写真力

今日は、仕事の帰り道に、こちらへ

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今月から開催中の「篠山紀信展 写真力」に行って参りました。
昨年から全国を巡回しているこの写真展を、ようやく見ることができました。

それはやっぱりもちろん一番の目的は、玉三郎さんの写真です。
篠山さんと玉三郎さんは、数々の写真集を創り上げられていますが
その一枚を、大きなパネルで見てみたいなぁと思いました。
山鹿でも、篠山さん撮影による等身大より大きな玉三郎さんの
いろいろなお役の写真を見ることができて、とても感動しました。
そして、もう一つの目的は、昭和を感じたい、ということでした。

会場に入ったら目の前で、寅さんが笑っていました。
わぁ、いきなりやられたぁ~!心は昭和にワープしました。
寅さんの笑顔、いいなぁ。懐かしいなぁ。
お正月に家族で映画館に行った時のことを思い出しながら、
しばらく寅さんの顔を眺めていました。

そして、美空ひばりさん、勝新太郎さん、夏目雅子さん、
ピンクレディー、松田聖子さん、キャロル、王貞治さん、
長嶋茂雄さん、吉永小百合さん、山口百恵さん…。
日本人なら知らない人はいない昭和の名人達人ばかり。
なかでも、パッと見た途端、目が吸い込まれたのは
南沙織さんの写真でした。何とも言えないその視線、愁い、哀しみ、
そして純粋さが溢れたその眼差しにドキリとしました。
篠山さんが撮影した、南沙織さん。撮る人と撮られる人の想いが、
最も色濃く感じられた一枚でした。

そして、「SPECTACLE」という展示室に、歌舞伎と
ディズニーランドの写真が並べられていました。
現実の中にありながら、そこには日常を超えた世界が展開する、
という解説がありました。なるほど、歌舞伎とディズニーランド。

壁一面に歌舞伎役者さんの顔に寄った舞台写真が24枚。
仁左衛門さん、勘三郎さん、又五郎さん、勘九郎さん、
七之助さん、菊之助さん、獅童さん、染五郎さん、海老蔵さん…。
顔からエネルギーがビシバシと伝わってきました。

そして、お隣の壁に、玉三郎さんの揚巻、八ッ橋、阿古屋が。
大きなパネルに、玉三郎さんがドッカーンと、舞台の上にいる時と同じ、
迫力の存在感で、そこにいらっしゃいました。38才、49歳、50才の玉三郎さん。
玉三郎さんの美しさは今もずっと透明のままだな、と思いました。

八ッ橋は、今まさに鬘をかぶらんとする瞬間。
その指のしぐさが独特で、八ッ橋も、まわりにいる皆さんも真剣な
表情なのですが、その指の表情がすごく愛嬌があるのです。
写真の前で、その指を真似をしている若い女性たちがいました。

シネマ歌舞伎「阿古屋」を観た時に、キキキーッと出てくる
面白い顔の人たちが自分でお化粧を工夫しているのだということを知り
いたく感動したのですが、その写真にも阿古屋と一緒に写っていて、
またしても目を凝らして、キキキーッの人たちのお化粧に見入りました。

ふと気づいたことは、歌舞伎の写真からは昭和という時代を感じることはなく
古くならない時代がそこに在る、ということでした。逆にモダンな世界。
やっぱり歌舞伎って時代を超えているんだなぁと。
何度も行っては戻り、行っては戻りして、篠山さんの写真力を感じ
人の顔にはいろんな情報がいっぱい詰まっているんだな、と
あらためて、人の顔からいろんな刺激を受けて帰ってきました。

篠山さんの年表にも、玉三郎さんの名前がたびたび登場して
それを読むたびに、ひとりニマニマしていました。うしし。

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写真力

「写真力」展、以前、大阪でみました。
玉三郎さんはもちろんですが、高校の制服姿の羽生結弦選手のがあると聞いて、確かめに行ったのです。
小さい写真でしたが、あって、満足でした。

俳優祭

寅さん、いいなぁ。
玉三郎さんは写真もいいけど、やっぱり本物がいいな。^^

3月28日(火)昼夜2回公演。
玉三郎さんもご出勤。

チケット欲しい・・・・・

贅沢

桔梗さんのお知らせ聞いて
気づき 行ってきました横浜美術館

なんたって地元 イヤ地元圏内 なのでね
シネマ歌舞伎「阿古屋」見てから紀信展へ

シネマ「阿古屋」の冒頭・・・・・美しい・・・・
舞台裏の様子にはつい感動、涙
役者さん裏方さん楽器の手入れ演奏様子も見られ
最高の音響で三曲も聞けて 大満足。

大画面で堪能した後に、デザートのようにお写真見て
なんて贅沢なんでしょー

「阿古屋」のパンフレットに、明治大学土屋学長が寄稿してますね、トークの時の玉三郎さまLOVEの熱い様子を思い出します

京ゆづさん

京にんじんさん

そうですよね、写真力は京都で
すでにご覧になられたのですよね。

高校の制服姿の羽生結弦選手の写真を見て、
京にんじんさんを思い出していました。
もう最近は条件反射(というのか)で
ゆづさん→京にんじんさん→京ゆづさん(笑)

3年前くらいの撮影ですかね。
顔が幼いです。青年の成長はスピーディ!
最近は特に大人っぽく(と言ったら怒られるかな)なりましたね。
4回転いっぱい成功のニュース、おめでとうございまする。

てえへんだぁ。

まるこさん

越後もこれから巡回でしょうか。
ぜひご覧いただきたいです。
でも、本物がいいですね。

俳優祭のビッグニュース!
玉三郎さんは何を演じられるのでしょう。
楽しみ~でもチケット争奪戦が~。

玉さんの梯子。

ムジコさん

贅沢な梯子をされましたね。
私も、シネマ歌舞伎→歌舞伎座の梯子をしました。
「阿古屋」は内容が盛り沢山で、楽しくて、
あっと言う間でした。舞台裏にスポットを
当ててくださった玉三郎さんブラヴォー!
キキキーッの人たちが工夫して描いている顔に
すごく感動してしまって、その顔を一人一人のショットで
映してくださっているシーンが最高でした。
きっとあの役者さんたちの親兄弟は大喜びで
シネマ歌舞伎を観に行っているんだろうなぁ、って思いました。
玉三郎さんの阿古屋も、いろんな角度から、
またすごく近づいて観られて、興奮ものでした。
あと音楽が3Dというのか、シーンに合わせて左後方から聞こえたり
臨場感がすごくて鮮明で素晴らしかったです。
パンフレットもゲットしました。
学長さんのページ、まだ読んでいませんでした。読んでみようっと。

横浜美術館は、ロビーに太陽光が入って明るくていいですね。
ゆったりしているから散歩するように見て歩きました。
横浜美術館のコレクションの写真も展示されていましたね。
昭和30年代の銀座などの風景や街をゆく人々の様子が良くて
みんなお洒落だな、と。いい時代、なんて美化しすぎてもいけませんが
失ってしまったものが沢山あるな、と。
写真って不思議ですね。

玉三郎さんの大きなパネルの前にある椅子に
しばらく座っていました。
ひとり顔がニマニマしている変なおばさんで。
ムジコさんも、そうでしたか?

間違えちゃった。

京にんじんさん またの名を 京ゆづさん

写真力は、大阪でご覧になられたのでしたね。
書いてくださっているのに、京都で、なんて
書いてしまいました。今、気づきました。
大変失礼いたしました。
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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