十月大歌舞伎のフィナーレ、素晴らしかったです!
スカッと晴れあがった、今日の青空のように、
舞台を拝見していて、清々しい気持ちになりました。
ご出演の皆さんが、このひと月の間に積み上げられてきた
熱い塊のような心の結束を感じました。
お二人の勘三郎さんが、きっと天の上で
祝杯を上げられていることと思います
最近、自分が健康で、毎日、元気に過ごせることが
本当は奇跡的なことなのだと、つくづく感じます。
つい、自分に足りないことを嘆いたり、
多くを求めてばかりで、いけないなぁと思います。
玉三郎さんはじめ皆さんの素晴らしい舞台を拝見できて
こんなに贅沢な時間はありません。最高に幸せな気持ちになれました。
玉三郎さん、皆様、どうもありがとうございました!
明日は、鼓童の「神秘」が、千穐楽ですね。もう一回、観たかったなあ。
そして、「演劇人祭」で、また歌舞伎座へゴー!楽しみです。
あーあ、終わっちゃった、淋しいなぁ
まんの、まんの、万野―――――っ!
楽日の寺子屋は三階から拝見。
玉三郎千代が涙ながらに嘆くのを横で聞く仁左衛門松王丸の両手は
、袴を掴んで握りしめられていて、涙をこらえているようでした。
こらえきれなくて、泣いておられたのでしょうけど。
そして、下手でじっと控える勘九郎源蔵の膝には、涙の跡がポツポツ、茶色の着物に滲んでいるのが見えました。
「追善興行」の演目として、忘れがたいシーンになりました。
最後の鰯売も、無事に終わって、「いい兄弟ねえ」というまわりの声に共感しながら、今回はとっととホテルに帰りました。
だけじゃないでしょうけど…桔梗さんの心の叫びを拝見しますと、万野さん、良かったんですね♪
私は楽日は夜の部だけ行って参りまして。
素敵な『寺子屋』を目撃しました。
子供と別れるときを思い起こしながら、
ようやく吐き出すように思いを吐露する千代さんには、
こちらも胸が締め付けられました。
笑いましたか!のあとの松王丸の優しい微笑みが…
なんでそんなに優しく笑えちゃうんだよぅ…!と胸を突かれた瞬間でした。
観客としては、より悲劇的に感じた瞬間でしたけど、
親として誇らしさがにじみ出てて、
松王的には救われたような親には果たせなかったことをなしえた羨ましさとがないまぜになると、あんな素敵な笑顔になるんでしょうか。
勇ましい松王の家庭的な一面を感じたあと、
いろは送りで、千代さんが刀を差し出す時の松王さんとの一コマが、
千代さんはしばし刀をじっと持ち、大切に渡し、それを松王さんはとっても優しく受け取っていて、うんうんって…うなずいてらした?
ここでこんなに夫婦の情愛というのでしょうか…が流れるのを感じたこと無かったんじゃないかなって驚きました。
やっぱり、これぞ、仁左玉コンビ…。
鰯売、勘三郎さんと玉三郎さんの伝説的な共演を私は生で拝見したことがないんですけれど、
ご兄弟を観ていて、かわいくって、とてもほんわかできて。
三島先生も喜んでくださってるかなぁ…。
勘九郎さんの猿源氏を介して勘三郎さんを想う空気と、
今の勘九郎さん七之助さんを存分に味わい、愛でる空気とが充満し、
劇場が一体化していたような気がしました。
最後にお二人が花道で観音菩薩さまに手を合わせるところは、
もう自然と…追善最高潮。拍手も一層大きかったですよね。
中村屋さんの楽日にお邪魔できて、
心が温かくなって、嬉しい夜でした。
さて、本日の演劇人祭はたいそう盛り上がったみたいで。
歌舞伎座の劇空間の中の、玉三郎さんの地唄や朗読を生で拝見したかったのですが…。
桔梗さんのレポや皆様の感想を首を長くしてお待ちしております♪
京にんじんさん
千穐楽の「寺子屋」も、涙なみだナミダ。
今回ほど、夫婦愛というものを感じたことは
ありませんでした。
人間愛とも、言えるのでしょうか。
温かい気持ちになりました。
3回忌じゃ、まだまだねぇ。。。
私も、父が今年3回忌だったのですが
まだ1年経ったくらいの意識しかなくて
生きていても時が過ぎるのは早いけど
死んじゃってからってもっと早いんだなと実感です。
不思議な時の流れ方というか。
忘れ難い追善興行になりましたね。
昨日は、とっととホテルへ(笑)
私も、大人しく帰りました。
くるりんさん
万野さんが恋しくて、恋しくって、
しょうがないんですよ。玉さんの濃厚キャラが。
心に棲みついちゃってる感じで。
何回も観に行ったせいもあるんですけど(汗)
憎たらしいのに、憎めない!
