畠 芋之助って、誰?

玉三郎さんは、来月博多座で、泉鏡花さんの2作品
「高野聖」と「海神別荘」を上演されます。

その泉鏡花さんの最初のペンネームは、ななんと

畠 芋之助(はたけいものすけ)」だったそうです。

え~~~っ、畠の芋? 芋之助~~~~~っ???

初めてこの名前を知った時、鏡花が紡ぎ出す独特の世界とのギャップに
びっくり仰天してしまいました

一方で、とてつもなくユーモアのある方だったんだな、と
そういえば、何とも言えない可笑しみが、作品にも散りばめられていますよね。

でも、さすがに、

「海神別荘」 坂東 玉三郎主演 畠 芋之助原作

では、ちょっとガクッときちゃいますから、やはり
泉鏡花で、よかったですね。


どなたかが、鏡花さんの作品の批評の中で
泉も鏡も、どちらも自分を映し出すものですから、、、と
語っていらっしゃいましたが、そう聞いただけで美しいイメージ
畠も芋も、どちらも自分を掘り起こすものですから、、、じゃ、ね。
やっぱり、名前って、大事ですね。

鏡花さんが、異常に潔癖症だったことは有名です。
”手元にいつでもちんちんと鳴る鉄瓶があって
煮沸消毒できるようになっていないと不安がった”とか、
”酒などはぐらぐらと煮立つまで燗をつけなければ絶対に飲まなかった
(これを文壇で「泉燗」と称した。)”など数々の逸話が
紹介されていますね。

なのに、「天守物語」では、生首をべろり~んとか舐めちゃう
ゾクゾクっとくる描写があったりして、このギャップも面白いです。
生モノはいっさい口にしなかったことへの反動でしょうか。(そんな極端な?)

蛇も大嫌いだったそうですが、「高野聖」にも登場しますよね。

知れば知るほど面白い「芋之助ワールド」いえ、泉鏡花さんの世界を
玉三郎さんが大好きなのも、よくわかる気がします

「高野聖」の前回の歌舞伎座での舞台を拝見したときも
私の中で妄想がどんどんどんどんふくらんでいって、
鏡花さんワールドがひとり歩きを始めて、ど~にも止まりませんでした


歌舞伎座で観劇したときの鏡花ショックを、
博多座に行く前に、綴ってみたいと思います



プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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