中車さんが初女形@「妹背山婦女庭訓」

あと5つ寝ると、待ちに待った十二月大歌舞伎が開幕します。

夜の部の「妹背山婦女庭訓」では、豆腐買おむらのお役で、
市川中車さんが初めて女形に挑戦されます。
最初は、「自分には無理!」とお断りになったそうですが、
玉三郎さんの「私を信じてやりなさい」の鶴の一声で、決断されたそうです。
お~~っ、力強い一言ですね。信じるっきゃない!
さらに、玉三郎さんの決めの一言!
「これでやめられなくなるわよ、オホホとおっしゃってくれたのが印象的でした」
と中車さん。(朝日新聞より)。さすがですね、玉三郎さん。
中車さんのお父上もこのお役で、玉三郎さんと共演されています。
「牡丹燈籠」以来のお二人の共演が、とても楽しみです。

東京新聞の記事より、下記、引用させていただきます。

<歌舞伎>
中車「妹背山」で初の女形 「針で突かれるような3分間」  

2015年11月27日

 「四十六年間歌舞伎をしてこなかった時間の責務を針で突かれるような三分間だと
思いますが、しかし、やってみます」。うめくように漏らすのは、十二月二日に初日を迎える
東京・歌舞伎座「十二月大歌舞伎」夜の部「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」で、
歌舞伎の世界に飛び込んで四年目にして初の女形をつとめる市川中車。
豆腐買おむらという軽やかに演じられることが多い役だが、
そこまで眦(まなじり)を決するそのわけは…。 (前田朋子)

 「妹背山」は造り酒屋の娘お三輪(坂東玉三郎、中村七之助)が三角関係から
飛鳥時代の政変に巻き込まれる物語。いとしい求女(もとめ)(尾上松也)を追って
蘇我入鹿の御殿に迷い込んだところに現れるのがお使いに出たおむらで、
困り果てたお三輪を適当にからかって去る、いわば「通行人」。出番は三分ほどと短いが、
立ち役の大物俳優が「ごちそう」として演じることが多く、
前後の場面の緊張感を緩める重要な役どころだ。

 同じ場でお三輪を演じる玉三郎から話があったとき、「僕のような入り方をしていると
『はい、これ無理!』って」と一度は断った。長い研さんがベースにあってこそ成立する役と
考えたからだが、玉三郎は「私を信じてやりなさい」と揺るがない。
「ここ数年、僕にはこの役が必要だと、彼にしか分からない物差しでご覧になっている。
信じて踏み込もう」と覚悟を決めた。とはいえ、「女形の所作もだが、豆腐を買うことしか
考えていない気軽な感じが僕には一番プレッシャー。どれだけ楽しく、フワンフワン力を
入れずにやれるか、頭の中が切り裂かれるよう」と戸惑いはとめどない。

 昼は木下順二作の新作歌舞伎「赤い陣羽織」。こちらも玉三郎が演出でかかわり、
中車は好色なお代官役。「出ただけでわっと笑っていただけるように」と、装束や化粧にも心を配る。

プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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