「その雨を頼みに行きました」@明治大学講演会

明治大学講演会では、今年も質問コーナーがありました。
特に、玉三郎さんは、学生さんにどんどん質問して欲しい、と
おっしゃって、学生さんたちも自由に質問されていました。

文学部の女子学生の方が、自分は泉鏡花が大好きで
インターネットの検索で玉三郎さんの鏡花の舞台に辿り着いたこと。
そして「天守物語」や「海神別荘」などの映像を見て、玉三郎さんの芝居を
見た時に、鏡花の作品を知った時と同様に、心が震えたこと。
玉三郎さんは、鏡花の世界観をどういう風に自分の中に取り込んで
あのような演技をされているのか、と質問されました。

玉三郎さんは、鏡花の「天守物語」を読んだ時、自分の言いたい事が
書いてある、と思ったそうです。なので、意識してやったことはあまりない。
そして、実際に、「その雨を頼みにいきました~」と、富姫夫人の台詞を
サラサラサラ~っと語ってくださったんです。富姫の最初の台詞はとても長いのだけれど
大切なのは、どの言葉がどこにかかっているのか、設計図のように解釈して
お客様が立体的に理解できるように、考えて喋ること、とおっしゃいました。

こんなに素晴らしい解答はない、と思いました。富姫さまにも会えました!
私は、女子学生の方がインターネットで検索して玉三郎さんに辿り着くことができて
本当に良かったと思いました。そしてこの日に出かけてきて玉三郎さんに
直接、質問をして生で富姫の台詞を聞かせていただけたことは奇跡的なこと
だと思いました。彼女のおかげで、私たちも聞かせていただけました。
一番、喜んでいたのは土屋学長かもしれません。最後にしみじみと
「今日は、富姫の台詞を聞けて、本当にうれしい。感謝します」と
おっしゃっていました。そして、玉三郎さんに「学生相談室」を開いていただきたい
と、何回もおっしゃっていました。学生さんの質問は、思いのままストレートで、
いい意味で遠慮がなくて、情熱があって、若いっていいなぁ、って思いました。
玉三郎さんも、学生さんの質問にはずーっと答えていられるでしょう、
とおっしゃっていました。玉三郎さんの答えには、生きるヒントが沢山、
秘められていて、遠い昔に学生だったものにも、とても勉強になりました。

またこうも猛暑が続くと、富姫さまに雨を頼みに行っていただきたくなります。
「人間って勝手ね。デコピンしたくなるわ」と、リコピン豊富なトマトがあきれています。

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思い出してにんまり

もう明大から一ヶ月。早いものです。
土屋学長は、玉三郎さんを前に恋する乙女のようでした!

学生さんたちの質問は、真っ直ぐで、清々しくて、とても素敵でした。
玉三郎さんの、気取らないおおらかさを存分に引きだしてくれたような気がします。
楽しかったですね。
玉三郎さんのお話は、大吟醸みたい。
磨かれて残った芯の部分を、自分の言葉で聴かせて下さいます。
声も言葉も良い香りがします。
す〜っと心に入ってきて、大変気持ちが良くなります。

あ〜、早く舞台が観たいなあ。
10月、11月と楽しみてんこ盛りですから、来月はおとなしく過ごします。
今年は残暑が厳しいとニュースで聞きました。
リコピン大量摂取で、元気にお過ごし下さいませ。

一ヵ月!

フクギさん

ちょうど一ヵ月経ったのですね。

>土屋学長は、玉三郎さんを前に恋する乙女のようでした!

