映画にやられちゃった日。

今日は、蒲田に用事があって行ったのですが
JR蒲田駅の発車メロディを聞いて、ムムム!
ターラリ~ラリラ ターラリ~ラリラ 
チャ―ンチャ―ンチャ―ンチャチャチャチャ―ン
映画「蒲田行進曲」の主題歌の曲だったんです。
懐かしすぎる!私は、あの映画にズッポリはまってしまって
なけなしのお小遣いで(まだ学生だった)、
映画館に4回も通ったことを思い出しました。
いきなり銀ちゃんとヤスの顔や階段落ちのシーンが浮かんできて
あぁだった、こうだった、と電車に乗ってからも蒲田行進曲が流れていました!

その後、有楽町に行ったのですが、発車メロディは
「有楽町で会いましょう」ではありませんでした。(いちいち言うな)

有楽町ではヒューマントラストシネマで、フランス映画「エール!」を鑑賞。
笑みも、涙も、自然にこぼれて、またしても映画にやられちゃいました。
カラッとして、ユーモアたっぷりでコメディ映画のようでもあるのですが
主人公ルアンヌ・エメラの歌声が澄んでいて、存在そのものが瑞々しくて
家族も友達も先生も、出てくる人みんなが愛おしく思えて。
自分の想像力の欠如に気づかされてハッとしては泣き、
お父さんの娘を思う気持ちにジーンとしては泣き、
後半はすすり泣きの音を出さないようにするのに苦労しました。

思春期の少女の声で聴いた「愛の叫び」や「青春の翼」という歌が
とても素晴らしくて、これは1965年にデビューしたフランスの国民的歌手
ミシェル・サルドゥさんのヒット曲なのだそうで、初めて知りました。

原題は『La Famille Belier(ベリエ一家)』。邦題の“エール”は、
仏語で“曲”という意味の“Air”、“翼”を意味する“Aile”、そして英語の“Yell”(応援)
のトリプル・ミーニングだそうです。

眼には見えないことや、耳では聞こえないところに真の心を感じて、
人と人の繋がりもまた言葉ではない、もっと深いところで通じ合えて、
繋がることができるんだなぁ、と。胸がいっぱいになりました。
一日、一日、もっと素朴に、シンプルに生きていった方が、
遥かに豊かな人生が送れるのかもしれないなぁと思いました。
ふらっと入った映画館で、思いがけずボーボー涙を流して、
清々しい気持ちになれて、いい日になりました。

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映画とか美術展とか

先週末でラストという「ロバート・アルトマン」にやっと間に合って、今週、「エール!」に行けるかなと思っています。
桔梗さんの記事で、ますます楽しみになりました。

早め早めに動かないと、どんどん見逃してしまいます。

こないだ、尾上松也くんが「徹子の部屋」に出演しましたが、「玉三郎のおにいさん」にいろいろと教わっていて、松也くん出演のミュージカルも見に来てくださって、声の出し方とかアドバイスをもらったということでした。
番組では若き日(28歳)の玉三郎さん出演ビデオがすこし流れましたが、光り輝くようでした。思考がとぎれないで、話が長くなる(失礼)クセは、まったく変わらないと思いました。

ぜひぜひ。

京にんじんさん

「ロバートアルトマン」を教えてくださって
ありがとうございます。観てみたくなりました。

「エール!」に出てくる歌でご紹介したミシェル・サルドゥの楽曲について
下記のような記事がありました。ジュリーも歌ってた!

↓↓↓

フランスの大物シンガー、ミシェル・サルドゥの楽曲を数多く使用しているところも、
本作の音楽的なポイントだ。同じフランス人のミシェルでも、
日本では「シェリーに口づけ」のミシェル・ポルナレフの方が圧倒的に知られているが、
劇中で使われる「恋のやまい(La Maladie d’amour)」という曲は、
沢田研二が「愛の出帆」のタイトルで歌詞を日本語に替えてカヴァーしていたりもする。
本国では60年代半ばのデビューから70年代を絶頂期として今も安定した人気を誇っているようだ。

↑↑↑

ご存知ですか?まったく知りませんでした。
ジュリーいろいろやってますな。
「恋のやまい」という曲、可愛い歌詞でした。

徹子の部屋で、28歳の玉三郎さん、見ましたよ!
素敵なファッションで、ボブのヘアスタイルが新鮮!!
青年のようでまだ少年のようでもあり、ほっそりしてましたね。
でも演技について語る時のキラリとした目の輝きが今と変わっていなくて、
あと声もまったく変わっていなくて、やっぱり玉さんでした。
徹子さんが、「この方がお考えになってることはずっと変わらないと思いますよ」と
おっしゃっていて、玉三郎さんと仲良しでいらっしゃるから
よくわかっていらっしゃるんだな、とフムフムと。
松也さんは、発声方法とかどういうトレーニングをしたらいいのかを
ご指導してくださるっておっしゃってましたね。
あと、美の追究ということには深いところまでやってらっしゃると。

>思考がとぎれないで、話が長くなる(失礼)クセは、まったく変わらないと思いました。

あはは、そういうクセありましたっけ。
思考がとぎれない、というところは口上でも発揮されてますね。
ご自分でも「長くなりました」とおしゃっていたから
やっぱり、そうなのですかね。
玉三郎さんの演技論をもっともっと長くながーく、聞きたくなりました。

ジュリーィィィィ!

