お殿様の座布団。

昨日は、3階の2列目から歌舞伎座「夜の部」を拝見しました。
幕見席に慣れてしまっているので、座ったら舞台があまりに近くて
「あ、間違えて二階席に座っちゃった」と、慌てて立ち上がってしまいました。
三階席でも前の方だと本当によく見えますね。今さらながら。

「井伊大老」では、ちょっと気になっていたお座布団案件が解決しました。
一階から観ると、本宅にあるお殿様の座布団より、お静の方宅にある純白の座布団の方が
ふかふかで分厚くて座り心地が良さそうに見えたんです。お静の方の想いがこもった
ふかふかの座布団も、大老が来るのを今か今かと待っているんだな、
なんて思いながら眺めていたのです。でも3階から観たらどっちも同じ厚さでした(笑)。

仏壇の前にひとつと、仙英禅師にも座布団がひとつ。
みんな色も布の質感も違うのですが、やっぱりお殿様のがピカピカで
一番、座り心地が良さそうですね。仙英禅師が去った後、
座布団を片付ける時、くの字に折って顔の位置に掲げて持ち去るのですが
あのやり方が礼儀作法として正式なんでしょうかね。
「笑点」の山田くんも、くの字にして掲げなくちゃいけませんね。
余計な御世話ですね。

お静の方は、お酒を召し上る時、最初にふわっと香りを味わっているように見えて
あ~、粋だな、と思いました。素振りの一つ一つに雰囲気があって上品で。
お静はお酒が嫌いなのに飲むのか、と大老は言っていたけど
ほんとうはお好きなのかも、あんな風に味わえたらいいな、と。

大老の一言、一言に、感情が動いている様子がお静の表情から
とても生々しく伝わってきて、わかっちゃいるのに、また涙でした。

「傾城」は、たぶん、人類始まって以来の美しい女性ではないでしょうか。
だとすると、今までの女性は、女性ではないのかもしれません。
もしくは、「傾城」は女性ではないのかもしれません。
美の次元が違い過ぎて、頭の中が混乱しています。

「壽初春大歌舞伎」も、あと3日になってしまいました。
千穐楽に行くことにした途端、仕事になってしまいました。
かなりのショック状態です。うぐぐぐ。立ち上がれません。
あのお殿様の座布団に座りたいです(意味不明)。

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私も昨日観ました

桔梗さん、こんばんは!
昨日桔梗さんもいらしていたんですね。
私も昨日拝見しました。
まず劇場に入って急いで舞台写真売り場へ走ったら・・・
4種類しかないではないですか!
売り場のおねえさんに聞いたら"売り切れてしまって。明日なら入ります!それか来月タワー5階まで"ですって(涙)
でも筋書に沢山写真あったので今回は我慢です。

お静さん、あんなに自分の想いを素直に口にできて可愛らしい女性ですね。
もう嫉妬はしない「静は大人になりました」と胸を張ったすぐから
昌子の方が嫉妬をしないと聞いて拗ねてみたり。
二度と戻れない埋木での日々を大切に思い
深いところで繋がっている二人なのだな~としみじみ感じました。
先々週観に行った友人が「私もあんなに素直に愛情を表せる女性に
生まれていたら絶対違う人生があった!」と力説していたので
どんなだろうか?と思っていたのですが、観終わってから
"私も同意見だぁぁぁぁぁ!"とメール返しておきました(^-^;

『傾城』は暗闇から浮かび上がる花魁道中
守若さんはじめ新造、禿たちの華やかなひと時が流れます。
"夢の世界へ誘う"とよく玉三郎さんがおっしゃっているように
時間の流れも忘れる心地よい時間でした。
玉三郎さんの傾城は歳を重ねるごとに熟成していくようです。

『阿古屋』も二回観てしっかり楽しみましたが
もう4月まで何も観に行けるものがないので
"70日が700日に思えて"しまいそうです。

23日の歌舞伎座

桔梗さん、お殿様のその純白の座布団を捧げ持ってきたのが、吉太朗くんだったと思います。

「将軍」での前髪吉太朗くんのセリフ、確認しました。「京都にお供いたしました三之助にござりまする」でした。立派なものです。

23日は、舞台写真購入というミッションがありました。朝10時30分、入場してすぐに売場に直行、無事に何枚か購入。店員さんの手元のラックを見ると、玉三郎さんの準備枚数が桁違い。通常は数枚で数ミリの厚さですが、玉三郎さんのところは数センチでした。何日も売切れを繰り返して、この厚さになったのでしょう。恐るべし玉三郎人気です。