そうそう、そうなのよー、なんか、そんな感じで、
土屋学長って、おもしろいやっちゃなぁ(コラーっ)と思いました。

>学生さんたちの質問は、真っ直ぐで、清々しくて、とても素敵でした。

玉三郎さんが、なぜ学生の質問に答えたいか、というと
そういうところなんだと思います。
率直に聞きたいこと聞いてちょうだい、こちらも真っ直ぐ答えるから!
って感じですよね。未来のある質問に答えたい。
くにゃくにゃした質問には答えたくない(笑)。って意味不明だけど。
学生さんを見ていたら、気持ちが洗われました。
そして、大吟醸の玉三郎さんは、とても優しい味がしました。

私は、来月も大人しくはしていませんよ~。
3日に博多座へひとっ飛びしてきます。
玉さんの天女と花子さんと獅子さんを早く観たいです。

23日には京都ロームシアターにも行ってきますぞ。
命あるかぎり、観たいです。
玉さん大好き度数は土屋学長には負けたくない(笑)。
でも、10月11月がてんこ盛りだから
フクギさんが正解です。

リコピンもね、色々考えたんですわ。
トマトもとまとってる、とかね。
一生、アホ。学長にはなれまへんわ。

土屋学長

ご紹介ありがとうございました。
この企画、一回目の齋藤孝先生のワークショップ付きイベントの様子を桔梗さんからお知らせいただいて、行かなかったのを後悔、翌年、逃さずに出かけて、とても面白かったので、欠かしたくないイベントなのですが、今年は行けなくて残念でした。

去年、学長になられた玉三郎ファンの土屋先生、学長の特権をフルに利用されたのかどうかはわかりませんが、齋藤先生の椅子を横取りして(?)このイベントを引き継がれました。
学長引き受けてラッキー!と思われたんじゃないでしょうか。まさかね。

土屋学長のおねだりで、玉三郎さんの意欲がますます掻き立てられているように思われて、ファンとしてはうれしい限りです。

行けなくても、桔梗さんにレポートしていただけて、ありがたいです。
いつもありがとうございます。

ほんに、ほんに

桔梗さんにレポートしていただけて、ありがたいです。

京にんじんさんの仰る通りでございます。
いつもありがとうございます。ペコリ。^^

来年は行きたいな。

来年はぜひ。

京にんじんさん

そうでしたね、斉藤孝先生で
2013年~2015年まで3回やってくださって
京にんじんさんも2回目、3回目は参加されて。

斉藤先生の時は、実演&実技のコーナーがあって
あれもすごーく楽しかったです。
玉三郎さんと一緒に「真如の月を眺め明かさん」と台詞を言いながら、
遥か彼方の月をながめる、という演技を実際に
体験させていただいたことは忘れられない思い出です。
感情を込めて、それを身体で表現するって
難しいなぁ、とつくづく感じました。
顔が真剣になって怖くなっちゃう。

土屋先生は、去年から学長さんなんですね。
おおいなる特権大活用。すばらしい。
土屋先生は玉三郎さんの大ファンで、いろいろお詳しいので
ツーとカーって感じで話しが進みます。そこが小気味よくて。
斉藤先生が悔しがっていたりして(笑)。

最初は6月に開催されていましたが
昨年と今年は7月開催なので、
学生さんが夏休みの時期のせいもあって
学生さんの参加が少なかったように思います。
この貴重な玉三郎さんの講演会を、
もしも記録として撮影していたら、その映像を
明治大学の学生さんたちに講義や学内スペースで流して
見せてあげたらいいんじゃないかあ、と思いました。
そしたら、来年はぜひ行って質問してみたい、とか
思うんじゃないかな。そしたら、
玉三郎さんの「学生相談室」がますます大繁盛です。

レポというほどのものでもないのに
喜んでいただけて、私も嬉しいです。
読んでくださってコメントもくださって
どうもありがとうございます!

来年もきっと、ありそうですよね。
ぜひ参加できますように。

来年こそ

まるこさん

そんな、そんな。
こちらこそ、ありがとうでございます。ぺこり

そう言っていただいて、
調子乗っちゃって~また書いてしまいました。

来年はライブで、玉三郎先生の講義をぜひぜひぜひ!
人生相談もいいかもしれません。悩みはない?

なんでも当意即妙。ユーモア―いっぱいに
解答してくださる玉三郎先生です。
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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