うわぁ!の回数

玉三郎さんブラヴォー!なんてタイトルをつけてはみたものの
実際に、歌舞伎座でブラヴォー!と叫んだことはありません。
こっぱずかしくて、声にはなりません。

私の「ブラヴォー!」は、自然発生的に湧き上がる
「うわぁ!」という心の囁き。

玉三郎さんの歌舞伎でも昆劇でも、舞踊でも、朗読でも、(また長くなる)
とにかく、「うわぁ!」の起こらないことは、ないのです。

3月のさよらなら公演でも連発でした。

初めに「女暫」を観たのですが、
巴御前の毅然とした瞳の美しさに、「うわぁ!」

キッチーに教わった後の
キリリッとキメのポーズに「うわぁ!」+「役者やのう~!」

花道での愛嬌たっぷり、お茶目ぶりに「うわぁお~ぅ!」

そして、第三部、
玉さん初役の覚寿でも出るわ出るわ~

まず、その声を聞いて、「うわぁ!」
その低く押し殺された声に、
覚寿の品格、教養、そして何よりも母としての
娘たちへの深い情愛を生理的に感じました。

そして、
娘を殺した婿に刀を突き付けるときの
思い切りの良さと高ぶりに「うわぁ!」

 最後、輝国に伝えた
「いろいろお世話になりますが、、、、
 苅屋姫をお頼みもうします」(といった内容の言葉の)
 その間と、お頼みもうしますの情感あふれるニュアンスに
「うわぁーーーん!」

覚寿は、やはり母なのだ、という思いが
ナマでぐいぐいと伝わってきて
その一瞬一瞬に、心が動かされ
道明寺という物語に血が通った感じで
初めて最後まで
退屈しないで観たのでした。

その役が果たしてニンか、どうか。
いろいろな議論があるかと思います。

でも、その一瞬に、心が動くこと。
私にとっては、それがすべてかもしれません。


玉さんの場合、ちょっとしたところにも
「うわぁ!」がたくさん隠されているので
瞬間、瞬間、とにかく見逃せないのです。

4月の「うわぁ!」も
今から楽しみです。
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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