涼味

18日に歌舞伎座のお昼の部に、行って参りました。

この日は、「幕間は、鳳でくずきり」と、
まるこさん、おとらさんと約束していたので
歌舞伎座に着いてすぐに右手のお弁当予約受付へ。
24食限定なので、急ぎ足です。お弁当のお客様がいらしたので、
しばし待ての姿勢。すると、すぐ後ろで「くずきりの予約なんですけど」と
係りの方に尋ねる方がいたので、私も振り返って、
「私も、くずきり…」と言いかけて、「あらー、あらあらー!」
目が合って、いきなりハイタッチ。まるこさんでした(爆笑)。
くずきりで頭がいっぱいな二人の出会い方がおかしくて、
朝一番、お腹を抱えて笑ってしまいました。

この日も、お富さんは、いい~景色でしたぁ。
花道から出てきただけで、サーッと涼しい風が吹いて
台風も湿気も暑さもすべてどっか飛んでいっちゃいました。
歌舞伎座に出かけてみれば気も晴れて~
ほんに清々するわいなぁ~、なのでございます。

見染の場で、お富さんが「噂に聞いた~」と言ってすぐの
守若さんの「ええっ?」が、いいんですよね。いつも待ちます。
そして、お富さんが、ハッとなって動揺しながら
「いい~景色だぁね~」と、言う時の、ほんのりとした笑み。
薄桃色の花の蕾がふわっと開く瞬間を見ているような気持ちになります。

お富さんが、藤八の雨宿りする軒先に帰ってくる時、
傘を片手ですぼめてさしているところが、これまた粋なんですね。
裾が濡れないように持ち上げて、俯き加減に下駄で歩いて。
傘を全開にしない色気。雨の日に私がマネしても、
傘が壊れた人にしか見えないんでしょうなぁ(遠い目)。

お富さんの涼しさは、声にも感じます。
藤八に「どうぞ」「そうなんですよぉ」という時の歯切れの良さ。
蝙蝠安に「はい、どなた~かまわずにお入んなさい~」という時の軽やかさ。
「今夜はあいにく旦那も留守なり。今日はまぁ、お断り申しますよ~」という時の凄味。
(獅童さんの蝙蝠安は「絶対に家に入って欲しくない度数」がさらに上がってました(笑)。)

すぐ目の前にいるお富さんを観ていたら、
今、ここにいることの喜びで胸がいっぱいになりました。
ただただ感謝したい思いになりました。

幕間は、ちゅるりん~夏の涼味。
まるこさんと、おとらさんと、くずきりを堪能いたしました。
急いで予約しましたが、お客は私たちだけでした(笑)。
きっと、あまり知られていないのかもしれません。
鳳(啓介じゃない)の「くずきり」、相当おいしかったです。
あの手の「くずきり」は、なかなか出会えませんぜ。
これからいらっしゃる皆様、ぜひお試しあれ~
(鳳(啓介じゃない)の回しものではありません)。


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くずきりの出会い^^

歌舞伎座到着と同時に、娘は目出鯛焼きへダッシュ。母はくずきり予約へダッシュ。
朝一番にこんな所で、という所で桔梗さんにお会いして、予約が終わったところで、おとらさんにお会いして。最初のご挨拶が「くずきりの予約!」だったような。(笑)
お富さんはいつ観ても「いい景色だねぇ。」うっふん。

初参加の娘のお友達は、「玉三郎さんって、綺麗なんですねぇ。」とびっくり。幕間ごとに、お弁当やら鯛焼きやらくずきりやらで、「歌舞伎って忙しいんですね。でも、楽しい~~~~!」と喜んでくれました。^^

玉三郎さんに逢えて、桔梗さんとおとらさんとお話できて、美味しいものをいただいて、本当に豊かな楽しい時間をいただきました。
ありがとうございました。
次は国宝仁左玉コンビが観たい!です。


雪景色

今日は暑かったから、くずきりが^_^羨ましい

藤八のお化粧、雪景色ですが、
以前見た古い役者さんのビデオでは、雪景色に見えなかったように記憶してます
何回も見たわけではないので確かなことは言えませんが、ただボタボタと塗ってるだけ

だから次の藤八の台詞
「お庭の松に雪が…」と笑いを誘っても受けてなかったような、何のこっちゃ ? と。
玉さんの可愛いお化粧を見て初めて雪景色を感じた
お化粧をしてる時のお富さんって、楽しんでますよねぇー
素の玉さんが垣間見える と私も感じました(^_^)

昔役者さんには自分の台詞の部分だけしか台本が無かった、と聞きました
狂言作者が書き出して役者さんに渡すのだとか
だから、お化粧する富さんは、次の藤八っあんが何を言うか何をするか分かってない
だからと言って、わきの役者さんが主役さんに注文つけるわけにいかない、ビデオも見ないから先輩から教わったそのまま、
と言う事かなぁ〜〜
と思ってるわけです が、単に役者さんの絵心有無だけの事かも?
玉さんのお富さんで 良かったーーーー*(^o^)/*

2と4の日です私 えっ!それがどーした?

