傾城の衣裳@日生劇場

10月の日生劇場「傾城」で玉三郎さんがお召しになる衣裳は
銀座「泰三」さんで以前、製作されたものだそうです。

「廓文章 吉田屋」の夕霧の内掛けで
玉三郎さんが歌舞伎座で、着ていらっしゃったものですね。

実際に、歌舞伎座で拝見したとき
赤の色調と金糸や刺繍の美しさに目を見張り、息を飲みました。
玉さんはもちろん衣裳も見たくて舞台写真を迷わずゲットしました。

こちらに泰三さん撮影の写真があります
http://www.taizou.jp/blog/2008/02/post-33.php

その「銀座 泰三」さんのブログで
歌舞伎の衣裳について書かれたメッセージを発見。いたく共感しました。
8月26日付の記事「歌舞伎衣装も危ない」です。

玉三郎さんの衣裳へのこだわりや、その芸術性などについても
書かれていらっしゃいます。

玉三郎さんの舞台を拝見するとき
その衣裳の素晴らしさはまさに芸術品(国宝)です。
まるで動く美術館だなあ、と思っていつも見ています。

きっと玉三郎さんは、舞台のためだけでなく
のちのちの後輩たちのため、ひいては日本の伝統文化のために
ご自身で、衣装を創って残されているのだな、と思います。

松竹の衣裳に対する姿勢についても書かれています。
そこにもいたく共鳴しました。

日本の伝統文化を継承していくために、大切なこと。

私は、そんなことは何も考えずに、玉三郎さんを好きになって
それがきっかけで、たくさん歌舞伎を観るようになり、
伝統文化についても興味を抱くようになりました。

やっぱりひとりの役者さんをゾッコン好きになることが
手っ取り早いというか、そういう世界に入っていきやすいですよね。

そういう意味でも、玉三郎さんが果たしていらっしゃる功績は、
とっても偉大だと思います。

松竹さんも商売ですからいろいろおありかと思いますが
お客さんの喜ぶこと(泰三さん曰く”楽しめる舞台を、出し物を”)を
提供してくださることこそ、衣裳にもそして歌舞伎にも
いい循環が生まれて、文化がより活性化するのではないでしょうか。

日生劇場は、夢のような玉三郎さんの舞踊公演です。
松竹さん、ありがとーごぜーます。
せっせと通いまっせー。衣裳も楽しみです。

「銀座 泰三」さんのブログ
http://www.taizou.jp/blog/

揚巻さんの笹の葉~さ〜らさら♪

助六に揺れる〜 お星様きらきら〜
(意休はイライラ~♫)金銀砂子〜♪

私の机の前には、七夕の短冊が飾ってあります。
といっても、それは玉三郎さんのカレンダー7月の
揚巻の「七夕の節句」をモチーフにした俎板帯です。

DSCN0387_convert_20110707180434.jpg

金糸銀糸色々な糸でアップリケのように創られている
笹の葉や短冊、そして苧環(おだまき)の飾りも。
これはお裁縫や機織りが上達するように、と織姫にちなんで
七夕のときに祈りを捧げる風習があったのだそうです。

さて、何をお願いしましょうか。
願い事がいろいろありすぎて、すべて短冊にしたためると
俎板帯がたえきれなくてズルッとなってしまいますね。

ではひとつだけ。
玉三郎さんがますますご健康であられますように

今日は、曇り空なので星はよく見えないかな。
夏の大三角(こと座のベガ(織姫)、わし座のアルタイル(彦星)、
はくちょう座のデネブ)と、その近くの「いるか座」が見えたらいいなあ。

いるか座を見つけよう!
http://www.zero-co.com/seiza/guide/del.html

世界に二つとない揚巻の衣裳

 玉三郎さんがNHKのスタジオパークという
 トーク番組にご出演になられた時に(2年前?)
 幸運にもスタジオの中で拝見することができました。

 その時に、玉三郎さん自前の 
 世界に二つとない揚巻の衣裳がスタジオに飾られ
 玉三郎さんご自身が紹介してくださったんです。

 「これは、揚巻が黒い打掛を脱いだ後の、3月の、
  幔幕(まんまく)に、火焔太鼓
  衣裳ですね~」と玉三郎さん。

  幔幕には鳳凰を始め唐草などの細かいモチーフ
  そして裾にはの刺繍が金糸で描かれています。

 「桜の金糸銀糸の刺繍の中に、紙なのかそういうものが入っていまして
  立体的に見えるようになって盛り上がっているんです。
  こういう盛り上がっているところは時間がかかるので
  (衣裳制作に)半年はかかると思います」と。
 
  玉三郎さんの衣裳に対するこだわりは有名ですが
  実際に、その衣裳を目の前で拝見して印象的だったのは、
  派手じゃない~!こと。
  すごく繊細で洗練された、「静かな美」のイメージ。
  心をくちゅくちゅくすぐられるような魅力がありました。
  本物は、華美じゃないんだ~!と目からうろこ。
  
 「ゆかたなど合わせると自前の衣裳は50とか60着はあるんじゃないでしょうか。
  歌舞伎の衣裳はこれじゃなきゃいけない、という
  決まりはないけれど、揚巻は、江戸時代の岩井半四郎さんという女形さんが
  を着てお客様に見せるということを発案したらしいんですね。 
  それがあまりにも良かったので今でも伝わっているということですね。

  一番初めが黒でお正月、それを脱ぐと、春になって、次は七夕の衣裳で
  夏になって、一番最後は菊のものを着て秋になるんです。
  揚巻全部着ると、40キロなんです!」

  40キロを着て、これから一か月。 
  一枚、一枚、じっく-----りと拝見したいと思います。


  
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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