宝石のような時間 @「色舞奏」

31日(日)の色舞奏へ、行って参りました。
クリスさんが細やかなレポートを書いてくださっているので
当日の様子が、すでに浮かんでいらっしゃることと思います。

雨降りの予報でしたが、やはりアマテラス様が雲を吹き飛ばして
ピーカンのお天気にしてくださいましたね

1曲目は、「海へ、そして夢に」。
ベルリンフィルの10名の方が楽器を奏で始めると
下手から、玉三郎さんがスーッと姿を現しました。
澄みきったターコイズブルーのドレスは、目が覚めるよう。
袖や裾のブルーの濃淡のグラデーションが美しくて!
舞い、翻るその姿は、海の精!なんてアーティスティック!
同じブルーの頭巾(といえばいいのでしょうか)をかぶっていらして、
全身で、海の水面から海底までを表現しているかのようでした。
静かな曲調と、優雅な舞い。東北の海の凪を感じました。
柔らかな舞いの合間に、手にしたブルーの布を力強くさばく瞬間があって
海の躍動、生命、ほとばしりが、伝わってきました。

2曲目は、ラフマニノフの「チェロ・ソナタ」。
ピアノとチェロの演奏が始まり、闇が照らされると、中央に美しい布が見えて
その布がひらりとめくられると、ピンク色の衣裳の玉三郎さんが。
蓮の花を連想するようなピンクに、菫色のような布。
あー、なんてロマンティックなんでしょう!
どんな言葉を駆使しても、お伝えしきれない舞いの美麗さ。
夢の中の出来事のような。

玉三郎さんの舞いのエッセンスと、音楽のエッセンスが
ひとつに融け合って、ひたすら、まばゆいのです。
目の前で、キラキラと時空が輝いている、
そんな宝石のような時間。
あの感覚は、初体験でした。

どちらもカーテンコールで玉三郎さんがご挨拶されたのですが
引っこまれるときのしぐさが可愛らしくて。
やっぱり、引っこむときも、世界一!でした。

休憩のあとは、ベルリン・フィル室内楽の皆さんによる、シューベルトの「八重奏曲」。
演奏を聞きながら、皆さんの表情を眺めていました。演奏を開始する時、
ビオラの方が、第一ヴァイオリンの方とアイコンタクトで、スッと入られるのですが
その間合いが神がかり的。音と音の会話が、弾みっぱなし。
やはり夢見心地のような気持ちで演奏に聞き入りました。

「本物は、やわらかい」!
玉三郎さんの舞いと、ベルリン・フィルの演奏で、
その、さりげなさに、唸りました。

こんなに凄いイベントが、大々的には広告されずに
サラッと開催されていることも驚きでした。
会場で、何人かの方に、「あなたのブログで教えていただいたから
今日、来れました。ありがとうございます」とお声をかけていただいたのですが
それもこれも、ひとえに、教えてくださった、まるこさんと、きょうかずきさんの
おかげであります。ありがとうございました!
私も、拝見できて本当に良かったです。

当日の様子が、サンスポの記事に掲載されていました。
http://www.sanspo.com/geino/news/20150531/sot15053118350005-n1.html

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夢のような時間

おくればせながら、感想を書いておきます。

玉三郎さんの舞踊を見るときは、とにかく、ぼーっとしていればよい、いい気持ちになるから、と思っていて、今回もそのとおり、おいしい食事をいただいたような、至福の時を過ごすことができました。

「松下功《海へ、そして夢に》」
青い色がきれい、頭巾はめずらしい、布はアマテラスのときのもの、漣のような細かい動きが、心の動きを映しているよう、あ、扇、玉三郎さんの扇の扱いは日本一、などなど、思っているうちに、終わってしまいました。

「ラフマニノフ《チェロソナタ》ト短調Op.19より第3楽章〈アンダンテ〉」
はじめて見る衣装で、色は、モーブ?
http://www.colordic.org/colorsample/4178.html

ドレスに薄いジョーゼットが重ねてあって、とてもきれいでした。
ここでは扇は二枚、いつもながら、腕の動きがこのうえないしなやかさ。
夢のような時間でした。

実は、「海へ」のときは、双眼鏡を出しそびれていて、終わったところで取り出して、「ラフマニノフ」に備えていました。
チェロ演奏が始まって、双眼鏡からのぞいていて、なんだかニスが剥がれているような、年代物らしい・・・ やっぱりストラディバリウスなのかしらん、などと思っているうちに、舞台の中央で玉三郎さんの舞が始まっていました。冒頭部分をちょこっと見逃してしまいました。

「シューベルト《八重奏曲》へ長調Op.166、D.803」
コントラバス、管楽器まである室内楽団ははじめてでした。
6楽章からなるということですが、楽章ごとには、拍手はしないほうが、と思いつつ、まわりにつられて拍手したり、しなかったり・・・ その点、少し気疲れしましたが、とてもいいイベントでした。

色舞奏

行って参りました!

1曲目のときの衣装で、ブルーの被り物をされていたのが印象に残り、海そのもののようでした。
手にしたブルーの布での舞は、舞台に広がりや高さが感じられました。

2曲目の衣装は、今まで拝見したことのないようなピンク系で、優美な舞で甘い香りが運ばれてきそうでした。

目にも耳にもよい素敵なイベントでした♪

至福の時

京にんじんさん

あの夢のような舞台から、
もう1週間が経ってしまいました。

ブルーが美しかったですね。
ああいう頭巾は、初めて拝見したかもしれません。
「チェロソナタ」は、後ろにまとめた「羽衣」のような?
ヘアスタイルでしたね。玉三郎さんの着替えの時間など
ほぼゼロに近い幕間でしたから
(幕間と言えないですね、幕があいたまま)
頭巾の下には、すでに、次の御髪の準備がなされていたのですね、
とリリスさんにお話ししたら、
「それを言っちゃーおしめーよ」と言われちゃいました(笑)。
確かにね。でも、段取りも大事。

扇の舞い、本当に素晴らしいですね。
しなやかさ、なめらかさ、日本一いや世界一!
床に置いてある扇を、サッと手に取るところも、萌え~でした。

本当に夢のような時間でした。

海そのもの

あんずさん

全身、海、でしたね。
青い布はスサノオの時とはまったく違う印象でした。
おおらかで、優雅で、静かな海。

>2曲目の衣装は、今まで拝見したことのないようなピンク系で

そうそう、あのピンクがすごく玉さんに似合っていて
きれいな色合いで、とっても印象的でした。
ジョーゼットの色もキレイでした。
あのピンク系、これからもっと拝見したいですね。

甘い香り、しました、しました!
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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