ただし、写真には不満あり。全身が少ない、種類が少ない、後姿がない、などなど。お靜の方の後姿5態セットなんか欲しいところです。

お靜の方とお殿様のラストシーン、前回とはすこし形が変わってました。20日は、お靜の方は左上を見上げて、三階から双眼鏡でみていたわたしと目があったように思ってドキッとしましたが、昨日はややうつむき加減だったような。明るい明日を待つという状況ではないので、こちらのほうが良いかもと思いました。

「傾城」は、ずらりと灯る赤い提灯と、きらめく金の刺繍が美しい赤地の打掛という、赤を基調にした幕開きと、黒い幕を背景に降る雪と、黒地に白とグレーの縫い取りの打掛というモノトーンのラストシーンとの対比が見事でした。

22日に

桔梗様。
大変遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
今年も沢山の玉様の情報や観劇レポートを楽しみにしております。


22日が今年の観劇始めでした。
お静さんをうるうるすすり泣きながら観ておりました。
傾城は終わると周りから誰彼なく、「玉三郎きれい」の声が。
本当にそうよね!と心の中で大きな声で賛成。
いつもながら素敵以外の言葉が見つからない夢の時間でした。

私も開場と同時に写真売り場に行きましたが、売り切れがあってがっかり。(パールさんとすれ違っていたかもしれませんね。)
それでも少しゲットしましたが、幕間に行ったらそれらも売り切れでした。
写真屋さん、ちゃんと準備してください。お願いします。


身内に病人がいるので、予定を立てることもなかなか難しいのですが、許される範囲で玉様を観て行きたいと思っています。
観られない舞台はこちらのお座敷で楽しみますね。
どうぞよろしくお願い致します。
皆様にとりまして良いお年でありますように。






おーっ!

パールさん

こんばんは。
22日に、舞台写真売場ですれ違っていたかもしれませんね。
私も、入場してすぐに行ったのですよ。
そしたら、玉さんの6番から12番までの写真のうち
すでに大老とお静さんが二枚、お静さんが一枚、
傾城が一枚っきりで、あとは売り切れでした。
でも時間がなくて3階まで行かなくてはならないので
後で買おう、とその時は買わなかったんです。
そしたら、幕間に行ったら、傾城はすでに完売でした。
大ショックでした。遅かりし。
でも筋書きに沢山ありましたね。

>お静さん、あんなに自分の想いを素直に口にできて可愛らしい女性ですね。

きっと、大老にしか見せない顔ですよね。
お静さんのあの一言、一言は本当に素直にそのまんま心をすくい上げた言葉なんだと思います。
だからいつも、なんだか覗き見しているような気分になっちゃって。
二人っきりで、二人だけの対話を、あんなに大勢で見ちゃってね(笑)。
と、そんな気分になってしまうのです。

>玉三郎さんの傾城は歳を重ねるごとに熟成していくようです。

私も、そう思います。柔らかさ、豊かさ、馥郁とした色香。
あんな女性は、どこにも歩いていません。
やっぱり夢の世界から、出て来て飛び出てジャジャジャジャ―ン!
の女性ですよね。きっと女性じゃないんですよね。

>もう4月まで何も観に行けるものがないので
 "70日が700日に思えて"しまいそうです。

どうしましょう。700日か、7000日か。
あーあ、ってため息が出ちゃいます。

こちらこそ~。

クリスさん

あけましておめでとうございます。
今年初コメントをありがとうございます。

22日にいらっしゃったのですね。
舞台写真売場ですれ違っていたのではないでしょうか。
玉三郎さんの写真の前で、クリスさん、パールさん、私が、
指をくわえて、完売のあとの空白を眺めているの図。
でも少しだけでもゲットされて良かったですね。
私は、お静の方に泣いて、舞台写真売場でも泣いてました。

本当に、心洗われる、玉三郎さんの舞台。
クリスさん、いろいろと大変な日々でいらっしゃることと思います。
でも、そんな時こそ、時間を見つけて玉三郎さんの舞台で
エネルギーチャージされますことをお祈りしています。
看病する側にも、命の薬は必要ですよね。

行けない時は、お座敷の皆さんの熱々レポをお楽しみに!

