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八千代座の、鳥肌。

テレビ朝日の「舞台裏の立役者「八千代座倶楽部」
~玉三郎と歩んだ20年~」を見ました。

八千代座倶楽部の宮川政士さんが

「(八千代座で玉三郎さんの舞踊を)初めて観たときに、
鳥肌立ったね。はあ~、これがいわゆる本物という芸であり、
本物の人なんだな、と。それから思いが変わったね」


と、語られていました。やっぱり!と。
八千代座倶楽部の皆さんには、ご苦労が山のようにあるだろうことも推測できますが
宮川さんたちを突き動かしたもの、それは玉三郎さんの芸であり、人なんですね。

さらに、宮川さんは、
「私たちは、すごい感動をいただいた。
その感動がまだいっぱい燃え盛っている。消えずに!
だからできるのかな。そういうものを経験したことのない人たちに、
その感動をどう伝えたらいいのか。それが難しい気がする」

と、おっしゃいました。

八千代座には、行ってみなければ、わからない感動がありました。
初めて玉三郎さんの舞台を八千代座で観た時、私も、鳥肌が立ちました。

こんなに舞台が近いなんて!目の前の玉三郎さんが、等身大!
玉さんの指の先の先の先まで、はっきりと肉眼で見えること。
動きに合わせて衣裳の擦れる音まで、聴こえてくること。
玉三郎さんの心の動きまでもが空気を介してすべて伝わってくるようで
心が震えました。何て贅沢なんだろう!こんな風に玉三郎さんの舞踊や
お芝居を楽しむことができるなんて、何て贅沢なんだろう!
と心の中で叫びながら、舞台を見つめていました。

大劇場ではけっして体感することのできない、心の芯から沸き立つような熱っぽい感動!

その素晴らしい舞台を支えてきた、八千代座倶楽部の方々の
メッセージの真ん中に、玉さんがいました。

舞台の様子を後方から眺めている八千代座倶楽部の皆さん
凄ーくいい笑顔!とても羨ましく思いました。

番組では、八千代座での「打男」の様子も見られて嬉しかったです。
やっぱり太鼓も迫力です。お客さん盛り上がってましたね。
八千代座は生きものだ、と宮川さんがおっしゃっていましたが、確かに!

八千代座は、一度行ったら、やめられません。

100年もの時を刻む八千代座という木造りの小屋の中で、玉さんと観客が
とても濃密に結びつくことのできる不思議な空気、あの温かくて素朴なひととき。
玉さんが八千代座での時間をとっても大切にされていることが伝わってきます。

今年も、もちろん出かけます!玉さんと八千代座が初体験の友達と。
きっと友達は、感動ダブルで、鳥肌どころか
髪の毛まで逆立ってしまうのではないでしょうか

八千代座倶楽部の皆さま、山鹿のみなさま
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


八千代座倶楽部の代表の古閑直子さんの取材記事がありました。
最初に玉三郎さんに手紙を出されたところが凄いと思います。
そして、それを読んだ玉三郎さんが視察にいらっしゃたところもまた凄い!!

http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000139999990296


プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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