今年は、明治大学と、立正大学で!

初夏の恒例となりつつあります、明治大学リバティアカデミー
「坂東玉三郎 講演会 ―演じるということ2017」が開催されるそうです!

あんずさんと、おとらさんに教えていただきました。
毎度おおきに~ありがとー!でございます。

そして、今年は、8月には立正大学での講演会も催されるとのことです。
真夏にも玉三郎さんにお会いできるなんて!最強の夏バテ防止対策。
どんな猛暑も吹っ飛びます

明治大学は、7月26日(水)18:30〜20:00

一部 : 坂東玉三郎 特別講演
二部 : 特別対談 坂東玉三郎 × 土屋恵一郎

会場 :駿河台キャンパス アカデミーコモン3階 アカデミーホール
受講料3000円

申込み方法は下記のサイトにあります。
https://academy.meiji.jp/course/detail/3737/

立正大学は、8月8日(火)13:00~

「坂東玉三郎トークイベント 伝統文化の継承と新たなる挑戦」

対談 坂東玉三郎×小林順光(日蓮宗 妙源寺住職)
聞き手 寺尾英智(立正大学仏教学部教授)

こちらは、往復はがきでの申込みのようです。
詳細は、下記のサイトにあります。
http://www.nichiren.or.jp/information/files/2017/06/2c09cd8d9ee0ee0e88c996166da36e06.pdf

「お客様が「素敵!」と思った瞬間の心の動きこそが本質」

資生堂のクリエーターの方が、各界で活躍する方々と
「美」を語る対談シリーズに、玉三郎さんがゲストでご登場です。

「移ろう時代のなかで、純度の高い「美」を残すには 」というテーマで、
資生堂のクリエーティブディレクターであり玉三郎さんのファンでいらっしゃる
高橋歩さんがいろいろな角度から、たっぷりと質問されていて、
玉三郎さんが貴重な意見の数々を述べられています。

お二人の分野は違えども、ものづくりという視点で本質が語られていて
とても面白く、なるほどなぁ、と理解できて、何回も読み返しました。

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というわけで、こちらに全文がございます。

https://www.shiseidogroup.jp/advertising/talk/17.html

最後に掲載されている今後のスケジュールに
新しい情報もありますぞよ

「玉三郎さんが誘う、阿古屋の世界」へ@東劇

21日に東劇で開催されたJR東日本「大人の休日倶楽部」のイベント
玉三郎さんの舞台挨拶+シネマ歌舞伎「阿古屋」上映会に行って参りました。

今回、会員限定企画で400名ご招待のところ
なんと5600通もの応募があったのだそうです。うひゃー、すご過ぎます。
私は、会員のM様にお声をかけていただいたおかげで
幸運にも参加することができました。ありがたき幸せ。
倍率を知ってさらに頭を垂れ、もうMさんに足を向けては寝られません。
(どっちの方角かわからないのですけど。)

当日、東劇3階へ指定席券をいただきに。すると
前方のお席、中ほどのお席、後方のお席の3つの受付があって
見たいスポットを選んでランダムに指定席券をいただくという方式でした。
うー、どうしよう、やっぱり前だよね、でもどんな前なのかな、でも前だよね、と
一瞬、自問自答。すると前方のお席の受付の方が、大きな声で
「今回は、映画より、生の玉三郎さん!という方は前方のお席でどうそ。
こういう機会はなかなかありません」とおっしゃられて、そうだよその通り、
玉さんだよ!前だよ前!映画だってかぶりついてもいいじゃないか!と即決。
前から3列目のグリーン車指定席券をいただきました。

劇場に入ると、檀上に2つ椅子が置いてありテーブルにはお水が。
舞台挨拶というより、対談の設えです。玉三郎さんが喉が渇いてお水を
飲みたくなるほどお話していただけるのかもしれない、と
そばにいらした劇場の方に、玉三郎さんのお話は何分ですか?と尋ねると
「玉三郎さんのお話は20分程予定しております]とのお返事が。
おおお~、それ早く言ってよ~、とは言いませんけど、内心大喜びです。
前置きが異常に長くてすみません。

いよいよ玉三郎さんの登場です。舞台の袖からかなと思っていたら、
一番前の扉が開いて、玉三郎さんがスーッと現れました。
ツィードジャケットに黒いズボン、白いワイシャツに、美しい光沢の
シルバーグレイのネクタイで颯爽と。途端に爽やかな風が吹気抜けました。
同じカーペットの上を歩いていらっしゃるなんて、と、いちいち感動。

