今、観ておくべき舞台!

19日に歌舞伎座の昼の部に行って参りました。
若手のみなさんが、5日に拝見した時とは
見違えるように急成長をされていて、感動しました。
二週間の間に、こんなにも変化するものなのですね。
心がしっくりと骨の髄まで浸みわたっている感じがしました。

またしても玉三郎さんの墨染に、ガッツ―ンとやられました。
存在の透明度、妖気、色気、水がしたたるシルキーな声、
そしてそして、立回りの気迫が凄くて!
眼差しの鋭さ、俊敏な動き、ハッと発せられた低音の声。
一瞬、一瞬、墨染の魂が胸に迫ってきました。
そして、つくづく名曲だなぁ、と思いました。
常盤津と竹本のかけあいが素晴らしかったです。
歌舞伎座にまた来て、また観て、良かった!と心底、思いました。

絶対、ぜってー、戦後、観ておくべき舞台です!十二月大歌舞伎!

くるりんさんと、えつこさん、青空さんからも、感想を送っていただきました。
こちらでもご紹介させていただきます。



くるりんさんより。

「大迫力の玉さま@関の扉」

桔梗さん、皆様、こんばんは。
ご無沙汰しておりますが、お元気でいらっしゃいますか。

今日、墨染実は桜の精の玉さまを拝見してまいりました。
桔梗さんもいらしてたんですね!

本当に素晴らしくて。。。
観終わって溜息と興奮と頭の中がスパーク状態で。
玉さまスゴイしか言葉が浮かばず…。

玉さまが現れてからのお昼の部は、熱気で歌舞伎座が歌舞伎座でなくなったみたいな。
廓の真似ごとするときの花道での流し目というか、墨染さんの横顔に眩惑し。
傘を持って歩く姿も背中を向けた立ち姿も色っぽい♪
お酒を勧める様子とか「にくらし♪」とかも可愛らしかったですし。

墨染さんから桜の精が立ち上ってくる瞬間も、時が止まったような不思議体験、
本当に吸い込まれてしまいますし。
そして最後、二人とも本性を現してからは…
黒主さん桜の精さんと力が拮抗して、バシバシ火花が散る様な、
あんなに白熱した飲み込まれるような立ちまわりも初めて体験しました。

音楽が大事と、八千代座の口上でもおっしゃってらした玉さまですが、
玉さまの関の扉ではそれをすごく感じました。
ご一緒に踊られる松緑さんも音楽性があって、
お二人が踊るとすごくvividで華やかで、ほんと素晴らしかったです。

あ、売店で、玉三郎さんのポストカード新作9枚を発見。
いつからでしょう…来月恋しで夕霧にするべきか悩み…光の君様をget。
凄く丁寧にお姉さんが選んで包んでくださいました♪
あと、玉三郎さんの卓上カレンダーも。
こちらは八千代座でも販売されてましたね。



