18日の「幽玄」へ。

初日は、心はここにしかないのに心ここにあらず状態で(ややこしい)
ずっとふわふわしていましたが、昨日は少し落ち着いて「幽玄」を観ました。

「羽衣」で鼓童の皆さんが着ている裃(かみしも)には、
玉三郎さんの熨斗菱の紋がついているんですね。
鼓童の皆さんが横一列にズラッと並んで演奏されることは今までもありましたが
裃をつけているとガラッと印象が変わりますね。荘厳。

昨日さらに快感だったことは
太鼓の音がどんどん激しくなっていき、天女や花子さんの感情の高ぶりと
かぶさりあうようにヒートアップしていって、すべてが頂点に達した時の
カタルシス!たまりません。スカッとして、自分の頭のてっぺんから
シュワ―ッと体中の毒がが抜けていくような快感がやってくるのです。
五感の悦楽というか、あの感覚は、あの場にいなくては味わえませんね。

台詞がまったくないのに、情感が細やかに伝わってきます。
玉三郎さんと舞踊家の方々の身体の動きや表情からいろんなことが読み取れて。
言葉にしない分、逆に伝わってくるものがあるなと思いました。

舞台装置がとてもシンプル。人間と、太鼓。
そこから放たれる「気」の凄さというか、
人間の気迫、生命の力がずんずん迫ってきて、
最後の獅子の毛振りで最高潮に達して、人間の気の圧に
気おされてしまって。自分が、冷静ではいられなくなるのです。
玉三郎さんが舞台の前のギリギリまで出ていらして
左側をキッと見て、毛を揺さぶり、右側をキッと見て毛を揺さぶり。
その目の輝きと、凛々しさと、動きの色っぽさに、身震いしました。
何だか凄い体験をしているなぁ、という瞬間の連続。クセになります。

明日は、何を感じるでしょうか。東京での感じ納め。早いなぁ。

グッズコーナーには、玉三郎さんの新作ファイルがいっぱい!
迷いに迷って、こちらをゲットしました。不思議な光。玉三郎さんが少年!

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遠征クィーンのパールさんが終演時間を心配されていたのでパシャッ。
ぜんぶで2時間20分の公演とのことです。

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初日の「幽玄」へ。

16日午後6時半開幕!「幽玄」を観て参りました。
オーチャードホールに到着して、まず座席へ。
チケットには7列と書いてありましたが、5列目までがなくて
実際には2列目の席でした。おーッ!舞台が近いッ!

もちろん花道はありませんが、舞台から通路に降りる階段(ミニ梯子)が
かけてあり、ここから出入りがあるのかな、と想像してみたりして
ソワソワドキドキワクワク。生まれて初めて観る「幽玄」への思いが、
開演直前には風船が膨らみ過ぎてはちきれそうになるくらい膨らんでいました。
大人になっても、こんな気持ちを味わえるなんて幸せです。

昨日は、とにかく夢中で観て、ひたすら感じて、まだちゃんと内容を理解できて
いないので、何をどのようにお伝えすればいいかわからないのですが、
その感じたところを、少しだけ書かせていただきます。

「羽衣」の幕が開いて、鼓童の方たちの演奏と謡を聞いていたら
なぜか高野山という言葉が浮かんできました。深い山間の清涼で
凛と澄んだ空気や、初心の息吹のような魂のほとばしりが感じられて、
新しい領域に踏み込んでいる鼓童の皆さんが、とても清々しく映りました。
花柳流の舞踊家の方たちが登場して船頭さんのような振りをされて
あ、山ではなくて海辺だった、と。物語が始まって、羽衣を求めて
玉三郎さんの天人が現れたときの神々しさときたら!
透明なのです。澄みきった存在なのです。幽玄を感じました。
これからご覧になる方ばかりですから、詳しいことは控えますが
皆さんが一番知りたいことを申し上げますと、
玉三郎さんは、たっぷり舞ってくださいます!
舞台の一番前のギリギリまで来て舞ってくださいますよーッ!

二幕目では、鼓童の皆さんはいつものストレッチ素材の衣裳で登場。
今回はすべてお能と思っていたので、何だか少しホッとしてしまいました。
あ、正座から、ちょっと足をくずしてもいいのかな、みたいな感じで。
「道成寺」は、とても自由で、いろんなエッセンスが詰まりに詰まっていて
こんなの初めて!づくし。めずらしきが花。めずらしき花子さん。
玉三郎さんの舞いが、独創的でモダンで惹きつけられました。
そして玉三郎さんも、太鼓を打つのです!鼓童と一緒に。
どの太鼓かは、観るまでのお楽しみに。
そして何よりも、玉三郎さんが「道成寺」という題材で、鼓童と共演している
という事に胸がいっぱいになってしまいました。
玉三郎さんが注ぎ込んできた愛情と、それに応えて邁進してきた鼓童と
次々に生まれてきた作品、その17年という歳月と、培われてきた信頼関係と。
いろんなことに思いが巡っていって、胸が熱くなりました。

ラストの「石橋」では、熱狂しました。玉三郎さんの獅子に。
八千代座で見納めと思っていた獅子を、また拝見することができるなんて!
そしてそしてそして毛振りもやってくださるなんて!シビレマシタ。
立ち姿はもちろん、その姿の美しさに。そのお顔の凛々しさに。
眼差しが輝いていて、きりりとして、カッコ良すぎます。
もう興奮してしまって、心臓が早打ちしました。本当に幸せ!
カーテンコールも、獅子の美しい姿で、何回もお辞儀をされて
清々しい笑顔が見えて、最高でした。後ろから「ブラーボー!」という声が
飛んできて、私も思いっきり「ブラボー!」と叫びたかったです。その勇気がなくて、
「玉さん、すごい!玉さん、すごい!」とぼそぼそと、玉さんを見ながら、
ひたすらつぶやいていました。

「幽玄」という作品の素晴らしさにもっともっとふれたいです。
なので、明日もまた観に行ってきます。

初日おめでとうございます。

待ちに待った「幽玄」が、本日開幕です。初日おめでとうございます。



お天気も良くなって、爽やかなスタート!

