございましたe-266
来月に向けてしばしの休観日ですね。
また熱々の「阿古屋』レポを楽しみにしております~e-320

パチパチパチ!!!

千穐楽おめでとうございます。
桔梗さん、京にんじんさん、みなさん、熱々レポートありがとうございました。越後の雪も融けちゃいますよ。^^

南座の玉の雫が見えるようです。
もしかして、わたしも観たかも・・・なんて気分にさせていただきました。
値千金の心の財産。
10億は超えました。(笑)

きわめて豪華な顔見世でした

 桔梗さんが書いていらっしゃるように、今年の顔見世はバタバタ・ザワザワと騒がしく幕が開きましたが、玉さまファンにとりましては、昼夜にわたり仁左・玉コンビを拝見できるという、近年稀に見る、きわめて豪華な顔見世となりましたよね。「七段目」はいずれまたどちらかで拝見できるかもしれませんが、「阿国」はおそらく最初で最後の仁左・玉コンビかと・・・。眼福でございました。

 玉さまと仁左さまは美しさのベクトルも同じ方向なんでしょうね、きっと。だからあれだけぴったりと添うんだと思います。

 らぶりんは、本当に真面目に歌舞伎に取り組んでいらっしゃいます。これは松嶋屋さんの伝統でしょう。朝日新聞の「沼津」の劇評に、「出自に甘えることなく、精進を重ねてきた結果」とありました。でも、ご存知だと思いますが、らぶりんは一般家庭のお生まれで、先代の仁左衛門丈の部屋子から秀太郎丈の養子に入られました。玉さまと同じ経歴なんです。玉さまに続け!で頑張ってほしいです。

雪解け

まるこさん

越後の大雪はいかがですか。
玉三郎さんの魔力が届きますね、きっと。

観たんですよ、まるこさんも。
京にんじんさんはじめ、いらしたみなさまのレポのおかげで
私も、何回も観させていただきましたー。うれしい。

>値千金の心の財産。
 10億は超えました。(笑)

おっと、そりゃまたすごい。
まるこさんに、ついていきます!(笑)

そうですよね。

おとらさん

阿国での仁左さん玉さんは、最後かも、、、ですね。
一度、お二人のを観てしまうと、また追い求めてしまって。。
次にやられる方が、大変ですね。

>玉さまと仁左さまは美しさのベクトルも同じ方向なんでしょうね、きっと。

私もそう思います。美意識が同じというのか、
めざす美が通じているように思いました。
観た時の何とも言えない心地よさとは、
そういうことなのですね。凄いなあ。

玉三郎さんも愛之助さんも、歌舞伎の家系ではない、
という点で、同じですね。あれほどの精進を積まれて
心も磨いてこられて、本当に尊敬します。
ザスターで、海老蔵さんが「歌舞伎の家柄ではないから
失敗が許されない玉三郎さん」ということをおっしゃっていましたが
これをかえせば、「家柄があるから失敗は許される自分」、という
意識だったということですよね。(ま、今更ですが)
でもこの件で、これからの歌舞伎界に必要なことが
いろいろ見えてきたようにも思います。

プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
リンク