あの感触!再び。

まるこさん

笑いましたね。
「くずきり、くずきり」って、朝から騒いでいる約2名。
いやぁ~うまかったっす。
きしめん状のくずきりが、ちゅるりん、って
喉ごしも良くて。黒蜜も。
京都の鍵膳はんも、まだ未経験なので
かなり感動いたしました。
つるりんさん、じゃなくて、くるりんさん
ありがとうございました。

娘さんのお友達、とても喜んでいらっしゃいましたよね。
これからハマりそうな予感を抱きました。
玉さんファンが、また増える。若い玉さんファンが。

私も、まるこさんと、おとらさんとご一緒できて
幸せな一日となりました。
どうもありがとうございました。

で、明日もね、行くことになったんですのー。
夜だから、くずきりはないのですが
お峰さんに会えます。うれぴーよー。

今日は、ゼロの日。

ムジコさん

2と4の日ってことは、
もういらしたってことですよ、ね。
あと1回あるってことかな。
いや、まるまる二回あるってこと?

玉三郎さん、楽しそうにお絵かきしてましたね。
雪景色にちゃんと見えます。バッチリ。
紅もぽってりと、猿弥さんにぴったりの形で。
お化粧観ただけで、笑っちゃいますね。

台本の抜き書きっていうんでしたっけ。
自分のところだけ、なんですよね。
前後の繋がりがわからなくても台詞って覚えられるんですかね。
ちょっと不思議な気がします。

今日、10年前の玉さんのお富さんの筋書きを見ていたのですが
与三郎は仁左衛門さん。勘三郎さんは、金五郎役だったのですね。
なんと贅沢な配役でしょう。蝙蝠安は、左団次さんでした。
あの時は3階からお化粧の場面をじーっと観ていた記憶があります。

玉三郎さんの筋書きのコメントを見てみたら
「お富はどうという性格もなく、流されていく女なんですね。
元芸者で、囲われ者の風情と、源氏店で与三郎とわかってから女を
演じていく。この役はこうという決まった形があるわけでもなく、
芸者という水商売の雰囲気を体で取り込み、役慣れしていかないと
難しい役ですね。受け身の役です。」とありました。
難易度高いお役なんだなぁと、つくづく思います。
サラッとしていて、カッコいい。だから、
玉三郎さんが演じられるお富さんは
「どうという性格もなく」、という風には
見えないんですよね。あの粋な感じとか、凄味とか、
苦難を味わって生き抜いてきた女の強さも感じます。
何か達観していて、肝が座っている、優しさも
感じてしまうのです。わかった上での受け身というか。
受け身は、受け身なんですけどね。時代もありますね。

玉三郎さんに、いろんな日本の女を感じさせていただけて楽しいです。

25日のお富さん

どこに書き込んだらよいのかわかりませんが、このへんにしときます。

藤八っつぁんにおしろいを塗るところ、前回は、藤八っつぁんが先ず自分で汗をぬぐって、それからお富さんが…となっていたのですが、25日は、藤八っつぁんが自分で、のところはなく、お富さんが額、両頬をぬぐっておられました。

前回の終演後の楽屋の会話を妄想しました。
玉三郎「おまえさん、汗を自分で拭いちゃいけないよ。藤八っつぁんはお富さんに拭いてもらうのが嬉しくてしょうがないんだから。わかったね。拭いちゃダメだよ」
猿弥「ハイ、わかりました。拭きません。よろしくお願いします」

昨日はおしろいを塗るところで、玉三郎さん、素で吹き出しそうになってこらえておられたように見えました。
後ろ向きの猿弥さん、客席に見えないのをいいことに、変顔でもされたんでしょうか。それとも、神妙なお顔がおかしかったんでしょうか。

本当に素敵なお富さんでした。堪能しました。

今回の配役では、以前の舞台の録画をみると年寄りだった茶屋のおトラさんが若返って、ピンクの着物の京妙さんでした。
京妙さんは好きな女形さんなので、それはよいのですが、丁稚を連れて引っ込むところで、年端もいかぬ子供が「なんだ、婆さんと道行かあ」と言わなかった(言えなかった)のが、こういうちょっとした 場面が好きなわたしとして毎回、残念でした。

ありがとうございます。

京にんじんさん

連日のレポに感謝感激であります。

藤八さん、今日も、お富さんに汗をふいてもらってました。

楽屋話しの妄想が、面白すぎます。
確かに、そんなやりとりが交わされているような
気になってきました。

今日も、とっても楽しそうに、お富さんはメイクをされてましたよ。
あらためて、感想を書きますね。
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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