最初に玉三郎さんが「みなさま、こんにちは」とおっしゃられて、
そのイントネーションが「こんにちは」じゃなくて、「こんにちは」、
と下がったので、「ほんじつは的な、「こんにちは」、
かなと思ったのですが、一瞬間があって…空白が(笑)。あの時、
こちらも、「こんにちは」と言えばよかった、と後で悔やみました(笑)。

司会進行の方が、質問をされて玉三郎さんがお答えになるのですが
当意即妙、ピシャッと簡潔、深いお話の中に洒落っ気があって
いつものことながら玉三郎さんの明晰な受け答えがカッコ良くて、撃沈。

「僕が編集に関わることで、歌舞伎のどこを見ればいいか、専門家として
カット割りを選んで差し上げることができる」と編集の意図を、とても丁寧に
わかりやすく解説してくださいました。喋っている役者の顔をアップにすればいいのか、
その言葉が右隣の人にもかかっている場合、または左隣の人にかかっている場合
3人のカットで見ていただいた方がお客様がより理解しやすいのではないか、
など、その時々で歌舞伎のツボがわかるカット割りを選んでいらっしゃること。
それを、いかに説明的でないカット割りにするかが大事であること。
「歌舞伎座ではそのカット割りはされていませんので」とおっしゃられて(場内爆笑)。
それを聞いて、なるほど!と。玉三郎さんが編集されたシネマ歌舞伎を観るということは、
玉三郎さんの専門家としての視点で歌舞伎の世界へ,、そして阿古屋の世界へと
誘っていただくことなのだわ、と。
歌舞伎座では玉三郎さんばかりを観てしまうので、そういう意味でも、
歌舞伎を観る目を開かせていただけるシネマ歌舞伎なのだな、と
あらためて感慨深い思いがいたしました。

「阿古屋」という芝居は、平家が滅んでいくということを、阿古屋の体ひとつで
すべてが語られていくということが面白い。言葉がとても美しい芝居であること。
作家が演者に任せた戯曲、ほかにはあまりそういうものはないとおっしゃいました。
お話をしてくださる中で、「ラ~ラりラララ~」と阿古屋の弾くメロディを口ずさまれたり
景清が格子戸越しに阿古屋に声をかけるように「元気か、お前達者かっ」と
景清の声で語ってくださったり、阿古屋の「我が妻の~」と台詞を言ってくださったり。
とにかくサービス満点、盛り沢山で、ためになるお話を沢山聞かせてくださいました。

シネマ歌舞伎「阿古屋」は、制作に約10か月ほどかかったそうです。
修正を繰り返して、MA(Multi Audio)作業で音をつくりこんで、劇場で聞いているような音
でありながら、なおかつ美しい音をめざしています、と。劇場の雑音を取る作業など
いろんごな苦労がおありなんだなということがわかりました。

「阿古屋」の演奏で、万が一弦が切れた時のために裏には専門家の方が
楽器を2つずつ準備して待機しているのだそうですが、この20年間で、弦が切れてしまったのは
胡弓の1回だけ、だったそうです。お稽古風景では、三味線の弦が切れてしまったシーンが
あるのですが、あの時の玉三郎さんの表情やしぐさが、いいんですよー(萌えポイント)。

書き出したら止まらなくなってしまいました。
玉三郎さんの解説でシネマ歌舞伎を観ることの楽しさがいっそうふくらんで
その後に拝見したシネマ歌舞伎「阿古屋」はひとしおでした。
すでに2回観ていましたが、昨日は、3列目でかぶりついてドドドアップで
玉三郎さんが選んでくださったカット割りを味わい尽くしました。

舞台挨拶の域を超えたトークショー、最高でした。
玉三郎さんとJR東日本さんに深く感謝申し上げます。
そして、ぜひとも、またお願いいたします!

とても寒い一日でしたが、心はポカポカ。夕空がとてもキレイでした。

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「坂東玉三郎×十五代 樂吉左衞門」スペシャル対談 ①

京にんじんさんが、玉三郎さんと楽さんのスペシャル対談のレポを
送ってくださいました。とても細やかに、たっぷりと書いてくださり
まるでその場にいるような気分になって読ませていただきました。
行けなかったので、とても嬉しいです。どうもありがとうございます!
2回に分けて、ご紹介させていただきます。



行ってきました、「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術 
スペシャル対談 坂東玉三郎×十五代 樂吉左衞門」、2017年2月8日
 14:30~15:30、みやこめっ せ(京都市勧業館) B1F特別展示場。定員:330名。

受付開始は14時、1時間待つつもりで13時に到着、
すでに20人くらいは並んでいました。主催者側も列作り用のロープを張って準備万端。
330人の定員はチケット完売、満席だったようです。