えつこさんより。

「この世は闇じゃ~なかったです」

桔梗さん みなさん

17日に着いてまず幕見で墨染さん、続いて夜の部、18日は昼の部と観まして、
正直まだ頭の中がゴチャゴチャなのですが…感じたことを少しだけ。
墨染さんの登場シーンは一体どこから? と息を呑んで目を凝らして
幹の辺りをじぃーーーっと見つめていました… はぁ~~~っ成程。
すぅ~~っと、いつの間にか舞台の上に現れ出でた墨染さんは何とも言えない
不思議な光を纏われていて、まさにこの世ならざる者でした。
待ちかねた登場シーンであるのに、なんだか拍手したくてもできない
空気を感じながらただただ見つめるばかり。ふわぁ~~っと夢を見ているようでした。
でも桜の精が人間に恋をして、傾城の姿を借りて暮らしていく内に
人間と同じ様々な感情を抱くようになるなんて素敵ですね。
恋をしなければ悲しんだり苦しんだりすることもなかったでしょうに…
それがついには黒主との立ち回りにつながり、あの凛々しいお姿となるのですね。
薄墨から桜色の御衣裳にぶっ返るところ、キメのポーズと表情…
たおやかなお姿にも凛々しいお姿にも心を奪われます。ほ
んとに、スゴイもの観ちゃったって感じです。
どの演目も面白く観られ、それぞれに心ときめくものがあるのですが、
ご登場された途端に魂を持っていかれるような感覚は、
玉三郎さんならではのものです。どうしてこんなに惹きつけられるのでしょう…
夜の部「三笠山御殿」のお三輪ちゃん。そう書いただけで泣きそうです。
墨染さんと同様、私は初めて見せていただいたのですが、
桔梗さんが見るのがつらいと仰っていたので覚悟はしていましたが、
想像以上に凄かった…こわかったです。官女たちがごつくて、
初めの内はコミカルにも感じて少し笑えたりもしたのですが、
そこまでするかという…びっくりしました。心細ーい、悲しーい声に、
誰かから苛められた時の気持ちが呼び覚まされまして、
涙で言葉につまるお三輪ちゃんが自分のように思えました。
でも求女に会いたいという恋心ですよね。疑着の相への変貌、
悲しい最期、すべてが。時折愛おしそうに苧環を抱きかかえる仕草も可憐でした。
最後の最後には安らかなお顔をしていたように見えたのが救いで…
でも悲しい恋に胸が痛みました。なかなかそこから抜け出せずにいます。
昼、夜と全然違うタイプの女性ではあるけれど、どちらも恋に生きる女性だったなと、
あらためて思いました。お三輪ちゃんの最期を見ていて「鷺娘」が
頭をよぎったりもしました。いずれも大変なお役だとは思いますが、
これからもまたそういったお役が観たいなと…切に思います。
「ずんばおり」の感想を書く余力がなくなっちゃったけど、
文句なし楽しかったです。手ぬぐいはゲットできませんでしたが、
児太郎くんも近くで見られたし、良かったです。良い女房だな~、
良い夫婦だな~とほんわかした気持ちになりました。



青空さんより。

「墨染さん」

桔梗さん、皆さん、こんにちは。

16日に幕見で墨染さんを見てきました。
前日までお三輪さんとどちらを見るか悩んだのですが、
「重戀雪関扉」という重厚なタイトル(ルビをふっていないと読めません(笑))が
気に入ってこちらにしました。

玉三郎さん、登場場面から幻想的で、始めから終わりまでず~っと
玉三郎さんに目が釘付けでした。

一番後ろからでも、はっきりとではないですが表情もわかりますし客席にも
照明があたっているので舞台との一体感があって迫力もありました。

月並みな言い方ですが、玉三郎さんすごく綺麗でした!
動きもしなやかでノーブルで、台詞の言い回しにもすごく色気があって。で
も、後姿などを見ていると、そのままどこかにす~っと消えて行ってしまいそうで
幻を見ているような感覚にもなりました。

本物の芸術に触れると心が浄化されます。
感情の流れが滝のようにどっと流れて、それまで澱んで停滞していたものが
一気に洗い流されるような感覚でした。

同時に、(他の芸術でもそうなのですが)特に玉三郎さんの舞台を見るときは、
ものすごく緊張してしまいます。見るこちら側の姿勢も問われているような気持ちに
なってしまうのです(汗)。だから今回も「素晴らしい舞台を見せていただくのだから、
私も全力で見よう!」という気持ちで真剣に集中して見てしまいました。
前傾姿勢ですごい険しい顔をして見ていたと思います(苦笑)。

改めて今年最後に玉三郎さんの舞台を見て良かったです!
玉三郎さんからエネルギーをたくさんいただきました!

ただ、残念ながら緞帳は見ることができませんでした(泣)。
でも、これは次回の楽しみに取っておいて、また歌舞伎座に行きたいと思います!

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はぁ・・・・・

玉さ~~~~~ん!!!

ちょっと叫んでみました。^^

ま・まるこは・・・ん    ってオモシロい

気持ちわかる。

まるこさ~~~~ん

ため息と、雄叫び。
いくらでも、どうぞ~~。

そういうあなたも

ムジコさん、じゃなくて、ずんばおりムジコさん

ハンコいただけたんで、これからはコレで!