まんの、まんの、万野ー、って叫んだ方の声も
良かったんですよね。どなたなのかな。
貢さんの、まん呼べ、まん呼べ、まんの呼べ~~も
良かったんですよね。
なんだかんだ言って、万野さんはみんなの人気者??
「寺子屋」の感想も、ありがとうございます。
ひとつひとつの情景が浮かんできました。
あんなに切ないお話なのに、心が救われるのは
今回、特に、夫婦の情愛が感じられたおかげでした。
こういう気持ちになったのは初めてでした。
鰯売を、追善の演目に選ばれて大正解でしたね。
勘三郎さんが、玉三郎さんとおやりになる予定だったと
何かに書いてあって、うううう、、と詰まりましたが
でも、今回のご兄弟の鰯売も、悲しみが湧くのだけれど
とてもハッピーな気持ちになりました。
「演劇人祭」は、宝塚なるものを久しぶりに(小学生以来)
間近に拝見して、感慨がありました。
ベルばらの「ブロンドの~髪~ひるがえし~」の歌が不意打ちで
ツボのど真ん中に入っちゃって、泣きそうになりました。懐かしすぎる。
で、玉さんですよね。ニマニマ
朗読劇は、客席はほぼ真っ暗で、お二人の顔に
オレンジ色の光が当たっているだけ。
どんどん情感が高まってきて、切なくて、胸がいっぱいに。
東京で初めてという「鉤簾の戸」も、時が止まったかのように
シ―――――ンと静寂の中、堪能いたしました。素晴らしすぎる!
近いうちに感想を書きますね。
充実の千秋楽でしたね 私は2階から見てました
どの演目も勘三郎さんの面影が重なり 悲しくもあり
しかし、立派になった子供たちを頼もしくも思えたり (そして泣)
大人たちがみんな精一杯の力を出し合って兄弟を盛りたてている
それは、みんなに愛された勘三郎さんのお人柄があればこそでしょうね
それにしても兄弟 「ここまで来たかブラザー!」のキャッチがハマってます (このキャッチ、ツボに入ってます、私
)
千秋楽ということもあったのでしょうか 昼夜すべての演目に熱が入ってて 丁寧に演じられ、見応えがありました
とくに勘九朗君の猿源氏は 父上を超えたのでは??
七之助君の蛍火も上々出来でした!!
カムロだった鶴松君が傾城に(^O^)/
歌舞伎界の重鎮が次々去り、いま若手が頑張らなければならない時になってしまって、演じ手も観客も戸惑っていました
今回の舞台を見てこの戸惑いが少しずつ払拭されていく予感がします
過去にも先輩役者が次々去って若手が成長した歴史的時代があった、今は私たちが同様な時を目撃している、後世に語り継がれる時を共有していると思いませんか?
後々 歌舞伎関連の書物にこの時代の事が書かれ、当時の観客はブログなどで云々と 書かれちゃうわけでしょうねー
そういえば 歌舞伎座の外をTVカメラを抱えたクルーが通り過ぎたのを目撃しました、この楽を取材したドキュメント放送があると良いなぁ
ムジコさん
楽は2階からご覧だったのですね。
>大人たちがみんな精一杯の力を出し合って兄弟を盛りたてている
私も、千穐楽の日は、一つになっている皆さんの結束力、みたいなものを感じて
とても清々しい気持ちになりました。温かくて、力強くて。
鶴松くんは傾城でしたか、見逃しちゃった。
もうカムロはできないですね。
若手の皆さんも一生懸命ですよね。
大先輩と同じ舞台に立って、きっと成長著しいことでしょうね。
同じ舞台に立つのが一番、と玉三郎さんも
言ってらっしゃいましたね。
観客は、それを目撃して、いろいろ思うわけですね。
ドキュメンタリー、とっても拝見したいです。
あるといいですね。
>「ここまで来たかブラザー!」のキャッチがハマってます
この間、ブラザーのCFに勘七ブラザーが出てました。
お~っ、メジャーな広告なのか、とびっくり。
「ここまで来たかブラザー」のコピーでした。
今や、ブラザーはミシンではなく、ファックスなのですね。