わりと前の方に座れました。
会場はフリースペースの前方に演壇とスライド装置が設定され、
演壇上に2つのパイプ椅子とミネラルウオーターボトルとグラスとマイク。
座席も全部同じパイプ椅子。

樂吉左衛門さん、玉三郎さんの順に登壇、その順に着席。
樂吉左衛門さんは、細身の体型で、ツヤのあるシワ加工生地のグレーの
ジャケットに黒いマフラー、黒いパンツを着こなして、かっこいいです。
樂さんは、「いつもは作務衣、今回は何を着ようかと考えた」とのこと。
玉三郎さんは、たぶんストライプのほとんど黒の濃紺スーツに黒っぽい
細いネクタイ、ふつうの白いワイシャツ。いつものレッグウオーマーが見えました。
靴はふつうの革靴。

樂さんが口火を切って対談が始まりましたが、樂さんの声、口跡の良いことにびっくり。
金剛流の弟子としてお能を学んでおられるとか、さもありなん。

樂さんと玉三郎さんは、長年の親しいお知り合いらしく、「ご当代」「奥様」「ご子息」にも
触れて、なんどか笑いも取りつつ、楽しい1時間でした。

いくつか印象に残ったことをあげておきます。樂吉左衛門さんは、「当代」で統一します。

○当代と玉三郎さんの出会い
 
玉三郎さんがヨーロッパを20代後半で旅行していたとき、当代はローマに留学中、
「あ、樂家を継がれる方がローマで勉強していらっしゃるんだな」と思われたそうです。
篠山紀信さんと「冬の旅」をしていた頃ですね。当代は現在67歳、玉三郎さんは66歳です。

○展覧会の感想
 
感想を聞かれた玉三郎さん、「きのう拝見して、あんまりたくさんありまして、
びっくり」とおっしゃりながら、「初代の頃の人たちが何代続いたという重圧がなく
解放されているような感じがしました」
 
十五代、次期十六代も含めて、全員の作品が並んでいて、スライドで映しながら
当代が解説、玉三郎さんが、「すばらしい」「すきです」と感想を加えられました。
初代の長次郎と当代の作品が一番多いのですが、当代いわく「これだけの規模の
展覧会は自分が生きているあいだはもうできないだろう」という規模だそうです。

○九代目(了入)の格闘と開放

とくに、九代目の三つの茶碗については、当代が熱を込めて解説されて、
印象に残りました。九代目了入は「中興の祖」と言われたそうです。
「長次郎から200年、いまからだと200年前、このあたりは、なにをやっても先祖が
すでにやっていてがんじがらめになっていて、必死で模索したと感じます」
「黒い茶碗は40代、ヘラのカキかたが挑戦的、白い茶碗は60代、最後のは70代、
こどもがけずったような、開放された気持ちが感じられる」

白い茶碗については、玉三郎さんも「すばらしいと思いました。昔のものに思えない。
奥様も樂家に来たとき、いちばん印象に深かったとおっしゃってました」
当代は、「お客様に、あのお茶碗を見て作られたんですか、と言われることがある。
当たっているところと当たっていないところがある。表現的に、ヘラを使ったというのは
似ているけれど、質的、気持ち的には違うけれど、ときどきそう言われる」

○樂家の「一子相伝」

 「樂家では特別な教え方をするんですか」と訊かれた当代の父は「一子相伝で伝えることは
教えないこと」と答えたそうで、それを聞いたひとが当代に「ほんとうはそんなことないでしょ、
内緒で教えてもらってるんでしょ」と言われて、当代は初めて父がそう言っているのを知り、
ムラムラと反抗心が起きて「親に絶対訊くか」と思った、とのことでした。見るのは先祖のもの
特に長次郎のもの。自分の目で見て、自分でつかめ、仕事の上でも、技術の上でも、
「盗め」とよく言われたとのこと。
 食べ物屋さんとかのような、同じ品質を保つための一子相伝とは違っていました。

○「型」は「たとえば」

 当代の「舞踊とか能などでは「型」というのも大事なことなんでしょうね」に対して玉三郎さん
「カタチというのは伝えにくい。「基本」ということなんでしょうけど、同じことをやってもひとによって違う、
こうじゃないかということをやっていって、そこに型があったりして、「たとえば」なんでしょうね、「型」というのは」

