熱々レポ by ピンクのずんばおりの、えつこさん。

22日、23日に歌舞伎座に遠征された、
えつこさんから観劇&感激昼夜レポを送っていただきました。
どうもありがとうございます!

茨木童子が、片足を上げての決めのポーズ、
私も大好きなところです。
あの角度といい、姿といい、何回観ても惚れ惚れします。
舞台写真にあったのでさっそくゲットいたしました。

昼と夜との感想を、こちらでもご紹介させていただきます。

えつこさん、次回の目印は、病鉢巻ですね!赤い病鉢巻もいいかも。うほほ。



桔梗さん 皆さま

初春大歌舞伎も残すところあと二日となってしまいましたね。
22日着いてすぐに幕見席に並びまして、初めて「茨木」観させていただきました。
「はあぁ~~、面白かった…!」というのが第一声で、なんとも言えない充足感がありました。

桔梗さんが真柴さんも綺麗ですよと仰っていたのがよーく分かりました。
色々予習させていただいて、笛がピーと大きく鳴っていよいよだなってひたすら花道から
真柴さんの現れるのを待ち構えていました。そしてついにそのお姿を目にすることが
できた瞬間「うわぁーキレイー!」とその透明感に心がスーッと引き込まれていきました…
台詞にもお声にも話し方にも味があって、穏やかな中に凄味が感じられ「怖ーっっ」と
シビれました。しれっと「鬼のたたりなどある筈ない、ご安心なされませ」みたいなこと言われたりして、
もう目の前に鬼がいるのにそれと気づかぬ綱、という構図が面白いですね。ちょっとわくわくしたりして。

片手での舞いも素晴らしかったです。扉の外での笠と扇をつかった綱をあやすところ、
中に入れてもらってから綱の前で舞う四季折々の舞い、静かで繊細で情趣が感じられて心地よく、
いつまでも観ていたかったです。
そして鬼になられてからの立ち回りは本当にかっこよく、片足を上げての決めポーズに
安定感があってすごいなあと思いました。花道で六方に入る前の「ハッ!」という掛け声も
この日は確かに聴くことができ、今まで見たことのない玉三郎さんをいっぱい観せていただけた
初日の(私にとって)茨木でございました。満足です、本当に観られてよかった!
23日の昼の部では西側でしたので(笑)、花道上では声はすれども姿は見えず状態が
多くて(涙)なかなか切ないものがありましたが、屋敷に入ってからの表情などは近くて、
正面からよく見えました。これは良かったです。最後幕外での見せ場では、前日に幕見で
観た記憶を頼りに、お姿は見えないけれども私のすぐ真下にいる鬼の気配を
ビンビンと感じていました。すぐ近くにいらっしゃるという感覚がちょっとだけ快感でもありました。
六方を最後まで見届けたかったなという思いはありますが、余韻を感じつつ見終えた「茨木」でした。

