大入り続きで千穐楽おめでとうございます!

五月大歌舞伎公演の千穐楽に行って参りました。

大きな舞台がフィナーレを迎える日ならではの強烈なテンションが
舞台からも客席からもびしびし伝わってきました。

二部の「吉田屋」は、幕見席の立ち見にて拝見。

最初の楽しみは、守若さんをオペラグラスで見ることです。
台詞をおっしゃる時、心の中で「いよっ、チェリーさん!(屋号を勝手に変えてます)」と
小向こうをかけてしまいました。大和屋ファミリーの守若さんの笑顔を見ると、
ほんわかと心が和みます。表情がとても自然なんですよね。

吉田屋の女将さんの
「大入り続きで千穐楽おめでとうございます~」のご挨拶に拍手喝采。
秀太郎さんは、夜はどっかのお店で絶対に女将さんやってるでしょう、って
思っちゃうほど、女将さんですね。絶品です!

あほボンの伊左衛門さんは、メロメロの合間の思案顔がまた良くて
そこに色気を感じたりしました。やっぱり色男ですね。

そして、そして、夕霧さんの登場です。
「わしゃ、患ろうてなあ」の声が、とても澄んでいて
幕見席の後ろの壁までまっすぐに届いて
あ~~なんて綺麗な声なんだろうと。
眼をつぶって声だけ聞いていても、絶対、夕霧さんに惚れちゃうなー。
声は人を表す、ですね。声も美形でした。

最後に打掛をサッと羽織って決める瞬間がアッと言う間なので
まだ見たいよ~もうちょっとそのままでいてくださいー、と思うものの
あのほんの瞬間だから、いいんでしょうねえ。気持ちまでキラキラしました。
南座の「美の世界展」でガラス越しに見せていただけて
本当に良かったです。舞台の照明を浴びると、また一段と華やかで
展示されている時と印象が変わるものですね。

第三部の「京鹿子娘二人道成寺」は、一階のかぶりつきで拝見。
劇場に入る前に、お稲荷さんにお参りしました。
お願いごとは、「玉さんの手ぬぐいが飛んできますように(パンパン)」
なんて俗で欲深なお願いなのでしょうか。お稲荷さんもあきれたことでしょう

花子さんの「気」が、激しく、真っ直ぐに感じられました。
一瞬も見逃すまいと息継ぎも瞬きも忘れるくらい見入っていたのですが
あとでお隣にいらしたお友達に「ねえ、口をぽかんと開けて見てたね」
なんて言われてしまいました。口呼吸していたのでしょうか。

何がどうだからいい、とか理屈じゃなくて、
本当にほんとうにホントウに素晴らしい舞台でした。
三味線の音色にも、鼓の音にも、ひたすら熱がこめられていて
どんどん気持ちが高揚して、涙が溢れてしまいました。
舞踊を見て涙を流すことは、そうそうありません。
今日で千穐楽なんだ、終わっちゃうんだ、と思うと
感極まってしまいました。

思えば、初日の玉さん花子さんのスッポンの登場に感極まって、
千穐楽の鐘入りで、さらに感極まって。こんなに心がときめく舞台は
生きているうちにそんなに体験できることではないなあ、と。
私は、幸せ者だなあ、ってしみじみ思った夜でした。

そして終演後、普通なら、一人でしんみりと帰っているところですが、
玉三郎さんのファンの方たちと打ち上げをしたのです
みんなの思いはひとつ。「玉三郎さんと千穐楽に乾杯!!」と元気に
グラスを傾けることができて、とても楽しかったです。
ご一緒させていただいたみなさま、ありがとうございました。

玉三郎さんのおかげで、楽しい世界が広がっています。
千穐楽の熱い思いと、なんとも言えない淋しさと、かけがえのない歓喜。
毎日、毎日、素晴らしい舞台を見せてくださった玉三郎さんに
何とお礼を申し上げていいのかわかりません。
サンキューベリベリベリーマッチであります。
どうもありがとうございました。

また、自分もがんばろーっと。
アマテラスをめざしてね


プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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