おもしろいですね、「型」とは「たとえば」なり。

当代も「確かに。仕舞の本位「しおり」「あげは」とか型が書いてありますが、型一つ、扇子を納
めるすがたそのひとつでも、ひとによってちがう」と共感。

 注:「しおり」は泣いていることを表す所作。「あげは」これも能楽用語。ややこしいので省略。

○当代はA型、玉三郎さんはB型

 玉三郎さん「自分の場合は、一子相伝がなかったので、そのぶん樂だった部分もある。
それから自分の性格上、B型なので楽なんです」
当代「きのう家内から「玉三郎さん、B型ですって」と聞いて安心した。親しくしているひとに
B型が多くて、A型は少ない。A型同士だと、波長が同じで、ドツボにはまる・・・」
A型なもんで、悲劇的になる、真面目、B型なので、飛ぶんです、など、あちこちで血液型が出没しました。

○当代の作品について

玉三郎さん「このへん苦しんでいらっしゃるわね、というと、案内の方が「天とう」の頃と
おっしゃってました。後半のアフリカのを、開放された感じ。好き、と言ったら、
奥様が、主人が喜ぶと思いますって」

注:「天とう」というのがどれか、同定できませんでした。図録を買ったのですが、
よくわかりません。おわかりになられましたら、教えてください。

アフリカのについては、民博でアフリカの仮面を見せてもらって、感じたことを
作品にしたものだけれど、高台がついていない、お茶を飲んでもらったら、
熱くて飲めないといわれたとのこと。

○夜と昼

京都での展覧会の間の対談で、ゴリラのフィールドワークをしている山極先生に、
「ゴリラの手は両面が黒い。それは昼間の大地の色。樂さんの黒は、夜、
月の光があたっている黒ですね」といわれて、ショックだったという当代。
理由は、若い時は昼夜逆転だったが、焼き物をやると決心したとき、
夜は仕事をしないと決めた、それなのに山極先生にそういわれて、
「やっぱり俺は夜か」とすごいショックだと。

それに対して玉三郎さんの「夜ってそんなにショックでしょうかね」に会場大爆笑。
玉三郎さん「すみません、身も蓋もないこと言っちゃって」
当代は「夜というのはどうしても山姥がシャーシャーシャーシャーと鎌をといでしまう感じがあって」

玉三郎さんの「真夜中のノート」を思い出しました。夜は友だちという感じです。


玉三郎さんトークショー@神戸

「壽 初春大歌舞伎」の千穐楽、おめでとうございます!(遅いよ)

井伊直弼さんを、今回ほど羨ましいと思ったことはございません。
お静の方との、心と心のふれあい、愛のこもったやりとりに
いいな~いいな~いいなおすけ~
という歌まで作ったほどでした(アホですいません)

しばらくは、玉三郎さんの舞台はないんだな、と思って沈んでいたところへ
おとらさんから朗報を送っていただきました!

歌舞伎俳優 坂東玉三郎トークショー

が、神戸文化ホールで開催されます!
最初にパッと見て「歌」という文字が目に飛び込んできたので、
一瞬、「坂東玉三郎歌謡ショー」と脳内変換してしまいました。ちがうちがう。
玉三郎さんのトークショー、嬉しいですね。夏の神戸へゴー!ゴー!
とたんに元気が出て参りました。
おとらさん、いつもどうもありがとうございます。

下記、神戸文化ホールのサイトより抜粋させていただきます。

日 時  2017年7月15日(土)
開 演  14:00 (開場 13:30)
会 場  神戸文化ホール 中ホール
料 金  前売 5,400円
当日 5,800円 (全席指定・税込)

発売日  2017年3月13日(月)友の会先行
2017年3月17日(金)一般発売

歌舞伎の世界を超えて世界的に活躍する日本芸術界の至宝の
“ここでしか聞けない話”
歌舞伎の定期公演ではいずれも主要な役を演じる坂東玉三郎。
歌舞伎界では無くてはならない存在となっている上、
その普及を目的としたシネマ歌舞伎や舞踊公演、鼓童の芸術監督、
世界的チェリストヨーヨー・マをはじめ
他ジャンルのアーティストとコラボレーションを行うなど、
歌舞伎の世界を超えて世界的に活躍しています。

本講演会では、もはや日本芸術界の至宝といっても良い彼の
歌舞伎や舞台への姿勢や芸術に対する洞察、
歌舞伎の立女形としての神髄、歴史的な背景を基とした話、
歌舞伎は五感で感じるエンタテイメントであること等々、
貴重なお話を聞くことができるでしょう。

また、ここでしか聞けないプライベートな話や裏話まで!?
質疑応答を交えて楽しく分かりやすく講演を行います。
是非、お越しくださいませ。

(講演時間は約90分。聞き手あり)
プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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