銃を、鍬に。

今朝、NHK「日曜美術館」の再放送で、
「大英博物館展一一100のモノが語る世界の歴史」が紹介されました。

なかでも、特に心を動かされたのは、
「銃器で作られた「母」像」でした。

アフリカのモザンビークでは1992年まで17年も続いた内線の後、
外国から持ち込まれた700万丁を超える大量の銃が残されたそうです。
そこで銃を差し出した人には、農具やミシンなどの生活用具と交換する
「銃を鍬に!平和プロジェクト」が民間機関によって始められました。

それは、芸術作品にもなりました。
「銃器で作られた「母」像」を制作したのは
14才の時に内線で肉親を失ったフィエル・ドス・サントスさん。

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肩はグリップ、腕は銃身、心臓部分は引き金、顔は銃の中枢部、そして
手に提げているのは、ソ連製ライフルAK47の弾倉で創られたショッピングバッグ。
買物をするお母さんの姿は軽快で、ユーモアも感じられて、
力強い生命力や健やかに暮らせる日々の尊さ、そして平和への願いが
ダイレクトに伝わってきました。

大英博物館・館長さんの
「文献を通して戦争について語るのは常に勝者です。
しかし、“モノ”は敗者の歴史も語ってくれます。“モノ”の方がより深い歴史を語れるのです」
という言葉が、心に残りました。

行きそびれたことを、大後悔。
「大英博物館展」は、いま、九州国立博物館で開催中です。
http://www.history100.jp/

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お〜!

辛い体験をユーモアを交えて表現出来る、そのような繊細さを持った人にとっての戦争体験は、本当にきついのではないかと思います。
でも、乗り越える努力の過程で、こんなに素敵なお母様を創られたのですね。
そのような作品に触れると、心の底から勇気が涌いてきます。
私も本物見たかったな〜。

壮絶。

フクギさん

この作品をテレビで見て、うわぁ~っとなりました。
いたたまれない感情と、突き抜けた感情と。
彼の感受性に打ちのめされました。
そして、生きる希望に包まれました。
そうそう、勇気が湧いてくる感じ。

ひとは生きることだけを考えていればいいのに
なんで、ひとを殺めることを考えてしまうのでしょう。
200万年の時をかけて、暮らしを豊かにする生活道具を
沢山、作ってきた反面、ずっと武器を作り続けてきたのも
人類なんですよね。そんな現実を突き付けられました。
自分も、他人も、殺めてはいけない、
というシンプルなことを、守りたいです。

本物見たかったですよね~。
忙しいからって、後回しにしちゃイカンですね。
やっぱり、玉さん行かないと(そこに行きつく)
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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