なにがでるかな?なにがでるかな?

まったく初めて拝見する舞台に、胸の鼓童(こっちで)が、
ドコドコ、ドコドコ、高鳴ります。

松竹WEBや、オーチャードホールのサイトでは
すでにチケットは完売になっていますが
当日券が出るとのお知らせがありました。

思っていたより仕事が早く終わりそう!という方は
オーチャードホールへ、ゴーゴー!

下記、オーチャードホールのサイトより、抜粋いたします。

当日券のお知らせ

坂東玉三郎×鼓童 特別公演 『幽玄』
各公演、開演1時間前からオーチャードホール当日券売場にて、
S席13,000円(税込)を販売予定。
※お一人様2枚まで
※他のお席は購入時、当日券売り場にてお問い合わせください。

詳細はこちら
https://t.co/1we0m7AXkE

<お問合せ>
チケットスペース 03-3234-9999
Bunkamura 03-3477-3244<10:00~19:00>



さーてっと、夕方までは働かなくちゃ。でも、仕事が手につきませんわ

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「幸せを売る男」のペギーさんと玉三郎さん。

今日の読売新聞朝刊に、素敵な記事と写真が掲載されていますよ、と
あんずさんが、写真を送ってくださいました。
どうもありがとうございます!

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わぁ!まさに「越路吹雪に捧ぐ」のラストを飾った曲
「幸せを売る男」のお二人です。
ペギーさん、すごくイキイキしていて楽しそう。
玉三郎さん、照れているお顔がいいなぁ。
心が和みました。

しあわせな時間は、瞬間、瞬間。その貴重なひとときを
あの日生劇場で共有させていただけたことの
有難味を痛切に感じる出来事でした。
手の温もりが感じられる写真、ペギーさんと玉三郎さんは
心と心も結ばれていますね。

私は、玉三郎さんがご出演になられたことで、コンサートに行き、
ペギーさんの歌を生で聞くことができて、本当に良かったです。
「幸せを贈ってくださったお二人」に、どうもありがとうございます!
と声を大にして申し上げたいです。

記事の全文はこちらです。
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「下関、行ってまいりました ! 」 by パールさん

7日から今日まで開催されている玉三郎さんの下関舞踊公演の
熱々レポをパールさんが送ってくださいました。

パールさん、口上など、とてもくわしく書いてくださって
本当にどうもありがとうございます。
玉さんロスで冬眠したままでしたが、生き返りました。

こちらでもご紹介させていただきます。



下関、行ってまいりました

桔梗さん、こんばんは!月末近くからすっかりご無沙汰してしまって(汗)

もう昨日になりましたが4/8の下関公演に行ってまいりました。
口上から始まり『傾城』『藤娘』と
本当に久しぶりに全部が玉様という公演でした。

口上は
・下関という地は壇ノ浦があり、歌舞伎にも沢山作品がある源平が
戦った場所ということでご縁を感じる。
・下関で最初に公演してから12年が経ちます。
昨日の口上では10年、と申し上げたので正しくは12年と本日の口上で
訂正させていただきます(笑)
・舞踊というと武原はんさんですが、彼女は肩幅が張っていて女性の
舞踊家にふさわしくない体型だと言われていたのですが、着物の着方・
帯結び・髪型などを工夫して大きな体型をカバーし誰もが知るすばらしい
舞踊家となった。地唄舞3題で旧の歌舞伎座を満員にした方です。
・先月はイタリアに仕事で、又、ニューヨークにも13日ほど行ってきました。
ニューヨークは特別な街。
そのニューヨークではブロードウェイなどで毎日のように舞台を観ていました。
私たちの若い頃は私より上の世代や下の世代も皆、舞台を観に
足を運んでくれたので今の僕があります。
が、最近の若い方は人と人が会うことをしなくなった。そのせいか
商業演劇は苦戦している。
会うということは大切なこと。これからも皆様がこうして足を運んでくださるように、
生きている限り(元気でいるうちは、だったかも)舞踊ではなくとも朗読だとかなにかで
皆様に来ていただけるようにしていきたい。

そんなお話をされていました。

『傾城』は歌舞伎座の豪華バージョンではなくお一人+玉雪さん功一さんの
後見でしたが、華やかであちこちから感嘆の声やため息が漏れる
美しい傾城でした。
打掛を着替えることで四季を感じていただくと口上でおっしゃっていたように
玉雪さんのちょうちょから最後に雪が舞うところまで
短い時間に一年が凝縮された舞踊でした。

『藤娘』はいつ見てもどの仕草も細やかで可愛らしく
盃を重ねて酔いでふらつきながらも屏風に手をかけるところなども
またまた感嘆の嵐で、あの場面のひと時に一緒に閉じ込められて
しまいたいような時が流れてほしくない幸せな時間でした。





プロフィール

桔梗

Author:桔梗
坂東玉三郎さんの 芝居に舞踊に歌唱に舞台演出に 映画監督に朗読に執筆に 歩く姿も潜る姿も後ろ姿も素ッピンも☆☆ すべてに魂を揺さぶられ〜~ 玉さんブラヴォ----ッッッっ!なエブリデイ!

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