クリスさんにとって幸せいっぱいの一年でありますように。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございます。

京にんじんさん

23日の歌舞伎座レポ、いろいろありがとうございます。

まず、あの座布団をくの字で運んでいるのが吉太朗くん!
明日行けなくなってしまったので(泣)、確認する術がないのですが、
うっすら横顔を思い出せます。
きっと吉太朗くんの運び方が絶妙だったから、
座布団に目がいったのだと思います(ってことで)。

23日には玉三郎さんの写真は補充されていたのですね。
22日は完売が何枚も出て、見ている先から売れていく状態。
完全に出遅れてしまいました。あーあ。

>お靜の方の後姿5態セットなんか欲しいところです。

5態セットって表現が(笑)。私も欲しいです。
確かに、直弼さんとのが2枚、お一人が1枚でした。
お酒を召上っているところの写真が欲しかったなぁ、なんて。

>お靜の方とお殿様のラストシーン、前回とはすこし形が変わってました。

ラストシーンは、私も、注目していました。
初日と10日は、大老に寄り添ってうつむく「哀しみが止まらないバージョン」。
16日は、顔を上に向けて目をしっかり開けて、少し、うつむいて、
それからまた顔を上にあげて目をしっかり開ける「希望は捨てないバージョン」。
ああ、変わった!と思いました。私は、この方が悲しくなくていい終わり方だな、と思いました。
でも22日は、また「哀しみが止まらないバージョン」に戻っていました。
いろいろと工夫されていらっしゃるんだな、ついつい注目してしまいます。

「傾城」の色のコントラスト、震えちゃうほど美しいですよね。
黒地に白とグレーの縫い取りの打掛も、お洒落で素敵でしびれました。
八の字に歩く姿があんなに絵になる、というか、もうあの時代の花魁にしか見えない
玉三郎さんに、ただただ驚異の一月でした。今日も明日も観たかったなぁ。
京にんじんさんや皆さんのレポを読んで、夢を反芻いたします。

やっぱり

桔梗さん、みなさまこんにちは。
先月飛ばしすぎたので今月はおとなしく、と思っていたのですが
傾城見たさに、結局先月以上幕見に通ってしまいました。うひょひょ。

玉三郎さんが歌舞伎座にお出になっている月は、他の舞台や映画など、どんな良い作品があろうと、結局は歌舞伎座に足が向いてしまいます。(阿古屋は別)
傾城は、八千代座や南座で拝見したので一度観られればよいかな?と思っていたのですけれど、とんでもなかった!歌舞伎座バージョンの、あの花魁道中には度肝を抜かれました。玉三郎さんのサービス精神に感謝です。

私も今日明日は行けないのです。ぐすん。
千秋楽、行きたかったな〜。

同じく

フクギさん

こんばんは。

私も、先月飛ばし過ぎたのでおとなしめに、と思いつつ
やっぱり観たくて観たくて幕見や三階席に行きました。
本当はもっともっと、千穐楽にも絶対に行きたかったのですが。
一月は、玉さんの夜の部とシネマ歌舞伎だけを観ていました。
あ、あと、玉さんの写真の写真力と。玉さんづくし。

>とんでもなかった!歌舞伎座バージョンの、あの花魁道中には
 度肝を抜かれました。玉三郎さんのサービス精神に感謝です。

初日にぶっ飛びました。サービス精神、最強です。
何回観ても、ワクワクしました。

明日がフィナーレ!歌舞伎座には行けないので
お静の方と、傾城さんを思って過ごします。
下関の傾城さんにもお逢いしたいなぁ~。

ため息・・・・

はぁ~・・・・・
終わっちゃった・・・・・
はぁ~・・・・・
だめだ、玉三郎さんにお逢いできないと、ため息ばかりだ。

恵まれない猛うさに、愛の手を。^^

前楽の25日

今月3回目の観劇は、前楽の25日でmy楽でした。

お静の方がお出になられる二幕は、心休まる場所である雰囲気が十二分に感じられ、台詞の一語一語が耳に心に静かに伝わってきました。
玉三郎さんのお声は、甘えたり拗ねたりするどんなときでも品があり可愛らしくて、いつまでも聴いていたと思ってしまいます。

圧倒的な美しさで舞う傾城の姿に惚れ惚れとなり、さらに趣向を凝らした舞台にも心が躍らされました。

千穐楽は行けませんでしたが、25日でよかったことは、玉朗さんがお誕生日だったので、侍女の玉朗さんが、お殿様に茶を運ばれてきたときに、口ぱくで「お誕生日おめでとう!」って言えた?ことです。

玉三郎さんに、またお逢いできる日を楽しみにしてます!