22日の夜、初めて夕霧さんにお逢いできました! 仁左さまの伊左衛門を私は拝見したことないのですが
がんじろはんの伊左衛門さんとても可愛らしかったです。夕霧さんのことが気になって気になって、
でもなかなか訊けなくて。やっと吉弥さんのおきささんに奥にいるからって教えてもらって、
襖の前でウロウロウロウロ…夕霧さんの姿を見つけて慌てて戻ってきて「…いた。」という一言が、
ドキドキ感が堪りませんでした。そしていよいよ夕霧さんがいらっしゃるという段になって、
どうしようどうしようと広ーいお座敷の中をあちこち移動するあたり、
私もまったく伊左衛門さんの気持ちになっていました。
奥の間からしずしずとお出ましになられた夕霧さん。懐紙をそーっと下ろしてお顔を見せられた瞬間、
歌舞伎座中の空気がピンク色に染まりましたね。はあぁ~、ため息。もちろん私の心もピンク色に…
そしてすぐに打ち掛けを魅せて下さるあのポーズ。どこを見ても美しくて、こんな綺麗なひとが病に
なるくらいに好きな人のことを思っているなんてとそのお心がまた素敵で、切なくて。
ほわわんとして、結局はお二人とも思いあっていて、でも素直になれずに拗ねてみたりって
そういう恋模様を楽しんで観ればよいのだろうけど、でも何しろはかなげな夕霧さんの
いじらしさに泣かされました。
最初、寝たふりをしてる伊左衛門さんに語りかけられる所で「わしゃ患ろうてな…」という言葉を
聴いた途端、切なさが込み上げまして…その後もずっと、なんだかわからないけど涙が出て仕方がなく、
グスングスンとやっていました。周りの人に迷惑だったかも。でも、結構他にもグスングスンして
らっしゃる人もいらしたように思えましたが。ヘンでしょうかね?
私も伊左衛門さんサイドの気持ちでして、やっと夕霧さんに逢えたー!という嬉しさからかもしれません。
昼間「鬼」になられた玉さんに衝撃を受けたから、その後の夕霧さんのほわわ~んとした美しさに
余計やられちゃったというのもあるかも。
夕霧さんのはかなげな風情、病鉢巻がまた色っぽい!なんだかズルイですよねー。
私も紫の鉢巻してみようかな。
こんなに綺麗な人がいるんだなと、こんなに綺麗な舞台が観られて幸せだなと、心から思いました。
私も、夕霧さんに逢えてよかった。間に合ってよかったです。
翌日の23日も幕見でもう一度夕霧さんにお逢いして、満喫して名古屋へ帰ってきました。
帰ってきましたらお座敷へきてびっくり! おとらさん、桔梗さんと同じ空間を味わっていたのですね。
桔梗さんは23日昼の部を幕見されたのですね。西側から手を振ればよかったですねー。
この日は私ピンクのずんばおりでした(笑)。またいつかきっとお会いできますね! 
その日を楽しみにまた今日から貯金にいそしみたいと思います。ありがとうございました。


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私もグスングスン

桔梗さん、みなさま、こんにちは。
えつこさんのレポートを読んで、茨木の舞台を思いかえしていました。
毎回玉三郎さんの舞台を拝見するたび、新鮮な驚きを覚えるのですが、今回は本当に圧倒されました。役者の凄みに、人間の創りだす世界観の濃さに。
そこに立っているお姿をみるだけで、涙があふれ、のち、すがすがしい気持ちが胸に残る。
このような感覚を体感できることが、嬉しくてなりません。
2月の博多座も楽しみです。



圧倒の嵐。

フクギさん

こんばんは。
そうなんですよね、玉三郎さんの舞台は、
新鮮な驚きがいっぱいあって、びっくりの連続。圧倒の嵐。
そしてグスングスン。同感です。

>役者の凄みに、人間の創りだす世界観の濃さに。

深遠で、濃厚で、底なし。震えがきます。
ほんとに涙のちすがすがしい気持ち。時に微笑みと共に。
昨日も、花道の六方を見送りながら、
爽快感でいっぱいになりました。
楽しくて、スカッとして、こりゃやめらんねーって。
クセになります。ほんとうにあの感覚、嬉しい出来事です。

フクギさんも博多座へいらっしゃるんですよね!
福岡空港から地下鉄直結なのでとても便利です。

「船弁慶」も、うれしい感覚てんこ盛りです。
児太郎さんとの藤娘も楽しみ。
私は、「赤いずんばおり」のおかげで、
児太郎さんと門之助さんの見方が変わりました。
(どうという見方をしていたわけではないのですが。
よく知らなかったという方が正しいかな)
お二人の良さが、すごく引きだされていて
玉三郎さんの演出の妙ですね。いいもの見せていただきました。

博多のおいしいものたちにも出逢えたらいいな。
フクギさんは、いつ頃いらっしゃるのでしょう。
お互い、すっころばないように気をつけて行ってきましょう。
まだ気が早いですね。
当分、千穐楽の余韻に浸り続けそうです。

プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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