知りませんでした、「愛の出帆」。
youtubeでライブ映像があったので、聴いてみました。
艶のある伸びのある声で、相変わらずすてきなジュリーでした。

訳詞は竜真知子、オリジナルの歌詞とはずいぶん違っているようで、映画で確認したいと思います。

エール

おはようございます。エール、気になっていました。
近いうちに観にいきます。
ドランをご紹介下さった時と同様、桔梗さんの
おもしろアンテナに感謝です!

行ってきました「エール」

とても面白く、笑って、泣きました。
エンドロールの間に、涙が乾いて、助かりました。

パンフ買ったのですが、残念だったのは、弟くんのインタビュー記事がなかったこと。
最初の登場から目が離せなくて、おかしくておかしくて、帰りのバスで思い出し笑いしてました。

良いものをご紹介頂いて、有難かったです。
映画って、ほんとにいいですね。

いひひひ。

オキンばあさんかいっ(笑)。
ジュリーィィィ~~~~。

京にんじんさんもご存知ないんじゃ
誰もわかりませんですね。
さすがです、ユーチューブにあるんですね。

オリジナルの歌詞、よかった。

ぜひぜひぜひ。

フクギさん

歌舞伎座の幕間、グザビエドラン監督の話しで
盛り上がりましたよね。
だから、フクギさんにぜひ「エイル!」も
観ていただきたいなぁーって思っていたんですわ。

近いうちにぜひともです。

仕事が早いッ!

京にんじんさん

仕事じゃないですが、はやっ!
今日、観ていたらしたのですね。
さっそくコメントくださって、ありがとうございます。

>とても面白く、笑って、泣きました。

よかった~。笑って、泣けますよね(うおん、うおん)
エンドロールの間に乾いてよかった。
でも、けっこう涙で頬が濡れちゃったってことですね。
私は、帰り道も浸りきっちゃって、
水泳したあとみたいな感覚(心地よい疲れ的な)でした。

あの弟くん、最高ですよね。可愛い。
たぶん演技経験は無いと思いますが
なんともチャーミングで、惹きつけられました。

>良いものをご紹介頂いて、有難かったです。
 映画って、ほんとにいいですね。

そう言っていただけて、超うれしいです。
ブログに書いてよかったです。
「エイル!」は、映画でしか表現できないエッセンスだらけですもんね。
映画って、ほんとにいいですね。

「エール!」あれこれ

弟くんを演じたルカくんは、実際に聴覚障害者で、演技ははじめてと、パンフにありました。母親、父親が障害者ではない役者さんというのはすごいです。

トマソン先生のコーラス部オーディションは、フランス国歌、ラ・マルセイエーズでした。
先日のパリ同時テロの余波で、ボルドーで開催中のフィギュアスケートのグランプリシリーズが、SPだけで中止になってしまいました。
中止の通知を聞いた選手、フランス人スタッフが、泣きながら、ラ・マルセイエーズを歌っていた映像をみました。

映画を見たのは16日、同時テロのあとだったので、部活オーディションの光景でグランプリシリーズのことを思い出しました。

ジュリーがカバーした「恋の出帆」、歌詞はほとんど竜真知子作詞でしたね。
「恋のやまい」の作曲は、ジャック・ルヴォー。

フランス語詩を翻訳しているブログをみたら、この人は、フランス映画「最後のマイウェイ」の主人公、クロード・フランソワのヒット曲「 Comme d'habitude (=シナトラの My Way)も作った作曲家」であることがわかりました。クロード・フランソワ、ミシェル・サルドゥと同時代なのですね。

原詩が訳詩とかけはなれている例として、長谷川きよし氏が歌うたびにMCでつぶやくのが、「愛の讃歌」と、この「Comme d'habitude」(いつものように)。
「Comme d'habitude」のメロディーにポール・アンカが作詞して、フランク・シナトラの「マイ・ウエイ」で世界的ヒット曲になったのです。
似ても似つかぬ内容の歌詞で。

えっと、関係ない話がつながって転がりました。

素晴らしい!

京にんじんさん

いろいろと追究してくださって
ありがとうございます。

弟くんは、ルカくんっていうんですか。
可愛いですね。愛嬌がハンパない。
あの歌を、実際に手話を通じて聴いているんだな、と思うと
さらにジーンとしちゃいました。

>トマソン先生のコーラス部オーディションは、フランス国歌、ラ・マルセイエーズでした。

気がつきませんでした。
そうなんですよね、ちょうど映画を観た日の早朝にテロがあったんですよね。
それを知らないまま、映画を観ていました。
帰ってから、フィギュアが中止になったのを知って、えっ?と。
京にんじんさんが遠征されていなくて良かった、と思いました。

ジャック・ルヴォーも、クロード・フランソワも、知りませんでした。
また世界がちょっと広がりました。シャンソン=歌、なんですよね。
フランスの歌は、響きのせいもありますがロマンティックに聞こえてきます。

「愛の讃歌」は越路吹雪さんが唄ってますよね。
岩谷時子さんの訳詞ですね。もとうたとは違うのですか。
日本語しかわからないのですが、越路さんの歌は、いつも
いいなぁと思って聞いています。ドラマがあって!

お話を転がしてくださってサンキューです。
友達が、今日、「エール!」を観たそうで
やはり後半、特にあの「青春の翼」で泣けたーとメール!がきました。
あのシーンのゆーちゅーぶをめっけて、
見ながらまた泣いてます(どんだけや)。
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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