だってね

墨染大好きなのに、玉三郎さんにお逢いできないから、ため息も雄叫びも、盆と正月状態なのですわ。ずんばおりムジコさん。
来月は、ムジコさんの「ずんばおり」襲名公演があるとかないとか。
ない?(笑)

私がオモシロイですか?
でも、いたって真面目で正直なノ~天気なおばはんです。^^





No title

来月は、私の襲名ではなく修正をお願いします

色付きの文字「ずんばおり」は いらなーーーーーーいですv-16
色付きの文字ムジコ で。

23日の歌舞伎座

行ってきました、歌舞伎座。
やっぱり、素晴らしいです、玉三郎さん。

若手諸君も頑張ってましたが、いやー、まだまだ。
いじめ官女のように、肩がダメ、腰がダメ、左手がダメ、高すぎる、低すぎる、それでは酒がこぼれるわいのう、と、いちいち文句言いたくなります。
いや、そんなに指摘できるわけはないのですが、全体に、雰囲気が違うのです。

玉三郎さん、登場したとたんに、空気がかわります。
墨染は、妖気がただよい、お三輪は、心細さが伝わります。
だいたい、チラシの二人の顔の違いがすごい。

いやはや、素晴らしい玉三郎さんでした。

門之助さん、児太郎くん、中車さんもよかったです。
門之助、児太郎夫婦はますます仲睦まじく、門之助さん、生着替えのとき、前回はついついきれいに着てしまってましたが、きょうは、いかにもはじめての感じが伝わりました。

「ズンバオリ」は「ジンバオリ」に近く、「スバリクビ」は変わらず「スンバリクビ」でした。

充実感いっぱいの歌舞伎座でした。

ため息も雄叫びも。

まるこさん

猛うさのため息と雄叫びが届きました。
盆とクリスマスと正月とお雛様も入ってますね。

やっぱり、オモシロイです。

やっぱり嫌だったか。

ムジコさん

言ってよ~すっかり、気に入ってるかと思ったー。

じゃあ、四代目ジェーソウルムジコ、でどう?
これで襲名披露やっちゃいますか?

どうしても名前変えろって感じ?

レアレアレポ。

京にんじんさん

今日、いらしているんだな、と思って
どうだったかな、と考えていたら
さっそくレポをばありがとうございます。

玉三郎さんは、やっぱり素晴らしい!
そうでしょうとも、そうでしょうとも。むひひ。
雰囲気が違う、というのは、大変な違のように思います。

登場したとたんに空気を換えてしまう玉三郎さん。
なんなんでしょうねあの空気、魔法にかけられたように
うわぁっと、もってかれますよね。スゴイな。

門之助さんは、本当にああいう方なんじゃないか、と
思えてしまいます。児太郎さんも、ぴったりのお役ですね。
中車さんは、もう、ぴったり過ぎです。
皆さんがイキイキとされていて、見ていて楽しくなります。

スンバリクビ、は、さらにオモシロイですね。

私も、明日、楽しんで参ります。

ダメです 変えない

皆スンバリクビじゃ(♯`∧´)
色替え出来たかな?

門之助さん着替え 18日にも袴の片方に足2つ入れてボロボロで走ってました
初めからそうなのかと思ったけど、違ったんですね。

玉さん稽古の時全員の役をしたんですよねぇ 見たい聞きたいですね

門之助さん

ムジコさん

門之助さんの、袴ひとつに脚二つは、最初からだったとおもいます。
ただ、袴の前に着る着物の着方がスマートで、勘平さんのようだと思いました。昨日は、そこも、たどたどしくやっておられたような。

有難うございます

お京さま そうでしたか、お知らせ有難うございます
日々変わる、舞台はナマモノですね、毎日観られたら良いですね。

変えないのですな。

ムジコさん

ぐぐぐるじースンバリクビって、ぐるじー。

ところで、玉さんの全員の役、
見たいですね。すごく見たい。
いつかやってくださらないかな。

最初から

京にんじんさん

最初はスマートだったんですね。

明日、そこんところしっかり見納めて参ります。

一度でいいから

おムジさま

全日通し観劇って、やってみたいです。
でも、お財布が無理~って言うから
叶いませんけどね。仕事なくなっちゃうしね。

全日観るだけでも体力、集中力、いりますよね。
ご出演だと、どれだけ大変なのか。。。
凄いなー。
明日の千穐楽が終わったら、
また2日から歌舞伎座の初日。
玉三郎さん、凄いタフ!

「茨木」が楽しみでたのしみでなりません。
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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