神戸でトークショー

またまた関係のないコメントでお邪魔します。

関西方面の皆様に朗報です。7月15日(土)に神戸文化ホールで玉さまのトークショーがあります。
http://www.kobe-bunka.jp/hall/event/detail.php?id=2588

友の会に入会すべきかどうか迷います。でも、神戸ってめたに行かないんですよね。

はぁー、がっく。

まるこさん

終ってしまいました。

いいな~いいな~いいなおすけ~♪と
毎日、歌っていました。
時に演歌で、時にシャンソーンで。
あーあ、がっくりしちゃう。
玉三郎さんにお逢いできないと。
怒涛のため息。台風なみ。

猛うさに、合いの手を贈ります。
いよっ、猛うさ、サイコ~!

耳に心に

あんずさん

前楽のレポをありがとうございます!
前ラクもラクも行けなくて、とても嬉しく拝読いたしました。

>甘えたり拗ねたりするどんなときでも品があり可愛らしくて

確かに、甘えたり拗ねたりって、サラリと品よく情をこめるのは
難しいですよね。私にゃ、できません。
本当に可愛らしくて健気な素敵な女性を見せていただきました。

玉朗さんに口ぱくで「お誕生日おめでとうございます」と言えて
おめでとうございます。よかったですね。

玉三郎さんを追いかけて東へ西へ。北へ南へ。
次は、どこでしょう。

ありがとうごぜいますだ。

おとらさん

千穐楽が終わって、チーンとなっていたところに
明るいニュースをありがとうございます。
神戸~~~~~~♪
クールファイブを唄いながら
喜んでおります。古い。

神戸は小学校の遠足でポートタワーにのぼった記憶があります。
上から見た豆粒の人や車のことを作文に書きました。なぜか覚えています。
カレンダーを見たら、玉さんのトークショーがある15日(土曜日)から、
三連休なんですね。海の日の祝日なのかな。
旅に出るのもいいかなーと、企み始めております。
早いお知らせに感謝いたします。
夏の関西、計画を立てたいと思います。
ありがとうございました!

玉三郎さん、神戸でトークショー!

おとらさん、お知らせありがとうございます。
神戸三ノ宮となると、結構遠いのですが、昼間でもあるので、出かけたいと思います。

飛行機か新幹線か。

京にんじんさん

玉三郎さんのトークショー、
いらっしゃるのですね。
私も、今日、神戸~~~~までの道のりを調べていたら
伊丹空港からだと三宮までバスがあって40分位なんですね。
新幹線でも、三宮へ行くには新神戸から乗り換えで30分位かかるのですね。
でもって、文化ホールは、大倉山という駅なのでまた乗り換えて少し乗って。
こうして、知らないところまで行く道のりを調べるのも
何だか楽しいです。その先に玉三郎さんがいる場合はね(笑)。
飛行機と新幹線、どっちがいいですかね。

三ノ宮よりも遠い!

桔梗さん

神戸文化ホールを、勝手に、「神戸」→「神戸国際会館」→三ノ宮と思い込んでいました。
もっと遠いのですね。
まあ、参加と決めたので、迷いませんが。
どうぞお気を付けておいでください。

神戸文化ホール

私も京にんじんさん同様、三宮のほうだと勝手に思っていました。神戸というと、三宮か元町しか知らないので・・・。

新幹線の新神戸駅からなら地下鉄で1本でいけますよ。あるいは、安さを追求するのなら、神戸空港というテもあります。LCCが利用できるので、結構安くで東京便があるようです。「片道8000円」というのを聞いたことがあります。私も神戸が近ければこっちを使うのですが、残念ながら神戸空港まで行く間に、新幹線ならば静岡あたりまで行けるので、無理です。

飛行機が先か、チケットが先か。

京にんじんさん

神戸文化ホールは、神戸駅からも歩いていけるようです。
10分とありました。でも新神戸からは無理で
三宮からも歩いては行けないようなので
どんな距離感なのか、まったくわかりませんのです。

>どうぞお気を付けておいでください。

はい。って、7月の話しなんですよね~(笑)。
7月のトークショー、チケット取れるかな。

ありがとうございます。

おとらさん

> 新幹線の新神戸駅からなら地下鉄で1本でいけますよ。

そうなんですか、知りませんでした。地下鉄ちゅうもんがあるんですね。
8000円の神戸空港も魅力ですな。もっと調べなくちゃ。

でもチケット取れなかったらねー。
友の会、入りますかね。友の会入るなら
玉さんに神戸文化ホールにいっぱい出ていただかないとですね(笑)。


プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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